2015年6月4日木曜日

web@yoichi(避難中/TOP)



 

Site Meter こんにちは、yoichiです。
おかげさまでweb@yoichiも47,000ヒットを突破し、
今年は...ぼちぼち楽しみましょう!
ここが起点/中継点となり、なにかが動き出すといいな。
これからもみなさんよろしくお願いいたします。



mail to yoichi

web@yoichi(避難中/LINK)




Witchenkare(ウィッチンケア)
万年昼行灯ライフのオレが10年に1度くらいのガッツ、でつくるインディーズ文芸創作誌。2012年4月にVol.3を発行。読んでくれないと、オレは一緒に遊びません(半分マジ~)! みなさんどうぞよろしくお願い致します。
MANABI YAMAGUCHI ホームページ
web@yoichi制作に協力してくれたイラストレーター山口マナビさん(本人いわく「センス抜群! 超個性! 21世紀に残したい才能!」)のHP。作品も多数掲載されています。
Peter Gabriel
大好きなピーター・ガブリエルの最新情報がわかるHP。私は「月影の騎士」で目覚め「幻惑のブロードウェイ」で完全にやられ、いまに至ります(遠い目...)
さるすべり家頁
私をパソコン/インターネットの世界に導いてくれたお師匠、さるすべり中野(中野純)さんの家。じつにマイペースに、でもしっかりと更新され続けています。
PAZAPA INC
有北眞也さんが社長のパザパは「広告/編集の分野でクリエィティブなサービスを提供」する原宿の会社。「大和魂よりアロハ魂」という有北さんの名言にはシビれます。
SHIGEKIX HOME PAGE
平成の働きバチこと、編集者/ライター/大学の先生(そしてトランステクノ系DJ)・木村重樹さんのHP。木村さんとは2人でときどき「お洒落なお茶」するのです。
武田徹ホームページ
【殺して忘れる社会---ゼロ年代「高度情報化」のジレンマ】(河出書房新社刊)等の著者・武田徹さんのHP。長く続いている掲示板の数々の言葉に、オレはしばしば釘付けになります。
Looking For PREFAB SPROUT
プリファブ・スプラウトは私が1980年代にがつーんとやられて中毒になったイギリスのバンド。sneezeさんのこのHPを発見したことは、私がネットを始めて最初の大衝撃でした。
Brazil66's Assemblage
そしてこちらはプリファブが縁で知り合いになったBrazil66さんのHP。現在は閉鎖されてしまいましたが、しかしいつかまた再開すると信じてリンクはそのままです!
KISHINO You-ichi website
文筆家(映画評論/音楽評論etc.)&音楽家(スペース・ポンチ/ヒゲの未亡人etc.)として活躍する岸野雄一さんの最新情報がわかるHP。なんと多才で、しかも博学なこと!
serial jap
我妻俊樹さんの文章には人の心を金縛りにする魅力があります。このリンク先からさらに網の目のようなリンクを辿ると、現在の我妻さんの言葉が聞こえてくる!?
Holydogs ホームページ
熱い(でも繊細な)ブルースロックを聞かせるバンド・Holydogsの情報発信地。バンマスは斎藤宏樹さんですが、お~い、また一緒に音を出せる日は、果たして...。
“暮らしのリズム”的できごと
そして斎藤さんとはかつて同期でもあった、友田聡さん(スタイリッシュなドラマー)のブログ。和の暮らしや文化を大切にしながら、さまざまな活動を展開中です。
浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage
イラストレーター・エッセイストとして、マルチな活躍をしている浅生ハルミンさんのブログ。映画「私は猫ストーカー」(2009年)の原作者でもあられるのです。
Bienvenue!! PAUMES
私の大好きな写真家・徳吉久さんの会社のHP。海外アーティストをサポートしたり、書籍やカタログを制作したり、ギャラリー・ショップの運営などをしています。
マイカ ヒューマンラボ
「『聴く力』磨けば人生うまくいく!」(マガジンハウス刊)の著者・船見真鈴さんの活動拠点。かつてともに著書刊行元で仕事をし、いまは目指す道こそ違え、どこか“ロックっぽく共振”する人なのです。
Yamaking's web
やまきさんと最初にお会いしたのは赤坂の某事務所ででした。以後、ずいぶん長く、一緒に本をつくる仕事に関わってきたなあ(しみじみ)。いっつもロックの話につきあってもらって!
ブンカサーバー
浅野浅蔵さんの主宰する「ブンカ的総合サイト」。世の中のさまざまな「面白い」に関する情報が、テクストや画像で発信されています。最近動いてないの、かな!?  お元気ですか?
ターボ君のたわごと
ターボ君、こと私の大学時代のサークルの先輩・大関孝明さんのブログ。ワイルドな味わいのギタープレイ、そして繊細なメロディのオリジナル曲が印象に残っています。
白山駅のブログ
痒い所に手が届く、国境知らず、そして他の追随を許さない音楽雑誌『Oar』編集長のブログ。駅長との音楽話はとても刺激的で、時間があっという間に経ってしまいます。
872 WOMAN(ハナヂ ウーマン)
バービー人形、少女マンガ、ハワイ、そして本業の音楽(多数のCMソングを手がけています)。好奇心が世界を駆けめぐる、岡村みどり(みんとり)さんのブログ。
www.italianmusic.jp
音楽誌「レコード・コレクターズ」「ストレンジ・デイズ」等でも活躍中の、片山伸さんのHP。ここはじつに、奧深い! マルコーニおばさんの~、くらいしか知らない私は完全に脱帽です!
あんぱん団!
ライターの神田ぱんさんのHP。モノゴトをはっきり言う姿勢は、私は見習いたいかも。おっかねぇけどやさしくて頼りになる、ネットで知り合ったロックともだちです。
まだ見ぬホテルへ
「まだ見ぬホテルへ」(日本経済新聞社刊)等の著者、稲葉なおとさんによる、世界各国のホテル情報を掲載したHP。一級建築士、紀行作家として近年はますます多才な活躍です。
a-plus architecture
中学校以来の友人で、いまは一級建築士として「家づくり」の仕事に邁進している荒美信一郎さんのホームページ。建築に関する話題だけでなく、街に関する雑感なども書き込んでいます。
U+B+A :udj+blog+artworx
私が日本一好きなロックバンドTENSAWのヴォーカリスト、saybowこと田中聖一さんのブログ。saybowの音に日本語を乗せるセンスは、奇跡的にすばらしいのです!!
Tea-ism
大学の先輩Nobueさんの、南青山にあるお茶の専門店。夏は麦茶/冬は玄米茶ガブガブの私も、たまにはニューヨーカー気分で、お洒落なティータイムを過ごしてみたい……。
お騒がせな嬉し哀し日々の通勤諸風景
「お騒がせ乳業」こと、矢吹洋一さんのブログ。彼のビートルズに関する知識の深さには敬服致します。そしてブログを見ていると、きちんとした勤め人の日常が伝わってきます。
ku-fu-rin
インターネット雑貨ショップ「クーフーリン」の店長・土屋マキコさんのブログ。1930~60年代のアメリカやヨーロッパのステーショナリーとキッチン雑貨を扱っています 。
IKASU!おやじ天国!
私の大学時代のサークルの先輩・○○○さん(名前出してよければ連絡ください)のブログ。エフェクターをラックにし、二郎系ラーメンを食べ歩く、謎のおやじのビザールな生活が眩しい...。
麻雀B-ROOM
Mac OSが10になって、もう会えないKIKUCHIさん、MARIMOちゃん、KUMIちゃん……。Not Found The requested URL was not found on this server.
トップページへ

web@yoichi(避難中/世の中のこと)




まるで外国に住んでいるような...
ええと、ここんところHTMLの不便さにも負けずあちこちちょこちょこ更新したもので、それでここにもちょっとなにか書き足そうと思ったのです、が。
はい。あいかわらず世の中に言いたいことをたくさん抱えて生きています。あっ、でも、言う気力は激萎えです。なんというか、言いたいことを言う気力がある うちはまだ、その「世の中ってやつ」が自分の範疇に存しているというか、自分と関わりのあるものだと思えているというか、そんな感じなのかもしれません が、しかし最近のニュースとかを耳にしても、オレにはほとんど「それってどこの国の話?」って...。
みんな、そんなに相撲界のことについて考えたいの? 去年の今頃はのりピーと麻薬で、それでこの国は麻薬撲滅に成功したんでしたっけ? いまは週末の参院 選挙の争点とかを話し合ったほうがいいんじゃないの? ...mmm、やっぱり自分が考えているというより、どこかから問題を投げ込まれて「考えさせられ るように仕向けられている」感が強くて、萎えます。
...あるいは、自ら世の中に関心を持たないよう自分を仕向けて生き存えているような気もします。それは生命力が落ちているというか、自分に自信を失いか けているというか、まあ、耄碌してもしょうがない年なんですけれどね。あっ、でもここまで「根拠のない自信」だけでやってきたオレが自信喪失したら、立ち ゆかないですねぇ。
ということでもうしばらくは世の中に文句などひとつも言わず、この先もうしばらくやっていくための体制を模索します。ちょっと、いろいろなものごとを足したり整理したり組み替えたり消し去ったりして。
ではでは、今日は七夕。
(20100707)

さよなら有明家、さよなら魚寅
...な~んかここは最近、寂しさの吹きだまりですが(世界は哀し過ぎる...)。
え~と先週~今週末のおれはクソ忙しくてデスクにいるときはほとんど朝から晩までカネになる字を入力しておりますが、そんな日々の合間をぬって先日ひさし ぶりに下高井戸食材買い込みツアーにいきまして、そこで衝撃の事実を知り、週が変わっても哀しみが薄まらず、カネにならない字を入力してサメザメした気分 をどうにかしようとしております。
近年はどこの町のむかしながらの商店街も時代の変わり目の際に立たされて、ふと気がつくと「あれ、あのお店閉めちゃったんだ」みたいなことが多いのですが (って、そんなことばかりこの部屋には書いているんですが...)、そんな時代であっても京王線下高井戸駅を中心に広がる商店街や市場あたりは比較的いつ でも賑わっています。私ゃここ15年くらい、どこに住んでいようと電車を乗り継いでこの一帯にいき、どっさりと食材を買い込んでくることを無上の喜びとし ておりました。んで先日、今年初の下高井戸詣をした際に、とくに好きだった2軒のお店が今月いっぱいで店じまいをすることを知り、まるで直子に死なれたワ タナベ君のような喪失感に苛まされております、やれやれ。
佃煮と漬け物の「有明家佃煮店」さんはこの「有明家」の 系列というか、親戚筋のご夫婦(たぶんご夫婦)のお店で、私は「ここの佃煮と漬け物が世界でいちばんおいしい!」とは言いませんが、とにかく値段が良心的 でして、プライスとグレードを天秤にかければ「これはサイコー!」と言い切れる、おいしい品揃えのお店です。なんかさぁ、高級品の佃煮をありがたがってチ マチマ食べるより、こういうのをバクバクモリモリ食べちゃうことに、おれは至高の幸せを感じたりするもんで...。アサリ、うまい。ハゼ、うまい。福神漬 けも紅ショウガも煮豆もうまい。意外にシブいところでは、でんぶがうまいと思ったのはここが初めて。
そして「魚寅商店」さんは、お れ的には「魚寅にはずれなし!」と絶大なる信頼感のもとに買い物をしていた、町のふつうの魚屋さんでした。長靴を履いてお客さんと丁々発止のやりとりをし ながらドンブリ勘定で魚を売るおじさんのダミ声とか文化遺産なんじゃないかと思いながら、長く買い物自体を楽しんでいたものです。ここ数年は、おじさんが 「買ってけ」と言ったものを買って帰っていました。いままで買ったことのなかった白子を薦められ、ええっ!? と狼狽えていたら「葱をたくさん入れて白子 汁にするんだよ」と言われたのでそのとおりにしたら、なんとおいしかったことか! ああ、季節ごとの鮮魚、250円の辛口の塩鮭...、自家製のエボ鯛の 干物...。
どちらのお店で買ってきたものも、とにかく家にごはんがあれば最高の食事になるところがグレートでした(「魚寅」さんの魚は、そのままか焼くか煮るが一番おいしかったです)。とにかく「最強の炊きたてごはんのおかず」が2店同時になくなってしまうなんて...。
「いままで40年、よくやってきたと思うので終わりにします。ありがとうございました」と言った「有明家」さんのご主人の表情が、つらかったです。閉店の理由を詳しくは知りませんが、こんなとこの1月中旬の記述を読むと、ずいぶん急な話だったみたいだし。さらに このブログなんかも読んじゃうと、残念な思いがずんと増してしまうのだった(辛い鮭の趣味まで一緒だ(^0^; そしていいなあ~、おれはついに最後まで「魚寅」とおじさんとは魚の話しかしたことがなかった...)。
町のお肉屋さんのコロッケや町のパン屋さんのカレーパンや町の和菓子屋さんのおいなりさんが好きだったおれには、生きにくい時代です。下北沢の駅前も不動 産屋と携帯電話屋やばかり。コンビニや弁当チェーン店にいけばコロッケもカレーパンもおいなりさんも余って捨てそうなほど売ってるけどね。
いつだったか古い新聞記事について泉麻人が書いた文章を読んでいたら「最近の有楽町はむかしながらの店がどんどんなくなって、流行の喫茶店ばかりになって いく」といった内容のものを紹介していました。40年くらい前のことなんだろうけれど、いまや有楽町で喫茶店を探すのもたいへんだよな~。というわけで、 私がむかしからなじんできた町の風景だって、もう少し広いレンジで見れば一過性の風景だったことはわかっているのだが、が、しかし(後略)。
いまのままだとおれのまわりでは今後も哀しいことしか起こらないような気がしてきたので、なんだか自分を変えようかな~、とか思ったりもしながら、では、カネになる字に戻ります、らじゃー。
ではでは。
(20070219)
あ~、私は下高井戸についてはつねにヴィジターなのでどこが「商店街」でどこが「市場」でどこが「ショッピングセンター」なのかわからなかったのですが、 今回いろいろ書きながら調べてみて、その区分けが少し理解できましたが……まあ、おれにとってはあのへんは全部「下高井戸駅前の商店街」なんだけれど、で も、ちょっとリスペクトの気持ちで元々の文章を微調整しました。……ついでに、おれは「木八」のおじさんがラーメンをつくり終えた達成感で煙草をス パーッ、と吸う瞬間は、むしろ好きです。すごくうまいとは思わんが、あれも下高井戸の文化遺産??
ほんじゃ!
(20070220)

いしはらまりこさんがどすこい!
こっそりさびしいことをつぶやいておきます。
暴露本を出して注目されて、すぐに消費された石原真理子...。自分にとって整合性のある言葉の“物語”は、自分以外の人でも言葉として読み込んではくれると思いますが。
...言葉を連ねなくても察してくれる人は、いまは彼女のまわりにいないのか?
むかし、パイオニアのCMで傘を差して砂浜に立っていた真理子さんは、すごく素敵だったんです。「ふぞろい~」とかで山田のおやじに目をかけられる、はるかまえの話。俺のなかの真理子さんはいまでもそれですから。消費し終えたら黙殺なんて、なんだかなあ。
ではでは。
(20061220)

はやしまりこさんがするどい!
いやいや、全員集合!と七曲署の長さんが相次いで亡くなってしまい寂しい感じのする昨今です。ふたりとも私がガキから大人になりかけたころの「立派な中年 オトコ」でありまして、私もいまはそういうものになりまして、ここまでの時間を思い返すに、ここから先はどんなスピード体感でいくものかと、あっ、桜の季 節です、今年もまた。
江角マキコが年金を払っていなかったってニュースは、ひさびさに私の笑いのツボでした、「週刊現代」を買おうかと少し思ったくらい。でもいまは便利なイン ターネットの時代なので、だいたいのことは無料でわかりまして、そしてこの話題にももう飽きました。今後は江角マキコからメディアを通じて挑発的なことを 言われる機会もないんだろうと一安心。ギャラ返せよな、マキコ。
そして週刊誌やマキコといえば、私は先週の「週刊文春」は読まなかったのですが、今週(2004年04月01日号)のは読みました。いろいろなかたが「出 版禁止」事件から派生したメディアと言論の問題について述べていて読み応えがありますが、しかし、まったくもうこんな号に限ってはやしまりこさんの連載内 でのもの言いが一番切れ味鋭く、おもしろいなんて...。ふだんの、読者サービスのような身辺雑記のときは最後まで読み通せないんですが、今回みたいにプ チッっときてるときの彼女の文章には、かなわねえな~。標的はウワシンでした。ちょっと引用してみます。
「こんな雑誌に嬉々として連載を続けていた作家は、どこかの長野県知事だけである。」
よりによってその知事は同誌同号の「『出版禁止』事件 私はこう考える」という特集に「朝日、読売を嗤う」という一文を寄稿しているし~(狙っていたのか??)。
さらにウワシンから「廃刊にあたって『さようなら噂の真相』という別冊をつくるのでいままで標的となったはやしさんにもぜひエッセイを」という依頼がきたことを暴露し、
「悪人は悪人らしく黙って消えていけばいいではないか。」
これは爽快です。「なんだよ、けっきょく『体制内反体制』だったってことかよ~」とバッサリですもん。
今日はこんなとこで、ではでは。
(20040326)

ワールドカップと「田中!?」
サッカーの日韓共催ワールドカップはおもしろかったです。もちろん私は「ワールドカップが始まると日本を応援し出す」ようなサッカーファンですので長く チームや選手の成長を見続けているかたのような見方ができるはずもありませんが(そもそもグラウンドとピッチのちがいをつい最近人に教えてもらったような 感じなので...)、それでも、楽しい一ヶ月だったなあ~。予選リーグ初戦、対ベルギー戦の後半に鈴木隆行が決めたゴールはかっこよかったです。「俺たち はこんなところでつまずくわけにはいかねえんだよ、ざけんな!」ってな気合いが爪先に乗り移っていました。そして稲本のゴールは「うまくいくときはこんな もんだよ~」ってな素直なうれしさに満ちあふれていて、何度リプレイされてもいい映像。前回のワールドカップでの中山のシュートの悲壮感の漂うの (...、「の」だらけなの)もよかったですが、稲本のあの一発で、その後の日本戦を見る気分が変わったような気がするの。
かっこいいんだか変人なんだかわからないベッカム、なんか、すごいんだけどバッドチューニングな雰囲気のレコバ、イタリアの色男軍団、個人的には一番かっ こよく見えたバティステュータ、スラムダンクのゴリを彷彿とさせるカーン、そして、人間とは思えない(^^;すばしっこさのブラジル軍団。一番燃えた試合 は、まあ、いろいろあったけど韓国VSイタリアかなあ。
あっ、それで、なんでいまごろワールドカップの話題を蒸し返しているかといいますと、私はサッカーもよかったのですが、当時さんざん流れていた公式スポン サーのひとつである朝日新聞のCMがいまだになんか引っかかっていて、それで、いちおうなんか書いておかねば、と。あのCMは、やっぱりよくできていたな あ、と。ものすごくいやらしい部分も含めて。あれですあれ、「田中!?」「同じ釜の飯を食ったっつーの?」「でもオレのほうがうまかったんだぜ」「えらい よ...」ってやつです。
あれは「ちゃんと朝日新聞のCMになっているなあ」と感じさせてくれるものであったような気がしています。なんといいますか、ただ「近況がわからなくなっ た友だちのことを知らせる」という機能だけであれば、べつに朝日以外の新聞でもいいわけでして、あのCMは「~、そんなあなただからこそ朝日新聞」って な、読者をセグメントするためのメッセージがうまく仕込んであって、そこがいやらしい! 傲慢! でもうまいっ! キャスティングやロケーションやスタイ リングにすごく気を遣っている感じがしました。以後、勝手な憶測と想像で書いてみますがぁ。
田中と主人公の彼の高校時代の回想シーンが出てきますが、あの高校はきっと、そこそこ偏差値の高いとこのように感じました。「俺らのレベルじゃここまで やって」と主人公の彼が田中に言ったりしていましたが、つまり彼も田中も「オレからサッカーをとったらなんにも残らないぜぇ」ってな若者ではなく、その先 の人生に複数の選択肢を思い描ける環境にある、と。そこで田中は「サッカーを続ける」を選択し、主人公の彼は...、CMでは描いてないけど、まあ、きっ と大学に進学したんでしょう。それで、きっとその後は、もしかしたら「遊び」でサッカーをやる機会くらいはあったのかもしれないけど(周りの人に「うまい ね~!」なんて言われたりして)、真剣にやることは一度もなく、そのうち「遊び」でやることもなくなり、そうこうしているうちに時が流れ、けっきょくそこ そこにうまく就職、そこそこの恋愛を経て結婚、そこそこに幸せないまに至る、と。あはは、「田中、最年長で日本代表入り」のニュースで複雑な気持ちになる のはわかりますよ、そんな歳だったりもするのかもしれないねぇ、30代前半って、たぶん。
なんかね~、回想シーンの会話だけじゃなくて、主人公の顔つきとか髪型とか服装(ダッフルコートが効いてました)とか雰囲気とか部屋の大きさとかインテリ アとか奥さんのタイプやリアクションとか、み~んなそこそこなんですよね~。主人公の彼は、きっとふだんは近所でも職場でもいい人でやさしくてちゃんとし ていて、そんな彼が柄にもなく、
「でもオレのほうがうまかったんだぜ」。
奥さん、ダンナには無関心で田中に「えらいね~」。
はい、ここまで(おまえはすでに死んでいる~)。
この、寸止めの自己主張がたまらんですね~。即座に「えらいよ」に切り替えるなんて! もし、「ほんとにオレのほうがうまかったんだってば!」と熱く語り出したり「オレも会社辞めてサッカーだ!」と燃え出す人は、そんなあなたはどんな新聞?
あなたはいまだにサッカーへの熱い思いを密かに胸に秘めプライドも捨てていない(つもりでしょ~)。あなたの選択した人生は間違っていない(と思いたいで しょ~)。だってあなたは敢えてサッカーを選択しなかった、田中よりサッカーのうまかった男(ってことにしておこう~)。そんな、プチエリートでプチブル でガラスのような自尊心を持ってそこそこうまく社会とコミットしているあなたの読む新聞といえば読売でも日経でも毎日でも産経でも赤旗でも聖教でも東スポ でもなく....。
でも、なんかね~。
しかもオレ、朝日新聞とってるし~(T_T)┐('~`;)┌。
とにかく田中はえらいと思います~。
ではでは。
(200207上旬に書こうと思っていたのに0819になって書いた)

最近のおすぎについて(?)考える
うにゃうにゃ、あいかわらず私は「自分の関心があることにしか関心持ちたくねえ」モードで日々をやり過ごしていますが、みなさんはどうですか? 最近の世 間。雪印食品が解散したのはええこっちゃと思いましたが、政治家と秘書との関係がどうしたこうした、とか、あのへんの話はもううんざりですね~。鈴木宗男 なんて、あんなの、顔を見れば悪いやつに決まっているのだから、さっさとタイホだ~~、というわけにはいかんのでしょうか? いくわけないか...。それ にしても私は、辻元清美さんが参考人招致されてパンダ顔になったのをリアルタイムで観ていましたが、あのときの質問者の誰かが「辻元さんが最後に頼ったテ レビというのは、決して辻元さんのことを考えていたのではなく、ただ視聴率のことを考えていただけですよ」みたいなことを言っていまして、あれにはすごく 納得しました。
さてそんな数字のことしか考えていないテレビを文句言いつつ毎日けっこう観ているオレですが(寂しいなぁ...)、なんか、最近やたらとおすぎさんが目立 つような気がしてならんのですが、はたして気のせいか? いや、「目立つ」というのはつまり、メディア露出度が増えているということではなくて、なんか、 テレビに出ているときのポジションが微妙に変わってきているというか、なんというか、つまりここ最近、みょうに「偉い人」になっちゃっているような気がし て、なんか、なんか、気持ち悪いのですよ。
私がおすぎさんを観るのは、おもにテレ朝のモーニング・ワイドショーの芸能界の裏話コーナー(奈美悦子と松野明美と酒井音楽プロデューサーと4人で出るや つ。めちゃくちゃおもしろいです、とくに松野明美!!!)なんですが、そのコーナー以外でも、おすぎさんはたぶんいろんな番組で事件とかについてコメント をしているでしょう。数日前は筑紫さんのニュース番組にも出ていました...。
それでですね、オレはたいがいはおすぎさんの意見に「そうだそうだ~」みたいな気分でいるんですが、でもそれが最近、居心地悪いんですよ。おすぎの言うこ とがいちいち正しいなんて、なんか、そんなことでこの世の中、いいのか? みたいな。おすぎさんって見ていると頭の回転は速そうだし場の空気を読む勘も鋭 いと思いますが、最近はサービス精神過剰なのか、あるいはある種の権威になっちまったのか、コメントするタイミングやその内容が、ちょっと威圧的で、しか も正論過ぎるような。なんか、おもしろくないですね~。
mmm、けっきょくオレは「最近のおすぎはおもしろくない」ってなこと書いてますが、でもそういうことは言いたいんじゃなくて、じゃなにが言いたいかとい うと、つまりおすぎさんというのはもともとイロモノな人(このへんのメディア上でのセルフコントロールのうまいこと!)だったはずで、それでイロモノな人 というのは「イロモノであるが故の自由」みたいなものを持ち合わせていたりして、その結果、発言とかでもミョーに風通しがよかったり(でも実行力がなかっ たり)みたいな、そういうことってあると思うんですが、しかしですね、その、なんというか、イロモノの風通しのいい発言が正論に聞こえてズバッと通るのっ て、私はなんか気持ち悪いですよ~。
なんだろな~、おすぎ、あるいはウワシンの記事(の一部)が正論に感じられる今日この頃って。あっ、そういえばむかし大槻ケンヂがどこかで(たしか、わり と正統派のアイドルだか女優との恋愛の噂を立てられたんじゃなかったかな)、「いや、ボクはしょせんロックモノですから、そんな、そんな話は相手にも迷惑 でしょうし~」みたいなことを言っていた記憶があり、そういう分のわきまえかたというか煮えきらなさに共感と情けなさを感じたことがあったような...。 大槻さんとかデーモンさんとかローリーさんっていうひとむかしまえの日本のロックスターはどこかにイロモノとしての謙遜を持ち合わせていたもんだな~、最 近の日本のロックスターはどうなんですか?????
よくわからないですが、もしかしてイロモノがイロモノ的魅力を発揮できずにずぶずぶと正論/正統にとりこまれてしまっているってことですか? 正統のほう がシステム的に疲れちゃっていて、その結果として傍流のほうにもへんな負荷がかかっている、みたいな。それでですね~、ここで「そもそも小泉総理こそもと もと自民党のイロモノでだから風通しいのいいこと言っていられんだろうけどでもイロモノの発言に実行力はないんだしイロモノに正統の仕事を任せておいて文 句言っても~(以下略)」みたいなこと書くと、この話ってどこかに着地できるんでしょうかね~~?? ……、もう終わり。
ではでは。
(20020505)

さすがに雪印ブランドはもう食えません!
う~~mmm、ちかごろはすっかり世の中に「関心ないね~」気分で、それでちっとも日常生活に問題なし~、でのんびりしていましたが、さすがに今回の雪印 問題の報道に接するにつけ、なんとも暗澹たる気分になりますわい。あっ、今日大丸ピーコックに納豆やら乾麺やらを買いにいきましたが、乳製品のコーナー、 雪印商品がごっそり積まれていました。牛乳とかバターとか、他社に比べると全然動いていない感じ。加工乳は特売158円でしたが、棚にぴっちり詰まったま ま。ハンニンになったのは雪乳じゃなくて雪食だろうに、って言ったって、今回の件でまた「私ゃ~寝てないんだよ!」の映像もガンガン流れちゃったし、なに より犯罪の種類が、消費者の反感買うよな~~~~。しかも一度ならずも二度だ!
いやね、私は自分を「無垢な消費者」や「清廉に働いている人」だとは思っていません(社会の末端で這い蹲ってそうとうヨゴレになってます...)が、こう いう確信犯的なやばいシゴトがばれちゃった以上、もうアウトだと思いますよ。なんていうのかなあ、カイシャに所属していたりカイシャと取り引きしている と、いつどこでだれが紙一重のシゴトに関わらされるかわかったもんじゃないし~。あっ、「ばれちゃった以上」なんて書いてると、そんじゃ~オマエはばれな きゃいいと思っているのか? なんてツッコまれそうで、ええとですね、私は、たとえばヨゴレっぽいシゴトに関わることになっちゃった場合は、少なくとも個 人の判断で「これはいやだ、これはいかん」と思った場合は降りちゃうんですけれど(降りられる環境で生きているものでm(_ _)m)、でもカイシャみたいな組織だと、個人の判断と連帯責任のあいだで悩む割合もそうとうアップするんだろうな~、とも思え、ええと、少し具体的に書 いてみますと、...、私は食品メーカーや食品販売会社の実態なんてなんにも知りませんが、たとえば過剰在庫とか賞味期限切れ商品がたくさんあった場合、 カイシャとしては廃棄するよりなんとかしたいんだろうし、そういうときにそういうことに対処するセクションに関わっちゃっていて「それじゃあ弁当屋さんや 総菜屋さん、あと激安ショップとかに売っ払っちまいましょうよ!」ってなアイデアを出して実際にルートをつくっちゃうような人は、きっと「できる」って言 われていそうだな~~。今回の事件ってこういう発想の延長線上(レッドゾーン越え)にあると思うんですけれど、どうなんだろう~~。それにしても世間で ちゃんとしてると思われていた会社に勤めていてシール貼り替えたり倉庫で中身入れ替えたりして税金クスねとろううと、そんなとこまでエスカレートするの か~~? カイシャイン。オレならカイシャを辞めちゃうような気もしますが、でも長く働いてきた仲間と一緒で業績不振ならやるかな? 家のローンや子ども の教育費が頭に浮かんだらやるかな? それともカイシャに長くいるとそういうことに麻痺しちゃうかな~~。
あっ、それから雪印というと、じつは私にとって一番お年のいった叔父がですね~、雪乳で会社人生を全うしたんですよ~、現在80歳前後。その叔父は親戚の 中でも一番気持ちがやさしくて温厚な人なんですが、きっと現在の雪印各社の幹部って、叔父が会社の中で一番「偉い」役職にいたときの、バリバリの若手さん だったりするんだろうな~。もう二年くらい会っていませんが、一昨年や昨今のマスコミ報道を、どんなふうに感じているのかなあ~。責任感じているのか、憤 慨してるのか、無力感で落ち込んでるか...。今度叔父に会ったら「ああいう体質って叔父さんがいたときから一緒ですか?」って訊いてみようか...、訊 けねえよ~~、きっと話題にしないズルいオレm(_ _)m。
それで、雪印の今後の再建プランも考えてみました。ほとぼりが冷めるのを待って社名変更&シンボルロゴや製品ラインナップやパッケージ一新...、ってそ れまで持つか?? 少なくともオレはもう雪印のものは買わないなあ。なんか、「こんなことになった場合には会社解散」みたいな前例になったほうがいいと思 います~~。
ではでは。
(20020123)

このごろ世の中はオレの外側に
う~、21世紀の最初の一年がもうすぐ終わろうとしていますが、近頃みなさんは世の中を楽しんでいますか? オレはなんかこの数ヶ月、すっかり世の中に無 関心です。つーか、関わりたくないようなことばかりが目に付いたり耳に入ってきたりするんですっかり個人の趣味の世界に引き籠もっていて、それでまあてき とうに楽しく日々をやり過ごしています。なんだろうなぁ、飛行機が世界貿易センタービルにつっこんだあたりから今日まで、なんか「世の中は自分の外側に あって、それで自分とは全然関係のない理屈や力学で動いている感」がえらく強いんですよ。いや、もともと私は引き籠もりなので、べつに積極的に世の中にコ ミットしたいなんて思ってはいませんが、それにしても、とくに言いたいことも考えたいこともなく「どうぞ勝手にやっていてください」って気分が長く続いて いるなぁ。主にマスメディアを通じて知ることとなったニュースに心動かされることもなく(あっ、イチローすげ~~って話題は、あれはほんとうにすげえと思 いました)、主にマスメディアを介して提供されるどこかの誰かが不特定多数の誰かのためにこさえてくれた「楽しいプログラム」にも消極的嫌悪感くらいしか 持てない日常生活だよな~(みなさんはどうです? たんなるオレの気の持ちようがこんな方向になっているだけ?? たぶんそうかもしれない...)。さて そんなわけなんですが、しかしビンラディン氏はもうすぐ捕まっちゃうのでしょうか。今回の揉めごとを端からぼ~っと眺めていて思ったのは、オレの生まれた 世の中っていうのはアメリカに盾突くとほんとうにこてんぱんにやられるようにできているんだなあ、しかも機械にやられるのか~、ってな素朴なことです。こ の揉めごとについてはそもそもから素朴なことしか思いつかず、たとえばビル倒壊に関しては「あんな縦に長いビルを造って人を詰め込んだらなにかあったとき たいへんなことになるよなぁ」とか「あんなことをされるなんて、あのビルに代表されるなにかはものすごい負のエネルギーの標的になっていたんだなぁ」と か。それにしてもアメリカっていうのはほんとうに人工的な共同体なのですね~~。むかしどっかのものの本で「アメリカという国家は人類の未来への挑戦であ る」ってなことを読んだ記憶があって、それはつまり「アメリカ的なシステムが世界に根づいて繁栄すれば人類の未来はバラ色だ」みたいなことだったような気 がしますが、しかし私がものごころついてからこのかたいっつも喧嘩していますな~、アメリカってどこかと。強さや正しさを国是として(人工的に)掲げるこ とで成り立っている(人工的な)アメリカはその強さや正しさをつねに(人工的に)証明するために対戦相手ちゅうか挑戦者ちゅうかヒールをいつも募集中、っ てことなのでしょうか? よくわかんね~。あっ、そして最近のニュースといえばサッチーやマーシーなんですが、ふたりとも今後もマスコミにしゃぶりつくさ れるんでしょうね~。たとえ本人が縁を切りたがったとしてもマスコミは「そういえばあいつはいまどうしてる?」ってな感じで追いかけそうな気がします。と くにマーシーのほうはけっきょく芸能界の周辺あたりにしか生きる場所が見つからなくて追いつめられてまたいつか復帰とかなんとかいうニュースを聞く日がく るんじゃないかな~~、もっと憔悴した彼を「絵的にまだ使える」とか考えそうな強者がどこかにいそうだし~~、業が深そうな世界=芸能界。
ではでは。
(20011217)

ビンラーディンとニクコップン
mmm、前のそーりがいなくなって小泉さんが出てきてこれからは構造改革だー、とかいう感じだったのに、夏が終わったらすっかり戦争と牛が世の中の話題の 主役になってしまいました。戦争については、いまのところ、テレビでピーター・ガブリエルの曲がアフガニスタンサイドの報道のBGMにやたら使われるのに 胸を痛める毎日。でも湾岸戦争のときも中東側のBGMにしょっちゅう使われたので慣れっこだ。牛については、全国のワンコインおとうさん、吉野家とマック が安くなってお昼ごはんが助かる、さらに週末は激安焼肉で家族サービス!! ってな前フリの後だけになんとも...。
ではでは。
(20011005)

スーパールーズ...。
歌舞伎町の火事では、テレビ映像が思いっきりおしゃべりだと感じました。「4階の飲食店~」といったNHKニュースの慎重な言葉使いも、画面にど~んと映 し出される「スーパールーズ」「セクハラクリニック」ってな看板のせいで、mmm、かえって逆効果かも...。あっ、被害者の報道は、今回は必要最小限の 事実関係だけでいいと思います。ちょっとねー、しんどいですよ、それ以上のことは、ちょっと。
ではでは。
(20010903)

うるとらそうる
うちはなんとなくテレビ朝日がついていることが多い家なんですが、ぎゃー、とにかく世界水泳だっけ、あれ、めちゃ早く終わってほしいです~ぅ。いや、水泳 をテレビで見るのは嫌いじゃないんですが、あの、テーマ曲?(語尾上げ) あれ、なんとかしてほしいです。ゆぅめぇじゃない~、ドドドドドッ(うるとらそ うる)、ハッ!。なんというのかなあ、私の感じ得る限りの「ダサい音楽」の要素のすべてが詰まっとります(日本語へんかも~)。そしてさっきちょっと思っ たことは、テレビで桑田さんの「波乗りジョニー」について、桑田さんは「このタイトルは学生のときに思いついてずっとしまっていたもの」とコメントしてい るとかなんとか(文章へんかも~)。桑田さんの語感のセンスって、けっこう「波乗りジョニー」みたいなのにあるのかなぁ~、って(さらに日本語も文章もへ んかも~~)。「愛しのエリー」「稲村ジェーン」「波乗りジョニー」、そして「真夏のカジーッ」(ここがオチだよ、売虎ソール)。
そしてそして水泳といえば、なんか映画女優志願の水泳選手のインタビューを昨日の夜見ましたが、めちゃぐぁんう゛ぁってほしいと思います~ぅ。ヒロイン田 島さんをめぐりお相撲の花田君と体操の池谷君がデスマッチを繰り広げる青春映画とか。そしてそしてそして水泳とは全然関係ないですが、むかし「カックラキ ン大放送」の大ファンだった私は「堺正章がんばれ~!」と言いたい!
ではでは。
(20010709)

リベンジ...。
えーと、大阪の小学校でダメ男が起こした事件はほんとうに夢も希望もないことでして、ニュースを見ると気持ちがマイナス方向に引っ張られるばかりなのです が(負のエネルギーにあっぷあっぷ)、しかしあのダメ男に対して私は「キミはなんで他人を巻き沿いにせずひとりで死んでくれなかったの?」という疑問を ずっと持っておりましたが、今朝新聞の記事を読んでみたところダメ男はどうも「オレが自殺したってまわりの人間が喜ぶだけだから今回のようなことをしてみ んなをいやな気持ちにさせてから死にたかった」といったような供述をしているようで、なーるほど...、しかし最低だな。
それにしても宅間守容疑者の「居場所のなさ」感はそうとうなもので、いやオレだってここまでしばらく生きてきてみてですねぇ、なんというか「ここはオレの 居場所じゃないなあ...」と感じるような状況下で悶々としていた時期はけっこうありましたし、なにをやってもうまくいかないときっていうのが長きに渡る こと(あはは、現在進行形だったりして(^^;)もオレなりにあったりしますが、しかしそういうときにどういう態度をとるか...、そうかぁ、ダメ男は彼 なりにリベンジしたかったのか...、リベンジのやりかたが最低。
ではでは。
(20010613)

ジャジーでモータウン♪
GW中にぼけっとテレビを見ていてえらく腑に落ちたこと(でもいま書いておかないとすぐ忘れそうなこと)があったのですが、それは、ヨドバシカメラのCM ソングがじつはとってもかっこいいモータウンサウンドだってことだったり、二木ゴルフのCMソングがジャジー&スウィンギーだってことだったり だったのですが、しかし前者は「まーるいみどりの~」という歌詞にごまかされているからなのでして、この曲はじつは「おたまじゃくしは~」なのであり、そ れはもともと「ハーレハレルーヤ」という、なんか、黒人の神聖な歌ではなかったかという記憶があるのですがはっきりしたことはわからないし、なぜ「おたま じゃくし」という替え歌になったのかの経緯も知らないのでだれか教えてくれるとありがたいなあ、なんて思いつつ後者については突如「そっか~、ゴルフのス ウィング→スウィング・ジャズ→ジャジーに歌うこぶ平なわけね。ヘイ! ニキッ(語尾上げ、ちゅうか、なんか、イヤな感じに「キッ」がシャープ気味)!」 と思わず目から鱗が落ちた、そんなGWのささやかな思い出でした。
ではでは。
(20010508)

訃報が多かった……
なんだかここんとこやけに有名人の訃報が多かったような気がします。新聞記事の大きさでいくと歌手の三波春夫さん、同じく歌手の河島英五さんのことはけっ こうテレビでも大きく取り上げていたようですが、じつは河島さんが亡くなった日の新聞には元トリオスカイラインの小島三児さん(こどものころギャグをまね した記憶があるんだけれど、そのギャグがなんだったか思い出せないm(_ _)m)の訃報も小さく載っていて、さらに小さく米ロック歌手のジョーイ・ラモーンさんの訃報だって載っていたのでした。うー、ラモーンズなんてカットア ウト盤のアナログを1枚持っている(はず...、ちゃんと聞いていない)だけなんですが、オレ的にはジョーイさんの死が一番せつなかったです。そして今日 の昼~午後はテレビをつけっぱなしにして表計算作業をだらだらやっていたのですが、いやあ「酒と泪と男と女」攻撃はつらかったでした。この曲が強い世界観 を持っているのは確かで、私はその世界観をまったく共有できませんが、でもある種の人たちが強く共振するするのはわかるような気がします。
んで、「酒と~」という曲について私が一番感じるのは「若いなあ...」ということなんであります。なんというか、若い人がその若さゆえに若気のいたりで 「酒」とか「涙(オレ的にこっちの字じゃなくてOKなのは『あしたのジョー』の泪橋くらいっす)」とか「男」とか「女」とか、ひいては「人生」とかを、ス パッと「こういうもんだ!」と語ってみちゃったりする、その「若い感じ」がなんともたまらんのです。そうね~、私も若いときにはそういうビッグアイテムを 語ってみたりしたかったような気もしなくもないんですが、でも若くなくなるにつれてこういうアイテムを安易に語るということに強烈な嫌悪感を持つように なったなあ……。そういうことが恥ずかしいので多弁な嘘つきになることを選択しました、はい。
あっ、それで全然関係ないことのようで自分の中ではけっこうリンクしているなあと思える感覚がもうひとつあるのですが、それは「懐かしい」っていうのが恥 ずかしいってことです。なんというか、「懐かしい」ってのもかなり「若いなあ...」って思えるのでありまして、それはなぜかと言いますと、私の中で「懐 かしい」という感情が一番新鮮だったのが、まさに若いころだったからです。ええとつまり、自分が若かったころには、その時点での懐かしい音楽や映画やアニ メなどが「懐かしい!」と感じられたのですが、若くなくなるにつれ「懐かしい」にも飽きてしまい、ついには「たかが懐かしいだけのこと」になってしまった と言いますか...。
そんなわけで懐かしさに不感症で語るべきことはなにもないオレの1日が今日も過ぎていきました...、とか書きながら「健康な髪と暮らそう、海のうるおい藻」のCMには心動いたりしたのですが(けっして懐かしいじゃなかった!)。
ではでは。
(20010418)

青と緑と黄色のボールペン
去年の夏にたまたまキラー通りで見つけて青と緑と黄色のボールペン(外側だけ/インクの色はすべて青)を買った文房具屋さんに今日いってみたらなくなって いました。なので、この3本のボールペンは大事に使おうと想います。1本600円だったけれど、なぜか半年経ってもすべて手元にあり。めずらし~。最近 は、あそこにあの店がある、と思っていってみると空き地だったりよくある店(ケータイショップとかチェーン店)ってことが多いような気がするなあ...。
ではでは。
(20010401)

YAWARAちゃんとそーり。
さっきテレビを見ていたらYAWARAちゃんがヴァレンタイン・デーにカレシかなんかのいるオリックスのキャンプかなんかを訪ねてカレシかなんかとなかよ くキャッチボールをやってる映像が流れておりましたが、しかしこんなことやってまでマスコミに話題を提供しなきゃいかんのですか、オリックス。やってるこ と、軍の潜水艦に民間人を呼んで操縦桿を握らせてるのと変わらんような気がするんですがねえ、YAWARAちゃんの投げたボールが観客の頭にぶつかったり してさ。そしてあの人がまだそーりを続けているのって、なんか信じられないですね。私はこの国にはあんまり関心がないんですがでも今日の朝日新聞の夕刊で 鎌田慧さんが書いている「国辱総理」という気分はなんかわかりますぞ。それにしても寒い日が続きます。
ではでは。
(20010215)

世の中との距離感がつかめない...。
年末からずっとバタバタしていて、なんだか世の中にえらく疎いです。最近のテレビを見た記憶は、正月のキムタクが出た「世にも不思議なんとか」ってやつで 止まったまま。なんか、キムタクの出ている検事のドラマが人気なんですか? 見てみようと思っているのですが...。新聞も、朝刊はそれでも少しは目を通 すのだけれど、夕刊は、う~、広げないままマガジンラック近辺に数日分積んであるしなぁ。でも、世の中に疎いまま、自分まわりのことばかりにかまけている のも、けっこう快感だったり。世田谷の事件は早く犯人が捕まるといいですね。石坂ヘイちゃんは、なにも泣きながら「親孝行したい」なんて言わなくてもいい のに。そうそう、このまえ銀座で3時間くらい時間をつぶさなければいけなくなって、懲りずにまたパチンコ屋に入ったら、30分くらいで1000円が 8500円になりました。数字が揃っちゃってうろたえていたら、店員さんが「そのまま持ってて」と教えてくれ、あとはケースがいっぱいになるとまたケース を持ってきてくれて、最後は女の店員さんがケースを運んでくれて、オレ、なにもすることありませんでした。時間をつぶしきれなくなったわけだったけれど、 でもまあ、いい気分でした。最近のパチンコ屋ってずいぶん親切なんですね。
ではでは。
(20010119)

「オレ、未来の原田真二!?」
あー年末になってまた松田聖子が「世間をお騒がせ」していますが、いやしかしこの人、ほんとにしぶといです。私は好きでも嫌いでもないですが(でもむかし「スコール」ってLPはカセットテープにとって愛聴していた...)、でも、あの凡庸なタフさは、ちょっと尊敬。
聖子さんの同期って、たとえば「はなまるマーケット」の各曜日レギュラーみたいな人たちだと思うんですが、あの人たちって、みんなひとまわりして別キャラ に再生して、いまの場所にいる感じがするんですが、というのはつまり「私も若い頃はアイドルだったんだけど結婚して子育てしていまは楽しいおばさんで す!」ってな意味なんですが、えーと、聖子さんに関しては「ひとまわりして別キャラで再生」感がないのに、驚き! あの人、出てきたときからずーとあのま ま。それで、いろいろ言われているけれど、実際にインタビューなんかに応じると、けっこう率直にぼそぼそ自分の思っていること喋っているようにも見 え、……、なんか、ずっとあのままでいてほしいです。
それで今回のことでひさしぶりにテレビに出てきちゃった原田真二なんですが(聖子さんと原田真二がツアーで競演しているって情報は、夏の終わりごろに 「シュウちゃん」さんから個人メールで教えてもらってまして、thanks!)、えー、私は長年の原田真二ファンなもんだから、あ~りゃりゃ~、って気 分。いやね、最近でもギターがあるとつい「てぃーんずぶるーす」や「シャドーボクサー」を弾いてがなったりするもんで、さ。
いやこの人のメロディメーカーとしての才能は、若い頃、爆発していました。「タイム・トラベル」もいい曲だったし、あと1stアルバム「Feel Happy」に入っていた「グッド・ラック」や「エンジェル・フィッシュ」もよく歌ってたわい、オレ。あっ、吉川晃司の2ndアルバム「ラ・ヴィアンロー ズ」に提供していた「ポラロイドの夏」って曲も好き。個人的な1970年代後半のJポップベスト3っていうとサザンの「熱い胸さわぎ」、チャーの 「Char」、原田真二の「Feel Happy」かなあ、って、ここは「世の中」部屋...。
そしてむちゃくちゃ個人的なことなんですが、おおむかし、某大学を受験して合格発表を見にいったら自分の番号があって、それで「やったー」と思って帰ろう としたら、突然カメラマンが現れて「すいません、『週刊プレイボーイ』ですが写真撮らせてください」。「あっ、いいですよ」ってことになって、それで、1 週間ぐらい経って「週刊プレイボーイ」を買ったら、自分の顔写真の横に「オレ、未来の原田真二!?」っていうキャプションがついていましたが、あのさー、 オレ、そんなこと言ってねえっちゅうの! 天然パーマがもしゃもしゃしてるのがちょっと似ていただけか?? でも嬉しかったんで、いまでもどっかに持って ます、その「週刊プレイボーイ」。ちなみに表紙はセーラ・ローエル(いま何処?)。
ではでは。
(20001213)

何桁ちがう?
そんなわけで今日は午前中から銀座和光にいったりしたのですが、しかし和光、お匙が4万円、写真立てが17万円、スポーツ腕時計が200万円、首飾りが 800万円と、すげえものを見せていただきました。私は新品のナイキのスニーカーでお洒落していったのですが、mmm、浮いていたなぁ。静かな店内で私の ジーパンにぶら下がったキーホルダーがちゃらちゃらと響いておりました。そして商品にも驚いたけど、月曜の午前中だっちゅうにけっこうお客さん(おばさ ん)がいっぱいいたのも、すごいことです。和光を出てプランタンに入りましたが、なんだか100円ショップダイソーにいるような気がしました。あっ、有楽 町マリオンのそばの路地でなぜかキクノさんと会いました。そして加藤紘一さん(八紘一宇みたいだ!)はなんとなく自分より頭の悪い人と話をするときに小馬 鹿にするような感じがするのが嫌で、というのも私が頭の悪い人間だからそう感じるわけですが、でもまあ、いまの総理よりはずっといい人のような気がするの でがんばってほしいと思います。いまの総理と鈴木宗男と松浪建四郎(←字、合ってるか?)以外なら、とりあえず、いまはだれが総理でもいいです。辻元清美 でもいいです。
ではでは。
(20001113)

RE:長野の恥
それで長野県庁の藤井世高企業局長の件ですが、今朝の朝日新聞39面(社会面)に「田中知事の名刺、局長が折り曲げた/県庁に抗議2000件/『長野の 恥』『あなたこそ辞めろ』」という記事が。読んでみると、知事と藤井さんのやりとりがテレビ放映された後、企業局への抗議の電話やファックスが殺到。藤井 さん宛ての弔電(^O^)/~~~まで届いたとか。たぶん自宅にも、たのんでいない寿司や天ぷらそばが届いたりしたんだろ~な~。
お気の毒だけれど、でも、そもそも自分で売った喧嘩の結末だしなぁ...。田中康夫が「ひとり、丸腰」で自分の縄張りにやってきた、としか考えられなかった、藤井さんの想像力の欠如が敗因ですね。
ではでは。
(20001028)

昨日はテレビを、
深夜にちらっと見ただけでしたが、なんだか一日中テレビがおもしろい日だったようですね。三田佳子さんの次男の話は「そんなに根ほり葉ほりやることか よー」ってなものですが、中川官房長官更迭の話は、リアルタイムで見たかったなあ。水割りグラスが揺れるテープも聞いてみたかったです。この件では終始 「FOCUS」サイドが余裕綽々で、「反論なんかなさると、中川さんのほうが困ったことになるのではないですか?」ってな感じの対応を続けていたと噂で聞 きましたが、mmm、「FOCUS」、ロゴをむかしのやつに戻してから、なんか、恐いぞ。「誌面でも取材資料でも、どうぞ他のマスコミのかたも使ってくだ さい」ってなスタンスにシフトしたのかな?? そして長野県庁の騒動は、私は田中康夫ってけっこうアヤしい人じゃないかな~、と思っているのですが、それ でも、問題のシーンを今日テレビで見て、さすがにあのこっぱ役人はなんだ! と思いましたですよ。
田中康夫の名刺を目の前で折っちゃったのは、長野県庁の企業局の藤井世高局長。こいつがふだんどんな態度でシゴトしてきたのか、ほんと、よくわかりまし た。いやあ、今回はメディアを入れて正解。密室でこんなやつが威張り散らしているような田舎(地理的なじゃなくて精神的な)に、私は絶対住めません。それ で、藤井さん、今日になって泣きながら謝罪したらしく、なんだ、あれは「オレのいる限り田中にでかい顔させないぞ!」っていう決意のパフォーマンスだった わけじゃなく、単に世間知らずだったんですね。逝ってよし(←これ使ってみたかった(^^;)。
あっ、それで、とある田舎の田舎っぽいエピソードを、ひとつ披露。真偽のほどは読んだみなさまのご判断に委ねます。とある田舎では、地元の青年商工会議所 だか青年会だかのメンバーが、役所のコネで予算(まー、税金ですね)つけてもらって、農業だかダム工事だかなんだかの海外ボランティアツアーに。んで、昼 間はその国の若者と一緒にせっせと労働して汗を流し、夜はどっと少女を買いにくり出す御一行様。安いのでいっぺんに複数買うのだそうです。それで、 「○○(国名)の女は口が臭いから、全部後ろ向かせてばんばんやっちまった、わはは」が、そのツアーの感想だそうで、うわー、いなかっぺ大将!
ではでは。
(20001027)

ネオ企画からDM
今日の午後ポストを覗いたら、ネオ企画という会社から私宛に封書が届いていました。料金別納郵便で、「期間限定2冊/豪華カタログ進呈中」「Your Dream Enjoy Life/ネオ企画/〒558-0031 大阪市住吉区沢之町1-9-10-608」と印刷された封筒には、私の名前と登録番号のようなものが印刷された ラベルが貼ってあります。「DMかなあ」と思いポストから部屋に持ち帰りましたが、しかし私、知らない会社からDMがくるのがすごく嫌いなので、アンケー トの類もほとんどこたえたことがなく、ではこの知らない会社は、いったいどこで私んちのリスト化したんだろう? などと考え、デスクに戻って開封すると、 返信用のハガキと、以下の文面の、A3カラー6つ折り(裏表印刷)の質の悪い紙が。
「私はあるAV専門の製作会社で働いていた者ですが、その会社が不況と不人気で倒産しました。退職金はおろか愚か給料も、もらえず職を失いました。
会社から商品でも持って行ってくれと言われ、なにか金目の物はないかと考えマスターテープ持ち出しに成功しました。
もちろんマスターテープなのでモザイク処理などしていない物です。
コピーもプロ用デッキで私が丹念にチェックしたものですから最高の画質に仕上がっております。
マスターの持ち出しは500タイトル程あるのですが、その中から美人度、内容共人気の高かったものを厳選しました。
他では入手不可能が(原文ママ)自主制作裏ビデオをぜひお買い求めください。」
以下は購入方法や価格、タイトルとエッチな写真がずらりでしたが、しかし、ネオ企画、どこで私をリスト化したのか??
たたけばホコリの出る日常生活をいろいろ思い返してみましたが、mmmmm、わからん。
なお、ビデオはすべて1本4000円だそうです。4本以上の注文で、5本以上買うと送料サービスなんだそう(その他、買えば買うほどディスカウントあり)。
どなたか興味のあるかたがおられれば、DMを転送しますが...。しかしこういうのって投げ込みチラシでは見たことあったけど、名指しで送られてくると、けっこう、なんともいえませんな。
ではでは。
(20001017)

シドニーオリンピック! その1
あっ、えーと、ちょっと出遅れましたが、でもだんだん、ちょこちょことは見るようになってきました、オリンピック。どうなんでしょう? 世の中的には国威発揚、なんでしょうか? テレビはそんな感じですね。
それで、ここまで見ていて、まずオリンピックが始まる前にサッカーの試合をやっていたのでびっくり。開会式は見ませんでしたが、なんか、マントが話題だっ たのですか? YAWARAちゃんは、えーと録画で見ましたが、勝った途端にガッツポーズしちゃって、いかにもYAWARAちゃん的に筋が通っていたと思 いました。あーいう人なんですね。柔道でもうひとり金獲った男の人は舌出したりパンツ見せたりしてました。水泳のメドレーで「金じゃなくて悔し~」とか騒 いでいた女子は、ああいうのを天真爛漫とか素直とか言うのですか? 私には馬鹿にしか見えませんでしたが、なんか、はしゃいで捻挫しちゃったのね。他の女 子水泳選手がいい感じの人なのに、mmm。どうせはじけるなら「みんなメダルきちがいですよ!」と言っちゃった千葉すずくらい「はじけた魅力」を振りまい てくれりゃいいんだが、タマがちがいそう。
サッカーはすごいことになっていますね。さすがに、ブラジル戦はライブで見たい感じ(いつやるのだ? 現在知ってる選手は中田、高原、シュンスケさんの3人...)。いつもサッカーに関するメールを配信してくれている友人のRyoさんの、
日本は今一体感があります。ブラジルは非常事態に直面して、個々が自分で決着をつけようと、逆に空回りする可能性があります。勝機は充分にあります。
もし日本代表が自力でこの状況をクリアし、グループ1位通過をしたならば、こんな幸せなことはありません。
「/// Ryo's Eyes /// Vol.21」より引用
を信じて応援します。
そして、今後の注目競技はなんなのでしょうか? 私は「なんだかあやしい雰囲気」が漂う小出監督&キューちゃんの出るマラソンくらいしか思い浮かびませんが...。
また書くかもしれません、ではでは。
(20000919)

祝! 読売巨人軍( `.∀´)
時間があればテレビ中継(接戦のときはラジオを聴くことも...)と、全国紙で前日の試合結果を確認する程度の野球ファンですが、mmm、今年のセリーグ は巨人の優勝です。ドラもベイももうダメです。そもそも先週、「もしかしたら阪神が3タテするかも...」なんて根拠レスな希望を持った私がいけない。阪 神はやっぱり阪神でした。藪~!
私は巨人ファンです。ナガシマジャイアンツのファン。長嶋監督の選手起用や采配が冴えて、巨人ベンチが凍りつくのを見るのが大好きです。永らく「自分はア ンチ巨人だ」と勘違いしておりましたが、今年わかりました。私はたぶん巨人ファンです。だって巨人戦以外は、テレビでやっていても見ないし。巨人が負けて いる試合は見ています。接戦で負けそうな試合も。巨人が大勝しそうなときはテレビを消します。そんな私のような人間が、きっと全国にウン百万人くらいはい るのかも。
子どものころはほんとうに好きだったんですけれどもね~、巨人。王さん長嶋さん、末次、高橋一三。江川の入団あたりからだんだん嫌になりましたね。桑田の 入団でいよいよ嫌になりました。今年の選手補強でプチッときました。そんな私のような人間が、きっと全国にウン百万人くらいはいるのかも。
いまでも選手単位では好きな人がいっぱいいます。松井は「趣味は黒豚の研究」というのが不思議ですが、やっぱり打球が並大抵じゃないので好き。工藤はいい 投手だと思います。江藤もバットの構えかたがかっこいい(cf.中日の種田)。仁志、二岡、清水は、キミたち他球団でクリーンナップ打って巨人を困らせな さいよ~。岡嶋、前を向いて球を投げろー。西山、いつも顔が泣いてるみたいですけど...。川相、おまえは一生犠打でいいのか?
そして、原、中畑、お願いだから監督になったりしないでね。宮本は最初から「吉本興業にいけ」ばよかったのに。そしてそしてミスターは、きっと朝鮮出兵や聚楽第建立のころの豊臣秀吉ってこんな人だったんだろうなあ、と思わせたりもします。
いまの私の楽しみは、混戦のパリーグの覇者が、日本シリーズで大好きな読売巨人軍をこてんぱんに叩いてくれることです。できればいい投手が打線を沈黙させてくれたりすると、気分いいかも。と、そんな私のような人間が、きっと全国にウン百万人くらいはいるのかも。
ではでは。
(20000904)

いまだに見たことないぞ
ひつこく暑い日が続く2000年の夏ですがみなさんお変わりありませんか? 缶詰やお菓子の袋から守宮や蜥蜴や蛾が出てきてびっくり、なんてことはありま せんか? このまえ某食品メーカーの友だちと電話でしゃべっていたら彼が「ばかやろう。心配だったらスーパーやコンビニで売ってるもんなんか食うんじゃね えよ、ははは」と冗談を言っておりました、ははは。冗談を言ったのだろうと思いますよ、たぶん、あいほうぷそう。
一連の守宮や蜥蜴や蛾の問題ですが、最近なぜかやたらとテレビでも報道されるようになりましたが、しかしこの問題を一昨年だったかにバカ売れした「買って はいけない」という本と関連づけてコメントする人はいないですね~、あっ、そもそも「買ってはいけない」はテレビの世界では「なかったこと」になってる本 なんでしたっけ(^O^)。
食品添加物の問題と衛生管理の問題はちがうといえばちがうのですが、でも、企業から一方的にPRされる「おいしいよ~」情報を鵜呑みにしていいの? って 部分で、消費者に不安が広がっている、と、そのへんで、なんとなく繋がっていなくもないことなのだと、思うんですけれども...。
私は松たか子さんは好きですけれど、でももし「松たか子が山崎パンを食べてると思います?」と訊かれたら「きっと食べないでしょ」と応えるなー。最近、中 尾彬さんが黄桜をうまそうに飲むCMを見かけますが、あれを見て「黄桜ってうまそう」とは思わないなー。「中尾彬って酒をうまそうに飲む演技ができるんだ なー」とは思う、って、
あっ、今回はCMの話を書くんじゃなかったでした。
それで、書こうとしていたのは2000円札のことなんですけれど、オレ、まだ1回も見たことないです。ほんとうに、市場に流通してるんですか?? なんか、どこかで役に立っているんですか、2000円札???
それでそれで、私的には2000円札つくるヒマがあったら、さっさと500円玉問題を解決してくれ、と思うですよ。もう、ほとんどの自動販売機で使えないじゃん!
でした。
あっ、そういえば今年は暑中見舞いとか残暑見舞いとかを出しませんでしたので、この場を借りて、みなさまにお見舞い申し上げますです、はい。
ではでは。
(20000827)

真夏のCM放言
20世紀のどん詰まりに生きている我々は日々の世の中のあれこれをメディアを通じて知ることが多いわけであり、なかでもテレビは、ええとこのまえ「王様の ブランチ」とかいう番組を見てたらスガシカオが新曲PRのために出てきていて「スガさん、この番組、知ってます?」「あっ、うちにはテレビないんですよ」 とかいう会話をしていました。それで民放地上波というのは、あっ、私は新聞に挟まったチラシというのが大嫌いなんでして、あれをチェックするとなにか得す る情報が得られるのかもしれませんが、でもあんなもんに目を通すその時間がもったいないのでいつもズボッと抜いて捨てます。燃えるゴミの日だったりすると 郵便受けから新聞を出してチラシは集積所にこっそりポイ、ってこれマナー違反(^^;? それで昨今の民放地上波はほんとうに一日じゅう通販番組のような んですが、でも私はたとえばごはんを食べるときにテレビがついているのってなんとなく好きでついCDを止めちゃったりするんですけれども、つまりなんです なー、私はけっこうテレビをよく見ているんでして、それで、ムカつくCMにぶつかって「ふざけんなー!」とか言うのが楽しみのひとつです、ってCMの悪口 を言うのにつまらない前フリを書く必要があるんでしょうか?? まっ、とにかくふだんワンウェイでムカつくCMの攻撃に晒されているので、定期的に文句を 言ってさっぱりしたいなー。 あのさー、オレ、巨人が負けてるとこ見たいからテレビつけてるのに、なんで蛙みたいな顔したブスな姫を何回も見せられなきゃ いけないんだ、ざけんな黄色い看板のサラ金!! 加藤あいちゃんのボウリングに全部差し替えろ!!! ...みたいな。
なんといっても最近いやなのはコムスン。新しい、ばあさんがコムスンの若い男が来るまえに化粧するやつもほんと、いやー。あの音楽もいやー。それからアイ フルの鼻のひん曲がった女もいやー。むかし銀行のCMが横並びで解禁になったときもいやらしーCMをたくさん見せられたけれど(浅野ゆう子が「その人は ニューヨークの株価について語り、パスタの茹で具合について語り」とかいうの、もういっぺん見たい~)、とにかくおカネなんてキタナいもの扱う商売してい る人が自らイメージアップしようなんて下司なこと考えるとろくなものになりませんな。サラ金のCMで好きなのはレオタードのおばさんが束になって踊ってる のだけです。それから鈴木あみーごに「夏の省エネ、温度は28度」とか言われると、私の手は反射的にクーラーのリモコンに。温度は18度、送風は強。む かーっ、おまえ、そのCM収録していたスタジオの温度、何度じゃ~? あとこれは好きなんだけど河童の山瀬まみ、つまらん駄洒落を言いながらオレに寄って くるな~! 左後ろのやる気なさそうな女、へんでおかしー。ちゃうちゃうっ。そして腐れごはんをラップしてチンして食わせようとしている会社はガングロは もう二度と出すな(ってもう流行ってないかぁ)。さらに鈴木京香が出ているIT関連のなんだかわからないCMでプールサイドに立っている水着の大根役者は 誰(けっこうタイプ~♪)? 「ビールの力」ってなんすか? オーラクル、おら来る、うるせーっうの。
とりあえずこんなところでしょうか。
ではでは。
(20000816)

大槻ケンヂがはなまるで
今朝テレビで大好きな「はなまるマーケット」を見ていたら、「はなまる伝言板」のその後とかいうコーナーで大槻ケンヂさんが出てきました。「最近、ロック のライブやりてー」とかで、30代のアマチュアロッカーと一緒に「レモンティー」etc.を歌っていましたが、楽屋裏で「10代20代のころは自由でいる ことが自由で楽しかったのに、30代になったら自由でいることの不自由さが身にしみてきついっす」みたいなことをぶつぶつ言っていておかしかったです。私 はこの人の歌をちゃんと聴いたことがなく、なんだかいつも悶々とぶつぶつ言ってるなあという印象が強かったのですが、でも大槻さんのぶつぶつは、どこか芸 になってるというか、なんか、嫌いじゃないんです。大槻さんの出ているVTRが終わり、スタジオの薬丸くんが「うん。30代はきつい」と言っていたのも、 みょうにおかしかった。それにしても最近の巨人は……。
ではでは。
(20000811)

おれは起きてたけど、寝てた人もいたみたい……。
選挙いきました。選挙結果については、わー、マスコミががやがや。しかし総理は国民の信任を受けて続投ですか。すげー、日本は広く、いろんな人が生きている。
おもしろかったことその1
東京4区の自民党のウルトラC作戦。公明党との選挙協力のため、森田健作を怒らせ無所属で立候補させる。公明党の遠藤候補をがんがん応援して、森田健作を 悲劇のヒーローにしたてる。判官贔屓で森田健作当選。公明党に顔は立ってるので、森田健作を自民党へ復党させ、1議席ゲット。すげー。
おもしろかったことその2
恒例の久米宏と田中真紀子対決。「人間この年になると、残り少ない人生で『ほんとうに自分のやりたいこと』をやりたいと思いませんか?」と久米さん。とい うことは久米さんは「自分は『ほんとうに自分のやりたいこと』をやってないと思っている」ってことなんだろうから、それはすげー。さらに久米さんの質問に 「初老の男性の愚痴を聞かせていただきました」と切り返す田中真紀子さん、すげー。
おもしろかったことその3
「おとうさんの遺志を継いで……」の小渕優子さんを圧勝させ、「夫を奪った都会の女」のダンナ(船田さん)を落選させる北関東のメンタリティ、すげー。……、とにかく北関東は、なんか、すげー!
「手ごころ発言」の自民党さんは落選しました。いま東京で自民党をやっていくの、もしかするとすごくラジカルなことなのかも。
ではでは。
(20000622)
※ええと、森田健作さんですが、どうやら自民党に入りはしないみたいでして、「おれは男だ!」を見くびりまして、どうも失礼いたしました。(2000.10.30付記)
※あっ、でも今日テレビを見ていたら「公明党が勝手に選挙制度を中選挙区制に戻そうと」みたいなニュースでコメントしている森田さんの紹介テロップに「自 民党」。う~、すっかり忘れていたけれどいつのまに(たぶん山崎幹事長誕生ってころだろうな~)...。(2001.10.29付記)

起きてるよ!
世の中といえば、今度の日曜日は選挙ですね。私はたぶんいくと思います。そして「オレたちになびかない連中は選挙当日家で寝ててくれりゃいい」とか言った らしい総理を担いでいる人たちに「起きてるよ」と意思表示してくるんだろうな~、たぶん。しかし、じゃ~誰に投票すればいいのか? とりあえず先日うちの 近くで「みなさん私を助けてくださ~い!」と叫んでいた「手ごころ発言」で有名なあの人には、いれないんだと思う。そんな私はまさに「歩く浮動票」。でも 「無党派層」って渡辺真理に言われるの、なんか、むかつく~~。
ではでは。
(20000622)

思いつかなかったこと。
あのー、私が男だからかもしれませんけれども、世の中には今回のことについて「苦労知らずの姑がさんざん嫁いびりをしたあげく……」という感覚を持っている人がいるんですね。
いやもう、全然思いつきませんでした。女性誌なんか読んだことないしー。ではでは。
(20000617)

いい根性したオヤジに会った店、その後。
20000113(↓)で書いた梅ヶ丘通り沿いの中華屋さんのまえを、ひさしぶりに通りかかりました。更地になっていました。
下北沢では最近更地が目立ちます。不況といわれている世の中でなにかが動いています。
(20000522)

バスジャックの坊やのこと
のんびりしたゴールデンウィークを過ごしていたのですが、でもバスジャック事件には、さすがになんだかなーという気分。はい私、インターネット上の掲示板 に書き込まれた「ハンニンの予告声明書き込み」らしきものを翌日には見ました。そーゆーところに出入りすれば、当然ハンニンの顔写真や実名なんかも……。
そして事件関連の報道に関してはいろいろ思うところがあったのですが、頭が悪いのでうまく書けません。ただ、なんとなく胸の中に引っかかっているのは以下の三点。
1.危機管理がらみの議論について
一時期「諸外国ではハンニンが人質に手をかけた時点で狙撃チームが出動する」といった意見を言う人がテレビではりきっていて、話を聞いていたときには、そ れはたしかにそうかもしれないなあ、とも思ったのですが、でもいまは「ふーん、日本って、たかだか17歳のぷっつんしたはねっかえり坊やが刃物を振り回し たくらいでプロの殺し屋集団が出動するような国になったほうがいいんだ~。150年くらいまえには刃物(刀)を振り回すワカモノがごまんといたはずのこの 国がね~~」という気分です。それと「『●●ジャックをしたやつは即撃ち殺される』ということを社会に認知させることが、このテの事件再発の抑止力とな る」という話なんですが、今回のハンニンみたいなやつの場合には、全然有効ではないでしょう。「反社会的行動は国家権力が毅然と制圧する」って言われて も、なにしろハンニン、行動は結果的に反社会的でも、彼の頭の中の初期設定は、たぶん「非社会」「この世の中のできごとは他人事」。それは彼が頭が悪いん じゃなくて、彼なりに「この世の中を生きやすくするためのカスタマイズ」を施した結果なのではないかと。あれ、私、ハンニンを擁護しています? そんなこ となくて、私は「早くとっ捕まれ~」と思って深夜までテレビを見ていたんですが……。
2.少年法改正の集中審議に関するニュースを見て
古い言いかたをすれば、もう、どっチラケちゃうんです、テレビに映る与党3党の党首。扇なんとか、神崎なんとか、あれいつのまにか総理大臣。あーあ、オレ も非社会モードに入りたいっす。前任の小渕総理もひでーなーと思ってましたが、今度の人は、うわ~、恥ずかしくて名前を書く気がしません。トルシエさん だって巨人の長嶋さんだって「アホ、バカ」って言われながらも責任背負い込んで陣頭指揮とってるんですから、傀儡はやめましょうよ、野中さん。
3.連帯責任について
一部報道では「最初にトイレにいった人が戻ってこなかったのでハンニンが犠牲者になった女性を刺した」とかなんとか言われてますが、こういうことを第三者 が言うのって、やな気分。人には犯人のスキを見てすたこらさっさと逃げる自由がある。スキを見て逃げようと思ってしくじって真っ先に殺されちゃう自由もあ る。オレがもしバスに乗っていたら……、そういうことは考えないようにしています。子どものころに観た「タワーリング・インフェルノ」という映画を思い出 しました。
なんだかけっこう書いちゃったな。ではでは。
(20000508)

吉本隆明が、
いまテレビをつけたらまたもや巨人が負けています。対ヤクルト戦、3回表の攻撃中ですが0対3。昨日はサヨナラ負け。一昨日は草野球のような自滅のしかたで負け。いや~、すごい。
そして私は20000420(↓)で、大貧民やロックを引き合いに出して巨人の弱さを厳しく論じましたが、今朝朝日新聞を読んだら27面の文化欄で、吉本隆明さんも巨人の弱さについて語っておりまして、まねすんなーっ。
曰く、
巨人はいくら外部から名選手を連れてきても、子飼いの地味な選手を大切にしない現在のやり方では、永久に優勝などできないと思う。野球が集団心理によって 個々の選手が影響されやすいゲームだということを、一番理解していないのが巨人だと思う。個々の選手の素質、力量とともに、プロ集団としての活力がチーム 力だとすれば、「集団としての」というのが一番欠けている。個々の選手の活力の総和ではないのだと思う。
とのこと。
うーん、私が言いたくてもうまく言葉にできなかったことを、無駄なくズバリ。まさに「オレがいいたかったのはそういうことなんだ」。さすが、作家のおとうさんだけあって文章がうまいなあ、と思いました。
ではでは。
(20000430)

これで勝てなきゃバカ!
ちょっと浮き世離れした生活をしていて、さっきテレビを見たら巨人が阪神に3連敗していました。私の頭の中は現在、先週末に夢中になった大貧民(トラン プ)モードなんですが、「この手持ちのカードであがれなきゃバカ」としか言いようのない状態で負ける場合は、もちろんカードを切る人間が悪いんですなー。 巨人は誰がカードを切っているのか? 頭、悪すぎ~~。
ただし、たとえばロックの世界では、良いカードが揃いすぎると、カード同志が喧嘩してうまくいかないです。ギターがジェフベック、ベースがジャコパス、ド ラムがキース・ムーン、ヴォーカルがポール・マッカートニーで、うまくいくわけない!! せいぜい「ウイ・アー・ザ・ワールド」くらいの、顔見せ企画にし とかないと……。
なんのこっちゃ?? ではでは。
(20000420)

この春の女性ファッションを切る!
えーと、日頃は世の中に対してぬるいことばかりを書いているオレなので、今日は辛くいきます。えーと、えーと、今日渋谷近辺を歩いていて思ったのですが、 最近流行っているらしい、まっ紺紺のジージャン(ユニクロ2900円風)ですが、あれを着ている女の子って、なんか例外なく「一見かわいいっぽいかも風な のに、でもイマイチ」ですね。
っていうか~、もし街で「時間ある?」って声かけられても、オレ的には「あっ、悪いけど時間がないからぁ~」って断りたくなるかも~。
ではでは。
(20000411)

本庄の男
埼玉県本庄市の八木容疑者、および周辺のわけあり風女性たちですが、いや~、ひさびさに「見るからに」って風貌ですね。もう、子どものころに刑事ドラマと かで見ていた「あやしい世界の人」、そのまんま。いや人を見かけで判断してはいけませんが、でも、ここ数年、「カルト宗教の教祖」「毒入りカレーのハンニ ン」とかの見てくれが、あまりにもマンガキャラクターみたいで、事件の深刻さと容疑者ののほほん顔とのギャップに驚かされていたので、ついつい。それにし ても使用されていた「市販されている風邪薬」って、なに?
ではでは。
(20000328)

代議士秘書もえらいこっちゃ!
えーと、白川代議士の秘書の「交通事故もみ消し」問題ですが、しかし代議士の秘書って、有権者のみなさまのいろんなお願いごとに対応してくださるものなん ですね。そういえば私、むかし結婚披露宴ってのをやったときに、自民党の、名前くらいは聞いたことのあった代議士さんから祝電をいただいちゃったりしたこ とがありますが、あれってたぶん、私の親戚のだれかが「お願い」したからくれたんじゃないのかな。だれだったのかは忘れてしまったけれど、でも、なんでそ んな人が電報をくれたんだか不思議だなあと思った記憶はまだ少しあり。ごくろうさまでございました。
ではでは。
(20000328)

日本の警察はえらいこっちゃ!
いや~、のんびり満腹香港ツアーにいって帰ってきたら、日本の警察がえらいことになってて、びっくり。酔っぱらって雪見マージャンしながら、FAX読んで 部下に適切な指示ですか、は~っ。さっきテレ朝で鳥越俊太郎さんが桶川事件の詳しいリポートをやってましたが、なんだか埼玉の上尾警察署でも一悶着ありそ うな雰囲気でした。
ではでは。
(20000304)

「引き籠もり」はいかんのか?
年明けから、なんだか鬱陶しい事件が続いています。新潟の事件や京都の事件は、ハンニンに関する報道を聞いているだけで「ぐえ~っ」ですね。とくに新潟の 事件のハンニンは「引き籠もり」などと揶揄されています(一部インタネでは「Kitty guy のヒッキー」なんて言われている~っ)。うー、「おたく」に代わる流行語になるのか!? 「引き籠もり」。
しかし私、「引き籠も」ること自体は、べつに悪いことじゃないと思っています。なにしろ自分自身、ネクタイ締めた営業マンの生活にくたびれちゃって「引き 籠もり」になった過去があるし。いや、営業マン時代も、一期先輩のスズキさんと比較されて「内勤営業」とか言われてたな~。当時お世話になったみなさん、 若いのにのんびりやってて、どうもすいませんでしたm(_ _)m。
「引き籠もり」に対置される言葉って、とりあえず、まあ「社交的」とかなのかな。私はどちらかがよくてどちらかが悪いとは、考えません。身体の外側に広が る世界と、身体の内側に広がる世界の、どちらに興味を持つかは、個人の勝手だと思うし。たとえば「行動派ルポライター」みたいな人の本と「書斎派研究家」 みたいな人の本の、その両方に、おもしろいものとつまらないものがあるもんな。
ニュースバラエティみたいなテレビ番組で、大きな声で「引き籠もり」「友だちがいないタイプ」なんてコメントでハンニンを批判している人を見ていると「引 き籠もり」気質の私としては、なんか気分悪し。「ちょっと、そこのコメント屋さん。あんた、人相悪いよ~。私ゃアンタらと友だちになるくらいなら、むしろ 積極的にヒッキーと呼ばれたいっす」。
あっ、新潟のハンニンは論外だと思ってますよ。
「おまえ、なに考えているんだかわからない」と大きな声で言われても、言われた側にだって「あなたが『おまえ、なに考えているんだかわからない』と私に言 うのと同じくらい私もあなたに対して『おまえ、なに考えているんだかわからない』と言いたい」って気持ちがあったりするのだと思います。でもとにかく、お たがい、仲良くはしましょう!!
営業マンのころ、よく「おまえ、なんでゴルフやらないの?」と訊かれたなー。いや、なんで、って言われても、とくに面と向かって理由を表明したいわけでも ないし、それにもし「じゃあ、あなたはなんでゴルフをやるのですか?」とオレが訊き返したとして、「ゴルフの魅力とメリット」(ここで言っているゴルフは スポーツとしてのゴルフっちゅうより、いわゆる「接待ゴルフ」的なもののことです)について丁寧かつ熱心に説明してもらっちゃったりしたら、こちらもたい へん恐縮してしまいそうだし~。
ってことで、いつもなんとなく「いや~、ゴルフって、やるとハマっちゃうらしいですね」とかなんとか、ぼそぼそ言い続けていました。いや私、ほんとうに性 格が悪い人間なんですよ。箱根あたりをドライブしていてゴルフをなさっている人を景色のなかに見つけると、つい「あっ、社畜が放牧されてる~」とか言って しまうし。ひがみです、はい、ゴルフの魅力がわからない人間の、ひがみ。
あっ、毎度毎度、なんの話だかわからなくなった……。
とにかく「引き籠もり」自体は悪いことではないと思うのです。
でも、それにもかかわらず、「引き籠もり」気質の私が言うのもなんですが、過度の「引き籠もり」は、やっぱりあんまりよくないかもしれないなあ。私、ほっとかれると、何日でも、
打ち捨てられた線路の引き込み線
秘められた世界で、僕たちは破滅に向かっている
(Secret World)

なんちゅうピーター・ガブリエルの「わけのわからない」歌をひとりで聞き続けていて平気な性格なので、みなさん、なにか楽しい集まりがあるときは、ぜひ声をかけてください! ゴルフでも、……、mmm、ゴルフも、いつかやってみたいと、思わなくはないです(嘘半分)。
ところでみなさんは、なんでピーター・ガブリエルを聞かないの??
(20000207)

「新春スポーツ放談」のその後
そして杉山選手は、残念ながらジェニファー・カプリアティに負けて、まことに、残念。次回はがんばれ~~!
そしてそして、今日、なんとかジュエリー協会とかなんとかのイベントに登場した巨人のたかはしなんとかをちらっと見ましたが、あーあ、この人、2015年 くらいには「笑っていいとも!」(まだやっていれば……)の何曜日かのレギュラーを3ヶ月くらいつとめてそうですね。くらくら。
私は、松井のほうが5000倍くらい好きだ!
(20000127)

新春スポーツ放談
全豪オープン女子シングルスで杉山愛選手がマリー・ピエルスをやっつけベスト8に進出。私は今日の朝日新聞朝刊で知りましたが、掲載された写真も力強い雰 囲気で、なんか、「愛ちゃんがんばれー」というより「すごいぞ、杉山」と応援したい感じ。この、スポーツ選手としての迫力は、アナタ、巨人の上原や高橋な んかより、ずっと、ぐっときます。そうそう、巨人といえばなんで工藤まで(以下略)……。
大相撲初場所では武双山が優勝しましたが、今場所の武双山はほんとに強かったですね、って、リプレイでまとめて見ただけなのだけれど。そういや貴ノ浪が10勝あげて大関に復帰して目を潤ませておりましたが、あれは、サエない話です。
アンタ、三役力士以上の対戦で雅山(小結)と土佐ノ海(小結)にしか勝っとらんやんけ。同じ関脇の武双山、出島&千代大海両大関に負けて、曙に負けて、武 蔵丸は早々と休んじゃっていて、そもそも貴乃花等の同部屋力士とは対戦しなくてもいいわけで、うー、ちっとも納得できない感動話だ。
えっ、右足が痛かった? なんか、二子山部屋って、そういう話が多くないか?? 貴乃花は、ゴシップ的な話はともかく力士としてすごいので好きだけれど、あとの二子山勢は……、まあ、安芸乃島には1回くらい優勝してほしい感じ、ってとこかなあ。
あっ、二子山部屋といえば若乃花ですが、オレは好かんぞ! 文句を書き出したらきりがないのでやめときますが、とにかく、なにが好きじゃないかって、たと えば、もし若乃花が弱小部屋の力士だったとしても「いぶし銀の関脇(運があれば大関)」くらいにはなれそうな相撲巧者であるからこそ、その実力のまわりに ハリボテ的に付着していそうなごちゃごちゃしたものが、うざったく感じられてしかたないのです。
あの体型で、あんなサーカス相撲とってりゃ、怪我が多くなるのもわかるけれど、でも、あやしい立ち合いとか、あやしい軍配とか、もろもろのエクスキューズとか、多すぎない!? そもそも「お兄ちゃん」って、弟を基準にした愛称で呼ばれて、それで、いいのか??
そして、現在の巨人と二子山部屋の「いやな感じ」の元凶は、じつは「ミスター」と先代の貴之花(←字がちがうかもしれない)によるところが多いのじゃないか、とは、思っているのです。
が、
しかし、
私はその2人の現役時代の活躍をかろうじて「子どもの記憶」として持っているわけで、それに、そもそも、スポーツよりろけんろーるだったりするので、まー、そのー。
(20000123)

いい根性したオヤジのこと
さっき遅い昼食をとりに外へ出て、中華屋さんで、いい根性したオヤジに出くわしました。午後3時の中華屋さんに客は3人だけで、テレビのワイドショーでは 元ヒカル源氏(わかんねえ、光ゲンジ??)の山本君という人がだれかの夢をかなえるお手伝いをするとかなんとか。私はソース焼きそばと半ライスを注文しま した。ほんと、2~5時のあいだにごはんを食べるのは、ファーストフード以外だとなかなか不便な昨今。
私の斜めまえの席で日本酒を飲みながらタンメンかなにかを食べていたオヤジが、突然「警察を呼んでくれ」と言い始めました。私は聞き耳を立てながら、冷静 に焼きそばを口に。店主が「どうした?」とオヤジに尋ねると「カネなんか、一銭も持っていない」とのこと。ぐえっ、箸を止めずに驚く私。店主はなぜか怒り も警察を呼びもせず、オヤジは「もう死にたい。女房に合わす顔がない。最近ヤクザに蹴られた」と身の上話を始め、また「だから警察に電話をしてくれ」。や や語気が荒くなりました。私といい根性のオヤジ以外のもうひとりの客は、凍りついてます(かわいそうに、オヤジのすぐ横)。
もしこのまま事態がこじれて、そして、問題がもしタンメンと日本酒の払いだけなのなら、よおしオレがなんとかしてもいい、と生来の善人魂で身がまえなが ら、半ライスに白菜の漬け物を巻くオレ(ウソですね、このまま事態がこじれて刃傷沙汰にでもなってそのとばっちりを受けるくらいなら、たかだか1000円 ちょっとのカネで安全を買うぜ、だ)。
「もういいから、だから早く出ていきな。そういうことは、やっちゃだめだよ」と、なだめすかすように言う店主。その言葉に反応してオヤジの腰が浮きまし た。「そう? いいの? オレはもう死にたいよ」と言いながら席を立ち、出口へゆっくり向かうオヤジ。「もう二度とこないでくれ」と、少し強い口調で店 主。えっ、えっ、それはまずいんじゃないの? と、今度は店主を気遣う善人の私でしたが、でも、話の流れから推察すると、どうも店主とオヤジは知らない仲 ではないようなので、ただただ、食後の煙草に火をつけたりして。ワイドショーのヒカルゲンジはどこかにいってしまい、もうひとりの客は、オヤジが外に出た のを確認して席を立ちました。あーあ、もう、この店にはこないだろうな、あの客。
「たいへんでしたね」と勘定を払う際に言ってみた私。店主は私に謝り、「あの人はこの近くでソバ屋をやってたんだけどね」。釣り銭をもらって外に出ると、 冷たい雨。ずぶぬれの女子高生が梅ヶ丘通りを傘なしで歩いていました。いい根性のオヤジは腹を温め、どこへ消えたのか? 今日はこの冬初めて東京に雪が降 りました。
(20000113)

インディアンをよく撃ち殺した
今朝、ごはんのあとにNHKBS1の「ワールドレポート」を眺めていたら、アメリカの銃問題がテーマでした。なんでも全米では1年に3万5000人が銃で 死ぬんだとか。ってことは、単純計算して、公の数で1日100人弱。州あたり1日2人、いやL.A.やN.Y.はもっと多そうだし……、やっぱりハリウッ ド映画の国だなあ。
銃メーカーのボスみたいな人が「交通事故に比べれば死者の数は少ない」とインタビューで答えておりましたが、アンタ、クルマは人を撃つものじゃないし~ (子どもでもわかる)。「私たちは合法なビジネスをしている」って、アンタ、日栄の社長さんも同じこと言ってましたよ。番組内ではごくふつうの国民のひと りも「私は被害者になって警察の到着を待つより、自分(の銃)でなんとかする」としゃべっておりました。まあ、アメリカは、ああいう国の成り立ちかたして いるしなあ。
幼いころ仙台に住んでいたのですが、私はデパートの屋上などで、いまよりずっと単純な構造のシューティングゲームをやるのが好きでした。背が小さかったの で踏み台に乗って、ライフル銃を構え、目のまえに現れるインディアンを撃ち殺して点数を競うやつ。インディアンは「アワワワワ~」という声(擬音)ととも に姿を見せたはずだ。なんで「アワワワワ~」なんだろう? たんに当時の移民の耳にそう聞こえたからかな?? バキューン、バキューン。なぜインディアン は撃たれる??? しかも、日本人のガキである私にまで。ネイティヴ・アメリカンのみなさま、無知だったとはいえ、たいへん申し訳ないことしていたもので すm(_ _)m。
そして、
「インディアン撃ち殺しゲーム」は最近もあるんですか? 
いまは、エイリアンものなのかな??
標的はちがっても、発想は同じなのかも???
と、アメリカ製の番組を見て、アメリカの悪口を書いてみましたが、こんな私はアメリカが大好きで、今週末におこなわれるトレント・レズナー(ナイン・インチ・ネイルズというアメリカのロックのバンドの人)を早く見たいと思っています。
(20000113)

祭日の夜のお台場
昨日の夜10時から、仕事の打ち合わせがお台場でありました。往路は浜松町からタクシー、復路は打ち合わせが長くかかったので自宅までタクシー。とにかく夜のお台場の景色を堪能してきました。
あれは、美しいのだろうか? たとえば東京ディズニーランドにいってもなにをどう楽しんでいいのかわからないようなタイプの人間である私にとっては、あの 風景は、なんとも不思議な世界が窓ガラス越しにあった、という感じなのでした。少なくとも、仕事の打ち合わせやイベントでもないかぎり、私は自発的にいき たいとは思わないな。「yoichiさんお台場でデートしましょう」なんて言ってくれる奇特な女性がいたら、いく。話がとっちらかりました。
じつは、仕事の打ち合わせのまえに「打ち合わせのための打ち合わせ」もありまして、日航ホテルのレストランを利用したのですが、ホテルのエントランスで は、どこぞのファミリーがにこにこ記念撮影をしておりまして、そうか、このあたりは写真に撮ったりするのが似合う景色や建物が多いのかな、とふと思いまし た。フォトジェニックな街、お台場(そうだそうだ、Sさん、おいしいチョコレート・パフェをごちそうさまでした)。
新宿副都心に高層ビルがムクムク建っていく風景は、ぎゃぁマンハッタンみたい、と思いつつも、けっこう嫌いじゃなかったんですよ。都庁の実物は「なんじゃ これ?」と感じるものの、首都高からの夜景については、好きなのかもしれない。それは、たぶん私が新宿という街に幼いころから親しみを持っていたから(な にしろ町田からいく「東京」の入り口だし)で、なじみのある街が姿を変えていくことは、寂しくはあるが、そのことになにか切実な当事者問題を抱えている身 でもないので、まあ客観的に嘆いてみてもしょうがないか、と(さばさば)。お台場は、あそこは潮干狩りやキャンプやウインドサーフィンの場所だったんでし たっけ? よく知らない。
お台場は今後どうなっていくのだろう。ビジネス街としての機能を強化して、ロンドンのシティ(よくわかってないんだが……)のようになるのか? それとも ハーレムやコミューンが自然発生して、なんか、とんでもないことになるのか? 実際、打ち合わせの帰りに、暴走族の大群が舗道(私のすぐ脇)を突っ走って いたりして、ぎゃあ、これではまるっきり「AKIRA」だと思いました。石原知事はお台場にカジノをつくりたがっているらしいし、そういえば大阪の府知事 は、西川きよしは出馬しないのですか? 例のセクハラ疑惑の最中に「ええんです、大阪はノックさんで。東京はタカ派、大阪はタコ派なんです」とギャグを飛 ばしてひんしゅくを買っていたタレントの山田雅人さんは、最近テレビでお姿をお見かけしませんが元気なのかな、と話をとっちらかして終わります。
(20000111)

桶川の女子大生殺人事件
私は最近テレビや新聞にあまり接していないのですが(でも「あすか」は見ている)、どうやら犯行グループが特定されつつあるようですね。
この事件にはずっと「なんかいや~な」気分でした。被害者は「身の危険を感じていること」をオープンにしていたのに、街の真ん中で殺し屋グループに計画的に刺されてしまった。それなのに、ずいぶん時間が経っても、容疑者逮捕といった話がマスコミから聞こえてこない。
今回びっくりしたのは、11月中旬に「殺しを依頼した」とされる人物の名前を、インターネット上で見た(告発した人がいた)ことです。昨日あたりの報道 で、ほんとうにその苗字だったので、驚いた。被害者のプライバシーをばんばん報道していた一部マスコミは、当然、そこまでは知っていたはずなのに、リスク をしょわなかった。
被害者に対する一部マスコミの報道のしかたは、ひどかったと思います。私は善人だが、でも男でもあるので、あんな報道に接すれば「遊び人だったのかな~」 と思いましたよ。でも、だからってあんな殺されかたされて、プライバシーだけが暴露されて、犯人に関する情報はフェイドアウト、ってのはないでしょう。
「まあ、マスコミなんて~」ってな一般論は言わないようにします。ただ、自分が気になった事件の報道のされかたは、個別に忘れないようにしようと思っています。
(19991221)

美麗二腕
「美麗二腕」って、読めます?
ミレニアムと読むそうです。使用法は、
「お宝写真」大放出第一弾 美麗二腕美女14人
(写真週刊誌『FLASH』より)
今朝の朝刊で見つけてこけました。
世の中の男性は大人になるにつれ、「駄洒落を言いたくてしょうがなくなる人」と「決して駄洒落を言わない人」に二極分化していくような気がします。私は後者に憧れていますが、
でもやばいんだよな。
最近、他人のつまらない駄洒落には「ぬお~~っ!」とムカツくのに、自分は会話の最中に突然閃いたりして、その途端、会話の脈絡に全然関係なく「あっ!」なんて言ってしまったりする。
まあ、たいがいは押さえてますけどね。どうしても言いたい場合は、ひとこと「ちょっと、つまらないこといっていい?」とエクスキューズしてからにしますが(例外あり、被害者の方、すんまそん)。でも、閃きの頻度は年々高まっているかもしれない。
「LINK部屋」で紹介しているHolydogsのバンマス斎藤さんは、おおむかし合宿の際、みんなが集まったところで、だれかの穴の開いたジャージを見つめて、
ぽつんと一言、
「アナーキー」
と呟いたことがあります。
最近は、どう?
斎藤さんはいまもむかしも「少女マンガから抜け出してきたような」スレンダー美形なので、私は、できれば「決して駄洒落をいわない人」でいてほしいと願います。
(19991207)

二枚目を想像する
ちょっとまえに反町隆史を見ました。生ソリマチの素顔は、メディアを介して見ていたときの印象よりもずっと、ふつうのお兄ちゃんふう。キザというより、た とえばイチローや野茂みたいな、しゃべることがあまり得意ではないスポーツ選手のような感じの人でした。たんにサービス精神が旺盛じゃないだけで、人にな にかを尋ねられれば、「僕はいま芝居に全力投球したいです」と自分の思ったことを言葉少なに語る。なにも聞かれなければ、無言。まあ、「オヤジ受け」する タイプの人でもないでしょうが、それでも、二枚目だなあとは感じました。
二枚目って、私には縁遠いことだからわからないのだが、想像するに「たいへんなこと」なのだろうと思います。とくに「若いときからずっと二枚目を通し続け ている」人って、すごくエネルギーを使っているのだろうな。どこかで「元二枚目、でも最近は気さくなオジサン」に方向転換しないで、ときに滑稽なほど二枚 目然とした自分をキープしている人を、私はどこかで尊敬しています。最近のスターだと、だれなのかな(旬のワカモノを除く)。田村正和? 郷ひろみ(最近 ちょっとヘン)?
あっ、ツルタロー、なんと三枚目から二枚目になろうと……。
(19991205)

命について、ちょっと
朝起きてテレビをつけたら「サンデープロジェクト」で田原総一朗さんが「法の華三法行」の福永法源さんと大バトル。「あんたのやってることはインチキだ」 と決めつける田原さんに対し、福永さんは「オレにいわれても困る。オレは天声(←この字でいいの?)を伝えただけだし」、議論は平行線でした。しかし「天 声」とか「定説」って、あのテの議論では飛び道具だなあ。
田原さんの話を聞いていてわかったのは、法の華が信者から大金を受け取る際の「殺し文句」とは、「一番大事な命を守りたいのなら、カネを出せ」。このパターンは、他の類似事件(←社会問題?)でも同じようなものらしい。
そして夜、メシ食いながら大河ドラマ「元禄繚乱」を見たら、こちらでは「命には代えられないなにかのために人の命をとった赤穂浪士たちの命をどうするの か」が議論になっていました。この話、日本人が大好きなんじゃなかったっけ? とにかく、福永法源に誘われたら忠臣蔵を思い出せ(オレは右?)!
(19991205)

「オレにも言わせろ」
こんな部屋をつくったものの、いまのところ世の中に言いたいことなし。でもけっこうおしゃべりだし、ワイドショー大好きだから、そのうち「オレにも言わせろ」な気分になると思います。
あっ、昨日妹(小学生の子ども2人あり)と電話で話したら、文京区の事件は他人事ではないとか。ひえー、公園の砂場にはどこでも女ボスがいるのかー。たいへんだぁ~~。
(19991201)

トップページへ

web@yoichi(避難中/音楽について)




無人島に持っていく10枚/邦楽編
自己紹介がてら、まずこのへんから始めてみます。
私が自分のカネで最初に買った邦楽のレコードは、たしか井上順(順二と名乗っていたかもしれない)の「涙」というシングル盤。その後、森田健作の「友だち よ泣くんじゃない」(シングル盤)を買い、そのころからだんだんラジオを聴くようになり、洋楽や日本のフォークソングのレコードも欲しくなり、洋楽は CBSソニーのギフトパックでサイモン&ガーファンクルを聞いて深みにはまり、日本のフォークソングは、ええと、日本のフォークソングは買わない で、けっこうエアチェックや友だちのレコードのダビングですませていました。基本的には、いわゆる「洋専」体質です(いまも)。
1970年代半ばまでの日本のフォークソングでは、井上陽水の「断絶」「センチメンタル」「氷の世界」といったアルバムをテープでよく聞いていて、それら でギターを覚えました。好きだった曲は「能古の島の片思い」「帰れない二人」等。Am、って感じじゃない曲のほうが気に入っていました。
あとは、現存している古いカセットテープ(四隅をビスで留めてある工業製品っぽいやつ)に「地球はメリーゴーランド」(ガロ)「恋挽歌」(海援隊)「小便 だらけの湖で」(三上寛)「千鳥足」(古井戸)「ふざけるんじゃねえよ」(頭脳警察)などいろいろ入っているはず。だけど、このへんはレコードで聞いたこ ともないし、曲名の正確な表記とかは曖昧です。
あーそうだ、やまがたすみこ。当時住んでいた福岡で、KBC九州朝日放送(ラジオ)のレコードコンサートがあって、そのとき楽屋を直撃してモーリスのギ ターにサインしてもらいました。かわいー、と思ったんだけれど、でも、いま、曲がひとつも思い出せないのは、けっこうショック(ポスター、部屋に貼って あったはずなのに)。そして、こんなのをフォークの範疇に入れていいのか疑問だけれど(でも当時はカレッジフォーク風の歌謡曲、だったはず)、クラスの古 川君があべ静江のLPを買って、それをみんなでダビングしてよく聞いていました。シーちゃん、おれたちはあのころなにもわかっていなかった。その古川君と 玉谷君と私の三人で音楽の時間にフィンガー5の「個人授業」を演ったのが、私の「人前ギター」の最初だったわけで……、って、こんなこと書いていて、いつ になったら「無人島に持っていく10枚」にたどり着くのか!?
シャキッといこう。
とにかく、順不同で10枚。
いや、そんな簡単には決まらない。
まず、20枚。
■「外道」/外道
■「Mio Fou」/ミオフー
■「JAPANESE GIRL」/矢野顕子
■「BAND WAGON」/鈴木茂
■「この道をゆけば」/オフコース
■「テクノデリック」Y.M.O.
■「CLOVER」/スガシカオ
■「hullo hulloa」/高野寛
■「一触即発」/四人囃子
■「熱い胸さわぎ」/サザンオールスターズ
■「4to3」/小川美潮
■「Feel Happy」/原田真二
■「服部」/ユニコーン
■「Aventure」/大貫妙子
■「Delicate Motion」/TENSAW
■「denim-ed soul 2」/EAST END×YURI
■「KYLYN LIVE」/KYLYN
■「ひこうき雲」/荒井由実
■「GOODIES」/エポ
■「Mint-Electric」/PSY・S

え~~、ぜんぜんたりないじゃん!
あと10枚。

■「PINK」/PINK
■「OiRA」/ジョニー、ルイス&チャー
■「ミーハー」/森高千里
■「LIGHTN'UP」吉田美奈子
■「ブーゲンビリア」/Cocco
■「'77 Les Rallizes Denudes」/裸のラリーズ
■「SONGS」/シュガーベイブ
■「撫子純情」/原田知世
■「IN A MODEL ROOM」/P-MODEL
■「魔法の黄色い靴」/チューリップ

え~~、ぜんぜんたりない!
あと10枚、
は、
やめときます。
しかしクリエィションはどうするフラワー・トラベリン・バンドはどうする「ロンバケ」はどうする「ヘッド博士」はどうするチューインガムは風はNSPは木之内みどりはどうする……。

「無人島に持っていく10枚」決定は、まあ、のんびりいずれ。
もちろん「洋楽編」もやる!

(19991202)


「音楽について」のトップページへ
 


500円のB'zを探している
最近、近所のレコード屋にいくたびにB'zの中古CDを探しています。どのアルバムでもいいんだけれど、できれば500円くらいで欲しいなー、と探してい るのですが、値崩れしていないんだな、これが。人気あるんですね、B'z。trfとかプリプリとかは5枚1000円で売っているのに。
なんでB'zを聞いてみたくなったかというと、このあいだYahoo!の掲示板でとてもおもしろいスレッドを読んだから。「Yahoo!掲示板B'z」と いうB'zのトピックスが集まったところで「B’zはパクリしかやらないのか?いや、そんなことはないだろう。」というスレッドを発見。なにげなく読み始 めたら、だれかが途中で「B'zは最高のコミックバンドだ」みたいな発言をして、その発言がきっかけとなり、さらに「B’zにオリジナリティーはあるの か?いや、そんなことはないだろう。」というスレッドが発生して、いろいろ揉めながらも、とにかくかなりキチンとした議論が積み重ねられていて……、と、 すごいことになっていました。
しかしふたつのスレッドの発言数、合わせて1700以上もあったんだぜ。「朝まで生テレビ」をダブルで観たように疲れましたが、ああオレはなにやってるんだ!
B'zというのはハードロックのかっこよさとJポップ的なセンスを巧みにブレンドした人気者だ、ということがわかりました。ただオリジナル曲の中に、エア ロスミスやレッド・ツェッペリンの曲そっくりなものがいくつかあり、そのことが批判されているんですね。私はB'zの曲をひとつも知らないのでなんともわ からんですが。
B'zのベストアルバムが発売されて大ヒットしたとき、朝日新聞で都築響一氏が「売れているということは知っているが、自分のまわりに買った人間は一人も いない。まるでSFみたいな話だ」といった主旨のことを書いていましたが、私も同感です。B'zって、もうずいぶん長いあいだ人気者みたいじゃないです か。淘汰されないってことは、やっぱりなにか私にはわからない魅力があるのだろうと思います。それで別冊宝島「音楽誌が書かないJポップ批評3」の 「B'z嫌いのためのB'z入門」なんて記事を読んだりもしてみたのですが、残念、ただの頓珍漢原稿でした。
私はB'zを1曲も知らない。いや、「1曲も」はウソで、むかしCMで流れていた曲の「荒野を駆け抜け~、どこまでも~」という部分と、タモリが司会をし ている番組のテーマ曲(番宣でよく聞く)のギャギャギャギャギャ~ンというギターのフレーズは知っています。けっこうアクの強い音なので、耳に入れば「こ れがそうなんだ」とは思います。
が、それだけ。
なんで~?
オレの生きているところはほんとうに日本なのだろうか?
さて腹が減ったのでメシでも食いにいこう。
ついでにディスクユニオンとレコファンを覗いてこよう。
しかし気になるなあ、B'zってエアロスミスやレッド・ツェッペリンとどのくらい似ているんだろう。
このくらい?



それともこのくらい?


(19991202)
★Yahoo!掲示板B'zへGO!


「音楽について」のトップページへ
 


それで、315円でB'zをGET!
というわけで、メシを食いにいったついでにレコファンに寄ったら、増設されたJポップの中古盤コーナーでB'zの「LOOSE」というアルバムを発見。帯なしで300円+消費税でした。
えー、けっこうカッコいいお兄さんたちじゃないですか。このまえテレビで見たGLAYやSADSより嫌いではないです。私はなにしろYahoo!の掲示板 にある1700以上の発言に目を通しましたから、その中で言われていた「あれはあれのパクリ」みたいな曲も聞いてみましたが、うーん、まあそう思って聞け ばねえ、というくらいかなあ。そういう具体的な部分以前のところで、まず私は引っかかってしまった。
っていうかぁ、B'zのサウンドって、そこらじゅう「カッコいい外国ロック」みたいですな。CDがかかっている1時間弱のあいだ、ずっとそう思っていまし た。でも、しかし、結婚式の披露宴でエレクトーン演奏を聞いているみたいな、この居心地の悪さはなんなのだ。あるいはカラオケルームで外国の曲を選んだと きに感じる「ん!? なにこの演奏」みたいな気分。無理して似た感じのロックバンドを考えたら、うーん、「ハイドラ」あたりのTOTOとか。
うちのCDプレーヤーは6連なんですが、たまたまB'zの次にマウンテンの「CLIMBING!」が入っていて、それが連続再生されて1曲目の 「Mississippi Queen」が始まった途端に、それまで萎えていた体がいきなり「おっ、おっ、おっ、きたぞ~」と反応してしまいました。CDの録音レベルは低いし、音も モコモコなのに、ああ、体がどうしようもなく外人を求めてしまう。
むかし「いなかっぺ大将」やドリフターズのギャグで、特定の音楽がかかるとついつい踊りだしてしまう、みたいなのがありましたが、ああいうことって、ほんとにある。
(19991202)

「音楽について」のトップページへ
 


あれは樹木希林のダンナのこと
私の実家は東京都町田市なのですが、町田といえば外道ですね。えーと、いまの日本では外道とB'zはどっちが人気者なのですか?
外道というのは1970年代半ばに一部熱狂的なファンを持っていた、3人組のハードロックバンドです。いま手元にある2枚組CD「外道LIVE」のライナーのプロフィールを引用すると、
S48 8月
警官に“外道”と罵倒されたことによりグループ名を「外道」と命名。幻の名バンド“エム”出身の加納秀人(G&Vo)、“TOO MUCH”出身の青木正行(B)、そして中野良一(Ds)というトリオ編成で白樺高原音楽祭でデビュー。無名ではあったが、他の有名グループをおさえて一 大センセーションを巻きおこす。
S48 10月
トリオ・レコードよりシングル「にっぽん賛歌」でデビュー。コンサート活動を開始。
S48 11月
「ライヴ・ロック・イン・一橋」300余名の暴走族が襲来。
S49 8月
この年最大のロック・フェスティバル「郡山ワンステップ・フェスティバル」に出演。小野ヨーコも舞台のソデで、秀人の扇情にマッ青になる。
S48 9月
ファースト・アルバム「外道」発売。
S50 元旦
ハワイ、ダイヤモンド・ヘッドクレイターに於ける“SUNSHINE FESTIVAL”に出演。10万人の観客に外道コールが巻き起こるほどの大成功を納め、それはアメリカ・イギリスに新聞・ニュースで報道された。
(中略)
S50 4月
芝増上寺で本堂ホールでワンマンコンサート。
(中略)
S50 8月
ワールド・ロック・フェスティバルに出演。ジェフ・ベックらと競演。
(中略)
S51 8月
町田の祭に出演。町のどまん中で20万人を熱狂させた。
S50 10月
惜しまれつつ日比谷野音にて解散コンサート。各メンバーソロ活動に入る。
となっております。
すごいですねー。「幻の名バンド“エム”」はたしかゴダイゴのギターの人も在籍していたんですよね。「300余名の暴走族が襲来」「小野ヨーコも舞台のソ デで、秀人の扇情にマッ青」「アメリカ・イギリスに新聞・ニュースで報道」「祭に出演。町のどまん中で20万人を熱狂」。はい私、その祭りで騒いでいた 20万人のひとりです。四半世紀もまえの話です。
個人的に体験した外道の話。
ステージにはいつも外道神社の鳥居がありました。加納秀人のストラトキャスターは天に吸い込まれていきそうな、伸びやかな音でした。コアな客はほんと、ガ ラの悪いツッパリ(not ヤンキー)でした。ドラムの中野良一さんは友だちの中学の先輩で、ちがう友だちの家で会ったときにいちゃもんをつけられて(からかわれて)、僕と原川君は 正座をさせられて怖かったです。解散の噂は口コミで拡がり、ウソだと思って日比谷野音に駆けつけました。ほんとうだったので40分くらい騒いで合同コン サートを中断させてしまい、カルメンマキ&OZファンに「外道ファンは帰れ」と怒鳴られました。外道のあとには裸のラリーズが出ました。等々。
当時、小田急線新原町田駅前のスガナミ楽器に出入りしていた高校生(ついでに喫茶店「英国館」で一服)にとって、外道はスターでした。私は末端でちょろちょろしていただけですが、コアなファン(弟分?)だったU君やK君はどうしているのか。
そんなわけでして、私の中ではいまだに大メジャーな外道。「日本ロック&フォークアルバム大全」(音楽之友社)というナイスな本の中で「外道」を紹介して いる前田理氏が、「ロックンロールバカ?」という曲の「バカ」は誰だろう? と書いていますが、あれはたしか内田裕也のことです(歌詞は「ブスな女房も らったら、おっちゃん一躍有名人」)。そして「外道LIVE」のライナーにある( 前田氏も書いている)、「警官に“外道”と罵倒されたことによりグループ名を『外道』と命名」というエピソードですが、私の記憶では、たしか八王子のほう にあった少数精鋭の暴走族が解散するときに、知り合いだったメンバーから、バンドが名前をもらった(それで、多くの暴走族が外道ファンになった)というこ とだったらしいのだけれど……。
いけいけ、外道!
(19991203)


「音楽について」のトップページへ
 


なんとプリファブが渋谷に!
「LINK」部屋をつくりながらFukuiさんの「Looking For PREFAB SPROUT」に遊びにいき、さらにリンクをめぐって、久次氏の「メキシコを責めないで!」までいって、私はもう、マックともどもフリーズしそうになりました。
なんと! プリファブ・スプラウトが日本にくる!
今月の18日(土曜日)に国内盤のベストアルバム(輸入盤はもう出まわっています)が出るのに合わせ、渋谷HMVにやってくるとのこと!! なにやらサイン会もあるらしく、私、明日は渋谷に用事があるので、HMVに寄ってCDの予約をしてこようと思っています。
プリファブ・スプラウトというのは1980年代にイギリスから現れたメロディアスなロックバンド。当時日本では、スミスやスタイル・カウンシル、アズテッ ク・カメラあたりと比較されていたような記憶があります。「スティーリー・ダンのようなひねくれた曲を書く新人」といった言われかたも、されていたような 気がする……。
1985年の夏だったと思うけれど、私はセカンドアルバムの「STEVE McQUEEN」ってやつを、新宿アルタのCISCOでジャケット買いしたのです。寒空の下、なんだか悶々とした若者4人が壁に飾られ、私を睨んでおりま した。当時はスティングと元ロキシー・ミュージックのブライアン・フェリーの初めてのソロアルバム、12インチで話題が沸騰していたスクリッテイ・ポリッ テイのフルアルバムなどが続々と発売され、嬉しいやらカネがないやらの時期でしたが、でも、なにか惹かれるものがあり、買ってしまったのでした。
その翌年に来日してコンサートがあったのだけれど、私はいけなくて、その後長く「いやほんとによかった」という話をY君から聞かされ続けました。
サードアルバムの「FROM LANGLEY PARK TO MEMPHIS」はいまはなき骨董通りの「パイドパイパー・ハウス」で買いました。当時この店にはプリファブ・スプラウトの所属するキッチンウエア・レー ベルのレコードが充実していて、私はプリファブ各種(12インチ/シングル)の他、マーティン・ステファンソンやフラー!やケーン・ギャングなんていう人 たちのレコードも買いました。(買った話ばかり……、オレは中村うさぎか?)。
プリファブ・スプラウトは、一般的な知名度はそれほどでもありませんが、でもミュージシャン関係にファンが多いみたいです。一昔前のロックの世界だと、ラ イ・クーダーやトッド・ラングレンみたいなポジションを得ているような感じで、ちょっと前の、いわゆる渋谷系のミュージシャンが、インタビュー等でよく名 前を挙げているのを読みました。リーダーのパディ・マクアルーンは、最近ではブライアン・ウイルソン等と比較され、「稀代のメロディメーカー」といった評 価を受けているようです(でも私はいまだ「恋人をバイクの後部座席に乗せて悶々としている若者」のイメージが消えない)。
とにかく、渋谷にくる。
ということで、さっきHMVのWEBをチェックしたけれど、詳しいことはまだよくわかりません。
(19991208)

. ↑で「まだよくわからない」と書きましたが、★SMEのサイトに情報がUPされていました。
いや~、こんなにときめくのはマイ・ブラディ・バレンタイン&ハウス・オブ・ラブのジョイント来日未遂(直前に中止)、ブルー・ナイルの単独来日未遂(直前に中止)以来だ。……、なんか不吉、でも3度目の正直。
そして、「恋人をバイクの後部座席に乗せて悶々としている若者」(「STEVE McQUEEN」のジャケット)を見るなら★プリファブ・スプラウトの公式サイトで「ディスコグラフィー」を選び、縦長四角の「2」をチェック。
(19991209)

ということで先ほど仕事のついでにHMV渋谷にいき予約をしてきました。いや~、夕方のセンター街は、最近異常繁殖している竹馬ヤマンバ、目立ちます。オレを見下ろすな、っつうの。踵、蹴ったろか!
HMV店内は「祝・プリファブ来店」の横断幕/花輪などで歓迎ムード一色、ではなかった。でもサイン会告知のディスプレイはありました。
コーギス(元スタックリッジ)のCDリイシュー盤が2枚、けっこう目立つところに並んでいたりもしました。
(19991209)

そして、よく考えたらサインしてもらったCDは、きっと永久保存盤として眺めるだけのものになるだろうと思い、先ほど「ふだん使い」用の輸入盤を買ってきました。
いやー、ほんとにベストらしいベストなんだけれど、でも私、基本的にベスト盤は好きじゃないんだけどな。むかし入門編に買ったベスト盤って、けっこう人に あげたり売ったりしてます。なんてこと言いつつ、新録音の「カーペット・クロール」1曲のためにジェネシスのベスト盤も買ったりして……。しかし、なぜに サイン会。新作のツアーじゃないのが、なんとも、なんとも。ストーンズだって、まだやってるんだぜ(最後の「ぜ」は鳥井賀句風)。
(19991216)

いよいよ今日だ。
16:30少し過ぎ、HMV渋谷に到着。センター街沿いの入口から店内へ。イベントの告知ボードに「急遽中止」なんて文字がないことを確認し、エスカレー タで3階の「ロック/ブルース」コーナーをめざす。現在のHMV渋谷は、1階が国内音楽&売れ筋(新着)洋楽。2階がダンス・ミュージック系。ロックは3 階。ロックよりダンス・ミュージックのほうが偉くなって、幾歳月。
予約しておいた「38カラット・コレクション」(国内盤/本日発売)をいきなり買うのもためらわれ、フロア内をしばらくうろうろする。輸入盤はそこそこ見 かけるが、国内盤はレジ横の試聴コーナー以外には、あまりディスプレイされていない様子。CDシングル「P」のコーナーにプリファブ関連在庫なし。アナロ グ盤「P」のコーナーにも在庫なし(あたりまえか)。フロアのBGMで唐突にプリファブの「The Sound Of Crying」が流れ出し、気持ちがぐぐっとに高まる。在庫僅かになったコーギスの「The Korgis」「Sticky George」「Dumb Waiters」をひっつかみ、バッグから財布を出し、財布から予約引換券を出し、レジに並ぶ。
短髪&ちょび髭の兄ちゃんが引換券を輪ゴムで留めた「オレの『38カラット・コレクション』」を持ってきて袋に入れるのを目で追う。クレジットカードより やや大きめの紙きれが見える。どうやらこれがトークショー&サイン会の入場券らしい。クレジットカードで支払いをすませ、CD4枚の入ったビニールバッグ を受けとりレジから離れ、さっそく中身をチェック。
あれ? あれ!? 入場券が入ってないんだけれど、ちょっと、大丈夫なのか! もう一度レジで確認しようと思ったが、短髪&ちょび髭は次の客の対応中。レ ジのそばにいた他の店員に事情を話すとすぐに調べてくれて、なんと、短髪&ちょび髭、キャッシャーのそばにオレの入場券を置きっぱなし!! ワレ、いい根 性しとるやんけ、まあ許したるわい。
入場券を財布に入れ、財布をバッグに入れ、会場のある2階フロアの一角をロケハン。会場の手前には入場券が封入された国内盤が何枚かディスプレイされてい る。「もう1枚買おうか」と迷い、やめる。バッグから財布を出し、財布からオレの入場券を出し、18:00スタートだが17:30集合であることを確認す る。腕時計を見ると17:00を過ぎたばかりで、まだ人が並んではいない。入場券を財布に入れ、財布をバッグに入れ、エスカレータで店外に出て煙草を1 本。
ふたたび店内へ。1階をうろうろしてみるがここで「オレの居場所」は見つからない。しっかし「おさるさんみたいな顔したレインボーカラーの女」の新譜がや けに目立つんだけれど、なんでこんなのが売れてるのかな~(詠嘆)、などと感じつつ、けっきょくふたたびエスカレータで3階へ(この行動はちょっと失 敗)。あいかわらず短髪&ちょび髭が忙しそうに働いている。意味もなく「2枚買うと1枚あたりの値段1490円コーナー」を眺めていると、フロアのBGM がふたたびプリファブ、「The King Of Rock 'n' Roll」。腕時計を見ると17:20近くで、もうこんなことしていられない、と決意しエスカレータを早足で降り2階へ。
げげっ、どこから沸いてきたのか、会場のまえにはすでに約50人の群衆が! 列の最後尾に並んだが、さらにぞくぞくと人が集まってくる。
17:30、入場整理係のナビゲートで会場(スタンディング)へ入る。お客さんはみんな行儀よし。ステージ中央(6列目)の場所を確保するが、なんだよ、 もっと早く並んでいればよかったと後悔。ステージでは古いプロモーションビデオが流れている。中央のテーブルにはマイクとボルビックが1本。客層をチェッ クしてみると、
●男が多い(7:3くらいか?)。
●1人できている、って感じが多い(オレも)。
●フード付きの上着が多い(オレも、もうちょっと寒ければダッフルコートだった)。
●リュックorショルダー系バッグが多い(オレはリュック)。
●帽子系、髪の毛が生まれたままの色系、が多い(オレも)。
●すでに買ったCDのビニールを破いていたりする手際のいいやつが多い(オレも)。

なんというか、渋谷というより代々木。予備校「私大文系」コースの授業開始直前、って雰囲気がむんむん。17:50に「トークショー&サイン会の入場は締め切りになりました」のアナウンスが流れる。国内盤、無事完売!?
18:00少しまえに進行役の渡辺亨氏が登場。今回の来日が実現したいきさつを簡単に語る。国内盤発売にあたって「なにかやらなければ」という話をレコー ド会社の担当としていて、それで11月末に7年ぶりにパディに連絡をとって、「日本こない?」と言ってみたら、快諾したので急遽決まったとか。なんだ、 けっこう気さく。続いて「えーと、パディは髭を伸ばし、だいぶルックスが変わっております」と渡辺氏。そして……。
パディ・マクアルーン、ついに登場。
髭、すごかったです。黒(またはダークグレー)のジャケットに青いシャツで登場したパディの顔は、まるで「愛と平和」のベッドインをしていた頃のジョン・レノンのよう。ちょっとショックを受けましたが、私は彼のルックスが好きなのではない。
通訳の女性(とても感じがよい)をまじえ、渡辺氏とパディの会話が約15分。この部分の会話は、まあ、あたりさわりのないもの。というか、パディは今回の 来日で5、6本のインタビューを受けているらしく、おそらく渡辺氏のインタビューもその中に含まれているはずで、より濃い内容のものは、来月以降の音楽誌 が楽しみ(吉本ばななとも対談したらしい)。まあ、結婚してこどもがふたりいるらしいとかの話は、ゴシップ的にはおもしろかったけれど、とにかく「生パ ディ」を見ているのが、なんとも不思議な気分で楽しい。けっこうおしゃべりでフレンドリーな男なんだな、これが。そして、トークショーは、お行儀のよいお 客さんとの質疑応答へ。
最初の人の質問は、
「たしか10年ほどまえに、日本独自企画で、プリファブ・スプラウトのアルバム未収録曲(シングルや12インチのみ収録)のコンピレーションが発売されかけたはずですが、あれはどうなっているのでしょうか?」
といったもの。いきなり、濃いなあ。でも、オレもそういうことが知りたいのです。パディの答えは「僕はそんな話、知らなかった」。質問した人が「出してく ださいよ、リマスターして」と続けて言い、通訳がたぶん正確に訳したらしく、パディは質問の「リマスター」という言葉に反応して、「リマスターをすれば曲 がよくなるってわけではないと思う」とかなんとか(表情は笑顔)……。
そうじゃねえんだよ。オレたち(少なくともオレ)は、今回の「38カラット・コレクション」に入っている曲は、もう、すごい回数オリジナル盤で聞いてる の。もちろんCDシングル、12インチアナログ盤、ブートのライブテープなんかも買いまくって、未収録曲(これが、スバラシイのが多いのだ!)は、一生懸 命ベストテープとかをつくって聞いてるんだってば。そういうのをまとめて聞けるようなのを、出してくれよ。……、出してくれませんか? お願いだか ら~~。
トークショーが終わり、いよいよサイン会。しかし、いい年した男(オレ)がいい年した男(パディ)にサインしてもらうのにこんなにドキドキして、どうする?
行儀よく待つこと20分。あと4、5人でオレの番。BGMはオレの大好きな「恋人をバイクの後部座席に乗せて悶々としている若者」ジャケットのアルバムの A面2曲目「Bonny」。この曲、むかし海にいった帰りのクルマでよく聞いた。火照った身体にエアコンから冷たい風、助手席に座っていたのは○○。この 曲のイントロはサウンドファイルにして、いまのパソコンの時報の音にしている。「Bonny」が終わって、目の前に生パディ。BGMは「Moving The River」……。
「こんちは」(オレ)
「こんちは」(パディ)

CDのジャケットを差し出すと、さらさらと、Paddy MAC

「またきてね、音楽を演奏しに」(オレ)
「OK、次にくるときは(以後英語が聞きとれず)」(パディ)

「さよなら」(オレ)
「さよなら」(パディ)

ジャケットを受けとり、一歩足を踏み出すオレ。思い直し、振り返って、
「また会おう!」(オレ)
あっ、パディ、もう次の人のサインに夢中……。

(19991218)

「音楽について」のトップページへ
 


「犬は吠えるがキャラバンは進む」で新説
私は小沢健二が好きなのですが、それは私が元渋谷系の男だからではもちろんなく、また、いわゆる「オザケン」という人に興味があるからでもなく、ただただひたすら「犬は吠えるがキャラバンは進む」「LIFE」という2枚のアルバムをほんとうによく聴いたからです。
一時のオザケンフィーバー(!)もすっかりベタ凪になりましたが(米国のモータウンと契約したとかって話はどうなっているのだろうか?)、ちょっとまえにひさしぶりに「犬」を引っぱり出して聴いてみて、いままたヘヴィーローテーションです。
他の曲も好きなのですが、私にとってこのアルバムは、7曲目の「天使たちのシーン」。13分31秒というオキテ破りの長さのこの曲をゆらゆらと聞いて盛り上がるのが心地よいです。
「天使たちのシーン」の曲中、とくに好きな部分が2カ所あります。ひとつは05分02秒前後の歌詞の「スティーリー・ダン」という言葉の響き。そしてもうひとつは、10分02秒前後の「カモン!」というかけ声の気合いの入り加減と、それに続くギターソロです。
しかしオザケン、曲のキモの場所を05分02秒と10分02秒でそろえたのか!?
05分02秒の「スティーリー・ダン」は、まるっきり「Steely Dan」には聞こえない。「すてぃぃりぃいだ~ん」ってなへなへなで、これを「歌が下手」と言ってしまえば簡単なのだが、そんな一筋縄でいくものではない でしょう。私の胸にはここが、ぐさっとぶっささる(歌詞の風景が鮮やかに見えました)。
そして、曲はまるでオーティス・レディングの「Try A Little Tenderness」(の上田正樹とサウス・トゥ・サウスのカバー)のようにじわじわと熱く盛り上がり、10分02秒のまたもやへなへなな「カモン!」 (これも胸にぶっささる)を経て、もしも「天使たちのシーン」をロックと呼んでいいなら、「ロック史上再軟弱」とでも言いたくなる、手がしもやけのエリッ ク・ゲイルのようなオザケンリードギターに突入するのですが、このソロが、また、かっこいいんだ。
この「カモン!」に続くリードギターは、たとえばポール・コゾフが弾いてもゲイリー・ムーアが弾いてもランディ・ローズが弾いてもリッチー・コッツエンが 弾いてもエリック・クラプトンが弾いても、もちろん松木恒秀やエリック・ゲイルが弾いてもだめだと思います。この「代えのきかなさ」は、なんか、ローリン グストーンズでここぞとばかり「代えのきかない」ソロを聞かせるキース・リチャードに通じるものがあります。そういやボーカルの「代えのきかない」感じ も、キースに似ているような気がしてきたぞ。
小沢健二=キース・リチャード説。
私はなぜか、小沢健二に関しては「○○は●●のパクリ」というようなことが、B'z(いろいろ引き合いに出してスマン)とちがってほとんど気にならないの です。「犬」2曲目の「天気読み」なんて、最初に聞いたときには、スティービー・ワンダーの「INNERVISIONS」に入っている「Don'T You Worry 'bout A Thing」のカバーをやっているのかと思ったけれど、でも大好きだし。
「犬」3曲目の「暗闇から手を伸ばせ」はむかし「マジカル頭脳パワー」のエンディングテーマ曲だった。
(19991210)



「音楽について」のトップページへ
 


苦手なクラプトンを観る
ちょっとまえにWOWOWの無料放送があって、そのとき録画した「エリック・クラプトン&フレンズ・イン・コンサート」というのをいま観ているのですが、 あー、退屈なんで、字を書き出しちゃった(ちょっとまえにポール・モーリア・オーケストラ演奏みたいな「愛しのレイラ」が終わりまして、いま、志村けんみ たいな顔のボブ・ディランが出てきて歌ってます)。
私は「Change The World」のCDシングルしか新譜で買ったことのないクラプトン音痴です。中古アナログレコードなら、何枚か買いましたが、でもほとんど聞かなかった (「Let It Rain」って曲だけは好きでした)。あと、デュアン・オールマンやスティーブ・ウィンウッドを聞きたくてCDを買ったら、たまたまギターがクラプトン だった(こーゆー書き方!)ってことは、ありましたけれど。
知り合いにクラプトン好きが多いです。そういう人は、たいがい私よりギターがうまいです。歌もうまい。ですので、私がなにを言っても「なんだかなー」って気分なのですが、でも、クラプトン、とくに最近のクラプトンって、どこがいいんだか全然わからない。
コンサートが始まってすぐ、うわっ、ゴッ、ゴッ、ゴージャス! と思いました。なんか、むかし日本でよくやっていたジャズ・フェスティバルみたいだ(う そ、ほんとは「なんか森繁の誕生パーティみたいじゃん」)と悪態をついて観ています。1曲1曲が、やけに長いなー。なんで出てくるやつらがみんなにこにこ 楽しそうにしているんだ。あー、いらいらいらいら。途中に出てきたメアリー・J・ブライジの歌は、ちょっとよかったかも。
あっ、「サンシャインなんとか」(曲名もちゃんと覚えていない)が終わって、クラプトン氏ご満悦の表情。「エリック・クラプトン&フレンズ・イン・コンサート」、これにて終了ですか。
今日観た「ギターの神様」の音楽は、私にはムード歌謡にしか思えませんでした。いや、ギター弾きとしてのクラプトンに、かっこいいな、と思った瞬間が、ないわけでもなかったのですが。
退屈~。
(19991212)



「音楽について」のトップページへ
 


チャー・ボガート&アピスと、クラプトンでまた怒られた
12月25日に武道館でおこなわれたチャー・ボガート&アピスのコンサートに、大学の先輩木原さんと、同期の吉川くんといってきました。
チャーは、いわゆる日本のギタリストのチャーですな。ったく私の知り合いの中には「ああ、あの『気絶するほど悩ましい』の人ね」と、城みちるや荒川努やル ネと同じようにしか認識していない老人がいるやも知れず、ジョーダンじゃないっすよ。ずっと現役一本槍、現役バリバリのギター渡世人です。噂によると、最 近J-WAVEかなにかに出演して、DJ(パーソナリティっていうのか?)から「今日のゲストは『気絶するほど悩ましい』のチャーさんです」とか紹介され て、「おまえ、なめんじゃねえぞ」と怒ったそうじゃないですか。いい話だ。
そしてティム・ボガート(Bass)とカーマイン・アピス(Drums)は、元ヴァニラ・ファッジ~カクタスの強力な(ドタバタうるさい)リズム隊、って いうか、ジェフ・ベックと「クリーム以来最強のトリオ」と呼ばれたBeck Bogert & Appiceで一緒だった2人。今回のコンサートは、まあ、いろいろ複雑だけれど、とにかく、ジェフ・ベックの代わりにチャーが入って双方の名曲を演奏し てみるプロジェクト、と言っていいと思います。
Beck Bogert & Appiceにはスタジオ盤が1枚、そして、来日したときの演奏が聞ける2枚組のライブ盤(1973年の大阪厚生年金会館での音源/このツアーでは武道館 でもライブをやっている)があり、私は高校生の頃、このライブ盤をよく聞いた。内山くんがマクセルの黄色い90分テープに録音してくれたのを、しょっちゅ う聞いていた。内山くんのくれたカセットテープのケースには「このよさがわからなかったら女もギターも捨ててさっさと死ぬこと」とのメッセージが書いて あった。LL教室(いまはあるのかどうか知らないけれど、英語のヒアリング&スピーチの授業)でも教材のカセットをはずして聞いていて、それが先生にばれ て、先生の「なにやってんだ!」って声が「Loose Myself With You」のボガートのソロの途中に録音されてしまって悔しかったのを、まだ覚えています。
そういうボガートとアピスがチャーと一緒にやった今回のコンサートですが、いや、コンサートは最高に盛り上がりましたが(だってマクセルのカセットテープそっくりの演奏が聞けたから)、でも、複雑な気分でもあります。思ったことは、
1.ロックを聴き始めて四半世紀。あらためて、日米ロック体力格差を感じた。もう、すごい演奏でやられっぱなしだったんだが、でも、もしギターがチャー じゃなくてジェフ・ベックだったら、オレは死んでいたかもしれない。ステージからカーマイン・アピスが「オレたちがこのまえここ(武道館)で演ったとき、 チャーは会場で見ていたらしいぜ」と言ったけれど、あんたら、そうとうのトシ ですよ。体力だけじゃなくて、年齢格差もある。そして、ジェフ・ベックは、こんなすごいおっさん2人ととうのむかしに別れて、いまもギター1本抱えて渡世 人している。
2.チャーは10代から「ロックやるなら、外人と組みたい」と考えていた人だから、今回のプロジェクトは「一度お手合わせしたかった」って感じなのかもし れない。じっさい、チャーのナンバーを演奏すると、これがすごい迫力なんだ(雑だけど……)。でも、これを見せられてしまうと、では、あのジョニー,ルイ ス&チャーやピンク・クラウドで磨き上げた、日本の風流を感じさせるトリオの味は、なんだったのか、みたいな。
等々。
でもなー、私はチャーに対して、あまり客観的になれないところがあるのです。っていうか、なりたくない。ある種の男たちが「永ちゃん」に対して感じるも の、みたいなことを、私はチャー(とくにギタリストとしてのチャー)に感じているから。そういえば「世界の矢沢」がむかしチャーに「おまえを俺のところで 使ってやるぜ」と言ったとかで、チャーは丁重にお断りしたとか。いい話だ(そのくせLOVE×2とかに出ちゃう腰の軽さが、またいい)。芸能的なことは、 チャーがギターを弾くと、どこかに飛んでいきます。
そしてそして、今回のコンサートに一緒にいった木原さんは、スモーキー・メディソン時代のチャーをライブで体験していた、日本ロックの語り部。ギターを持 つとちょいちょいとチューニングを変え(ダッドガッド/D・A・D・G・A・Dチューニングっていうらしい)、レッド・ツェッペリンの「BLACK MOUNTAIN SIDE」を弾きながら「これってジミー・ペイジ、古い曲をパクッてるんだよねー、あはは」なんて笑う人ですが、この木原さんに、帰りの飲み屋で「クラプ トンはダメだ」と悪態をついていたら、「クラプトンのすごさはクリームを聴いてもわからない。あれはジャック・ブルースのバンドだから。クラプトンを知り たければブルース・ブレイカーズを聴け」と怒られました。
ブ、ブルース・ブレイカーズなんて、聴いたことないよ。このまえNHKの山埼まさよしの番組に影響されてロバート・ジョンソンを買ったら、お経にしか聞こえなかったし。
(19991228)



「音楽について」のトップページへ
 


1990年代の10枚/洋楽編
そんじゃ今年は「無人島に持っていく10枚/洋楽編」もやってみようか、と思ってみたりもしてはいるのですが、だが、しかし、私が現在所有しているアナロ グ盤+CDにおける「邦楽/洋楽」比率は、正確にはわからないけれど、おそらく「1対9」くらいであろうと思われ、ということは、
邦楽ですらまだ決められないものを、
洋楽で、そう簡単に決められるわけないじゃないか!
と、ひとりで興奮してどうする!?
「無人島に持っていく10枚/洋楽編」などというものは、じつは無人島に出発する直前まで決められないのではないか。あるいは、無人島での暮らしなんて、 大好きなピーター・ガブリエルのソロアルバムだけ持っていけばことたりてしまうかもしれない。いや、オレは無人島にいくくらいなら死んだほうがました。
えー、いろいろ意味不明なことを書き綴っていますが、つまり、「『無人島に持っていく10枚』がいまだに決められない」からこそ、あいかわらず音楽を聞き 続けているということなのかもしれない、などとも考えております。そんなものが決まっちゃったら、だって、ゲームオーバーじゃん(^o^)。
とはいえ、今年はちょうど1990年代の締めの年でもあります。それならば、いっちょ「無人島」セレクションの前段階として、まず、この10年の洋楽ベス ト10なんてものの選定に着手してみよう、と。リミットは今年年末でありますゆえ、まあ、のんびり、随時更新しながら、いちおうの結論まで辿り着いてみた い、と思っています。
1980年代までは、そのときどきの旬なお気に入りミュージシャンを見つけてこられた私ではあります。だが、この10年は、さすがに「(主流派の)若い人 のロック」と距離ができてしまいましたなあ。具体的には、オアシス、ジャミロクアイ、ベックという人気者たちの音楽で「転んで」しまったような気がしてい ます。いや、持っていたりはするし、とくに嫌いというわけでもないのですが、でも正直言って「そんなに誉められるほどのものなんですか~?」という気持ち は、どこかにあるな。
とはいえ、
マイ・ブラディ・ヴァレンタイン、ジェイソン・フォークナー、ダイナソーjr、ミッシェル・ンデゲオチェロ、ジム・オルーク、イール、ビョーク、キング・ミサイル、チョコレートUSA、スーパー・ファーリー・アニマルズetc.
(このなかには、名前をいまテキスト化しておかないと記憶の窪みに落ち込んでしまいそうなのも入っていたり……)
といった私的ニュー・カマーの音楽はすごく気に入っているし、
私的ベテランのものでも、
……、オレはジミー・ペイジ&ロバート・プラントのライブ盤のほう(アルバムタイトルは「No Quarter」)だけは、だれがなんと言っても誉めるぞ、2曲目に入っている「Thank You」での、あのボロボロでひどいリードギターには、心を動かされた、って、ほとんどやけくそ、もう1枚出たスタジオ盤は、あっ、最近は全然聞いていな い……、
ありゃりゃ、ジミー・ペイジでつい興奮してしまったのですが、この文章、↑のほうの「とはいえ、」からまだ続いているんですね、では仕切り直し。
むかしから好きなミュージシャンの1990年代の作品は、まあ、そもそもの期待値が高いこともありますが、どれも、もうひとつおもしろくなかったなあ。
ピーター・ガブリエルの「Us」は、たまらなく好きな曲も入っていたものの、約半分は前作の焼き直しみたいで、なんだかなあ。しかしこれ、1992年の作品だよ、もう! おっさん、早く新しいの出さないと、名球会入りだぞ!!
スティング、プリンス、トッド・ラングレン、ブルース・スプリングスティーン、mmm。
プリファブ・スプラウトの「アンドロメダ・ハイツ」は、彼等のアルバムの中で一番つまらないものだと思った。待たせたくせに、ちっ。TENSAWの「It's OK」はよかった、って、これは邦楽だし~(^^;。
というわけで、すでにボヤくばかり、混乱は深まるばかり。だいたい、1991年の作品と2000年の作品を同一線上で比較することになんの意味があるのか?
そして、じつは私はいまから約10年まえに、某媒体で「1980年代のベスト10」発表なんてことをしていていたのを思い出したりしました。ええと「約 10年まえ」ってことは、つまり1989年末の段階で「1980年代のベスト10」選びをやったわけで、これはいったいなんだったのだろう? でもまあ、 楽しく自由な雰囲気のある媒体でしたので、そういえば、当時お世話になったSK女史、お元気ですか? 古いファイルをがさごそやってみたら、出てきました ぜ、当時の紙面の切り抜きが。
おー、選者には「LINK」部屋つながりの中野純さん(「女声」をテーマに選んでいる)と矢吹洋一さん(「超ロマンティック」をテーマに選んでいる)の名 前も、あるではないですか! ならば、約10年まえに書いた自分(「僕」と名乗って「素直」をテーマに選んでいやがんの、芸がないヤツ……)の文章、当 時、原稿用紙に書いてFAXしたっきり散逸したものを、いまになって、オレがテキスト化してやりましょう。これは、なかなか恥ずかしい体験。
1.「プラスティックの中の未来」(1980年)/THE BUGGLES
2.「STEVE McQUEEN」(1985年,輸入盤)/PREFAB SPROUT
3.「Cupid & Psyche 85」(1985年,輸入盤)/SCRITTI POLITTI
4.「ラーセン=フェイトン・バンド」(1980年)/LARSEN=FEITEN BAND
5.「FLASH LIGHT」(1987年,輸入盤)/TOM VERLAINE
6.「PORCUPINE」(1983年,輸入盤)/ECHO & THE BUNNYMEN
7.「Eden aLLEy」(1988年,輸入盤)/TIMBUCK 3
8.「a secret wish」(1984年,輸入盤)/PROPAGANDA
9.「VIRGINS & PHILSTINES」(1985年,輸入盤)/THE COLOUR FIELD
10.「solitude standing」(1987年,輸入盤)/SUZANNE VEGA

 わりと素直に選んだ。特に1~4は順位すら悩まなかった。1と4を国内盤で所有しているのも、まだ自分が学生で、今みたいに輸入盤めぐりをしていなかっ たことの記録。感慨深いです。5以下は聴いた頻度とかミュージシャンへの愛着というより、とにかく最初に出会ったときのインパクトが強かった。心を、体を 動かされました。5、7、10はコンサートに行ってしまったし、8は部屋で1人タコ踊りをしたし、6を聴いたときには時には思わずギターの弦を久々に張り 替えさせられてしまったし、9は、泣けた(CD化!)。まっ、軟弱です。
 もちろんここに選んだ以外にも愛聴盤はあった。ブルース・スプリングスティーンの「Born IN THE U.S.A.」とか…。でもその筋の人たちは、もはや僕にとって存在が価値。
 楽しかった学生時代へのオマージュで大瀧『ロン・バケ』、80年代最後の目からウロコで『服部』を入れようと、真剣に悩みました。あと、さのもとはるだいっきらい。

ふーん。
細かいセルフツッコミを端々に入れてやりたいものの、まあ、おおかた素直ではあります。「1と4を国内盤で所有しているのも、まだ自分が学生で、今みたい に輸入盤めぐりをしていなかったことの記録」なんてごちゃごちゃ書いていますが、これは、ほんとうに日本盤で買ったのだけれど、「でも、正確に考えると 1979年の音楽だしな」と悩んだ痕跡。いまとなってしまえば、そもそも1980年発売のものは1970年代ベスト10に入れるべきなんだが、そこは「楽 しく自由な雰囲気のある媒体」だったってことで、まっ、いいか。なにしろこの2枚が「僕」ちゃんにとって、1980年代の始まりを実感させたことはたしか だったし。ティムバック3とプロパガンダは、いまいずこ。部屋で「1人タコ踊り」をするクセはいまだに直らず。カラー・フィールドは、ごく最近「1980 年代の隠れた名盤」的な扱いでレコード屋さんのディスプレイコーナーを飾っていますが、過去一度CD化されたときに、六本木WAVEで買っておったなあ。 そうか、スプリングスティーンは1989年の時点で「存在が価値」ですか! 「その筋」って、なんのことやら……。「ロン・バケ」のあつかいにはいつも悩 んでいるし~。
そして、嫌いなミュージシャンをひらがなで表記する悪いクセは、すでにこのころから始まっていたことに自分で驚いてどうする!?  あー、くらぷとん。
ってなことやってて、ちっともまえに進まない「1990年代の10枚/洋楽編 」ですが、でもまだ時間はたっぷりありますので、こんな調子で脱線しながら、のんびり続けます。究極の自己満足企画だな、これ。
(20000116)


「音楽について」のトップページへ
 


スペース・ポンチを勝手に聞いてみた
最近のお気に入りのCDのひとつがスペース・ポンチの「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」です。このアルバムには、私が「一緒におでんやたこ焼きを食べた」ことのある岸野雄一さんとミントリーさん(岡村みどりさん/「LINK」部 屋参照)が参加しています。とてもよい音楽だと私は思います。
私は、いわゆる音楽評論家や音楽ライターではなく、たんに「自分の好きな音楽を聞くのが好きな男」なので、知り合いがつくったり参加したりした音楽を聞く まえには、少しドキドキします。ごく単純に、もし嫌いな音楽だったらどうしよう!? ってことなのですが、mmm、このへんについては、とりあえず、過去 に、自分の知り合いが関わった音楽で「どこも好きになれなかった」ものがあったことは、確かなのさ。ええと、『ミュージック・マガジン』2000年1月号 /「クロス・レヴュー」欄のソウル・フラワー・ユニオン「ハイ・タイド・アンド・ムーンライト・バッシュ・ベストライブ1999」では4人の評論家の意見 が割れていて、健全だと思った、と世間話に逃げたりしながら、でも、なんで逃げているんだオレ、ってことで……。
とにかく、知り合いの関わった音楽であっても「おもしろいところが、全然見つからなかった」場合には、私は、音楽的には沈黙します。
さて「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」ですが、これは、ロックと呼んでいいのだろうか? よくわかんねえぞ。とにかく、モンド/ラウンジ系やジャック・タチの映画音楽をほとんど体 験していない私は、まあ、プログレやテクノポップの進化系のロックとして聞いちゃった。あと、子どものころ好きだった海外アニメ(「トムとジェリー」 etc.)のサントラ(!?)のようにも聞こえて、懐かしかったり。
いずれにしても、スペース・ポンチの音楽は豊か。メンバーは高円寺にあるレコードショップ「マニュアル・オブ・エラーズ」関係の人々ですが、いつか、それぞれのレコード棚も見てみたい、という感じです。ということで、以下、勝手にレヴュー。
01.「BAREFOOT IN BALTIMORE」のイントロ、すごくかっこいい。最初の20秒くらいのゴー、ジャリジャリってのから、リズムボックスがポコポコ鳴り出し、きれいなメ ロディが聞こえてきて、ボコーダーに導かれていく展開、ゾクッときます。ロックばかり聞いて育った私は、この最初の約20秒がなかったら、アルバムにずい ぶんちがう印象を受けていたと思う。なんか、この始まりかた、ローリング・ストーンズの「LOVE YOU LIVE」のアタマを思い出させました。
01.~07.までの流れは、ミントリーのオリジナル曲が効いている。せっかくの甘いムードをぶっこわすような02.「RAYMINT SCOT」や04.「KINGA CREW」は Y.M.O.の「Solid State Survivor」のA面2曲目に入っていた「ABSOLUTE EGO DANCE」みたいにキモの曲だと思った。
「Solid State Survivor」がポップで聞きやすいアルバムなのに、でもエッジが立っていたのは、A面1曲目「TECNOPOLIS」から、そうはやすやすと3曲目「RYDEEN」に連れていってくれなかったからだなあ、なんてことを思い出した。
02.「RAYMINT SCOT」は、ベースの出ばり具合と引き具合の妙がかっこいい。
05.「GMW」は、矢野顕子のデビューアルバムに「丘を越えて」が素知らぬ顔して収まっていたことを連想させる、日本の古い曲(らしい)。私は原曲を知らないが、どう生きるとこういう曲を選んでくるセンスが身につく!?
06.「DEBARD」には一瞬キース・エマーソンの気配がした。
07.「HOW TO MUDER YOUR WIFE」は、岸野雄一のソロ・プロジェクトである「ヒゲの未亡人」のコンサートでも、聞いた記憶がある美しい曲。
08.「TATI SUITE INCLUDING:AFTER THE FOX,TRAFFIC,PLAY TIME」はジャック・タチの映画音楽をアレンジしたメドレーらしいのだが、このへんのストイックなおしゃれセンスは、オレには解説不可能。 web@yoichiの制作に協力してくれたイラストレーターの山口マナビさんなどは「タチのメドレーがすごい!」と絶賛しておりましたが、きっとオレよ りもうまく、魅力を解説できる人がいるのだろうなあ。あっ、聞いていて全然イヤではないんですが。
09.「TENGS OF THUGS」は、おー、スペースロック!
最近のアルバムでテクノにめちゃくちゃなフレーズをぶち込んでいたジェフ・ベックに、リードギターを弾かせたらおもしろいかも、などと思った。エンディングのヘンさもすごく好き。
10.「PHEASANTS」は 、おー、スペースファンク!
1回目に聞いたときに、一番インパクトのあった曲。ダンスチャート用に12インチシングルを切って欲しい感じ。でも、マリンバみたいな音に、一瞬ジェント ル・ジャイアントの気配がしたり、ンデンデンデンっていうピアノの不協和音のアクセントが一筋縄でいかなかったりで、アメリカのやわなヒップホップ兄ちゃ んじゃ、踊りそこねて骨折するかも。
11.「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」は1991年~1993年のスペース・ポンチのライブ音源をエディットしたもののようで、当時のシーンを知らない私には、やや冗漫に感じられ たけれど、でも後半になって聞こえてくる岸野雄一の「ヘンな煽りトーク」がおかしい。
そして、ノスタルジックなイントロで始まる12.「GREAT BUDDA AIRMAIL」は、ホトケサマの聞き取り不可なメッセージを撒き散らしながら、甘きに流れることなく終わってしまった。ちょっと放り出されたような気分 が残り、またアルバム1曲目のゴー、ジャリジャリに戻りたくなりました。
★「THE WORLD SHOPPING WITH SPACE PONCH」
TFCC-87624/TRANSONIC RECORDS
に関する情報は、まず、
マニュアル・オブ・エラーズへGO!
(20000118)



「音楽について」のトップページへ
 


30年経って出会ったジュディ・シル
とくに目的もなくレコード屋の店内をうろうろしていると、ときどきB.G.M.に「呼ばれる」ことがあります。
昨日の私はHMV渋谷3階フロアにいて、再発されたバグルズの「ラジオ・スターの悲劇」のCDシングルを手にとったりエサ箱に戻したり、ついに見つけたブ ルース・ウーリー&ザ・カメラクラブの「イングリッシュ・ガーデン」のCDを握りしめて密かに喜んでいたり、は、していたのですが、でも、まあ、 そもそもなにか買いたいものがあって寄ったわけでもなく……、と、なんだかゆるい時間を過ごしていました。でも、こういうときって、経験からいくと、けっ こう呼ばれやすいの、かもしれないな。
昨日の呼ばれかたは強烈でした。ちょっと鼻にかかった、不安定なビブラートが気になる女の声。ピアノの弾き語り部分でもう引っかかり、サビのメロディを聞き終えたときには「これはもう買うしかない」と決心。カウンターに足が向かいました。
店員に尋ねると「ジュディ・シル」。知らねえ。そんな名前、いままで聞いたことない。ジャケット写真を瞼に焼きつけ「J」のコーナーへ向かうと、いまし た、その、ジュディ・シル(Judee Sill)が。「名盤探検隊」「世界初CD化」という帯の売り文句が、丸眼鏡をかけた女性の横に目立ちます。
買って大正解でした。私が呼ばれたのは、彼女のファースト・アルバム「ジュディ・シル」に収録されている「ジーザス・ワズ・クロス・メイカー」という曲。ライナーを読むと、彼女に関する情報は非常に少ないようです。
1946年(あるいは1949年)にカリフォルニア州で生まれた。
1971年にファースト・アルバム、1973年にセカンドアルバム「ハート・フード」(Heart Food)を出した。
1979年にサード・アルバムを出したという話はある。タイトルは「チューリップ・フロム・アムステルダム」らしい。
彼女は1979年にメキシコで死んだらしい。
ジョニ・ミッチェルに続く女性シンガー・ソングライターとして期待されていたが、セールスはかんばしくなかった。
インターネットのサーチエンジンで名前を検索しても、カタログデータ的なもの以外は、ほとんどヒットしない(ジャケット写真もない)。
そんな人に新年早々呼ばれてしまったオレは、幸せなのか?
しかし「ジーザス・ワズ・クロス・メイカー」が私に出した電波は、強かったぞ。たまたま聞く機会がいままでなかっただけで、10年前でも、20年前でも、 もし耳まで届いていれば、オレは同じ反応をしたと思う。この曲はデビュー・アルバムからの第1弾シングルカットだったそうで、とにかく、30年まえに彼女 が発した音楽を、私はしっかり受けとりました。
うちのCD棚では、
ローラ・ニーロの「NEW YORK TENDABERRY」のわりと近く、キャロル・キングやヴァレリー・カーターともそう遠くはないが、カーリー・サイモンとはかなり遠く、スティー ヴィー・ニックスだとさらにずっと遠く、ならばいっそのことトッド・ラングレンの「The ballad of ~」の横に置いてみたい気もするが、それでは棚が混乱するのでそうはできず、そして、1段下にはスザンヌ・ヴェガやエディ・ブリケルの初期作品が並んでい ることも可能で、さらにもう1段下には、フィオナ・アップルは置いてもよさそうだけれど、アラニス・モリセットだと、うーん、一番端っこならまあいいか、 シェリル・クロウは、あっ、持ってねえや、まらいあきゃり~は、あれは、そもそも同じ店で売るな!
という位置を押さえそうな予定。
ほんとうは音についてもいろいろ書いてみたいのですが、なんか、とってもヤボな気がするのでやめておきます。
JUDEE SILL
「ジュディ・シル」(AMCY6064)
「ハート・フード」(AMCY6065)
EASTWEST JAPAN
1999.11.25発売 各\2,100
(20000120)



「音楽について」のトップページへ
 


国内ミュージシャンの新譜CDは、高いのか? &椎名林檎
なんとも洋専体質な私ですが、でも国内ミュージシャンにも好きな人、関心があり聴いてみたいと思う人、けっこういます。いまは、椎名林檎のアルバムをちゃんと聴いてみたい。なんだよ、あのムカツく小娘は! 気になり続けてもう1年以上。
私と椎名林檎の出会いを阻んでいるのは、おカネ。カネにものをいわせて小娘を手に入れるというのは、なんだかなあ……、じゃねえや。
いや、でもほんと、あんな小娘のCDが3000円とかして、スティングさまやデヴィッド・ボウイさまの新譜がその半値近いプライス(大手レコード店での輸 入盤価格)だっていうのは、私は、もう、ずっと、おかしいなあと思い続けているのです。もし椎名林檎のファースト・アルバムが1580円だったら、絶対 に、もう聴いてるよ。これは、理屈ではなくて、感覚的に受け入れられないことなのだなあ。
「国内ミュージシャンの新譜CDは一律3000円前後」という値段がほんとうに高いものなのか、それとも、むしろ安いものなのか、じつは、私にはよくわか りません。それは「CMに永瀬正敏を起用して、音楽にスティーヴィー・ワンダーを使って、大量の広告を打っている缶コーヒーの小売り価格」が、ほんとうに 適正なものなのかどうかよくわからない、ということと同じなのだと思います。
ところで、缶コーヒーって、いま1本いくら?
120円くらい?
ずいぶん長いこと、飲んでないなあ。
まあ、いまの日本は「缶コーヒーはそのくらいのプライス設定を基準に」ってことで経済がまわっているのだろう、という具合に理解はしておるのですが。 しかし、缶コーヒー1本の原材料コストって、いくら? 広告宣伝費や流通のチャネルをドラスティックに変化させると、缶コーヒー1本の小売り価格は70円 になるものなのか? それとも250円になっちゃったりするものなのか? こういうことはボストンコンサルティングのおじさんならわかるのか? 堺屋太一 はわかっているのか? ああオレは経済学部経済学科卒。
缶コーヒーの話は、置いておいて。
ええと、そして、どりかむやこむろやすぴーどが嫌いな私ですが、でも、彼&彼女たちが大量にさばける「一律3000円前後の新譜CD」をつぎつぎと出して くれるおかげで、その利益のおかげで、私の好きな「あまり売れない国内外のミュージシャン」のCDが発売されていたりするのかもしれず、mmm、ますます わからん。
たとえば「レンタルビデオ屋での日本映画と外国映画のレンタル料金が倍近くちがう」みたいな、そんな感覚を、私はずっと持ち続けています。いや、単純に比 較できることじゃないし、そもそもレンタルビデオ屋の外国映画は日本で発売された字幕入りなのだから、比較するなら「国内盤の洋楽」とだ、ってこともある だろうけれど、でも、でも、なんかなー。オレは日本映画も好きだけれど、でももしほんとうに料金が倍もちがっていたら、まちがいなく、外国映画を2本借り るし。
とにかく、経済的なことをわかっていないオレが無理していろいろ考えても、だめなんでしょう。
えっ?
プラザ合意以降の円とドルの関係についても考慮しろ?
もう、白旗。
なに書いているんだかも、よくわからなくなってきたし……。
それでも、それにしても、「おらが国でしか通用しないパチモン音楽のCD」が、3000円とかで偉そうにディスプレィされているのを見たりすると、ムカツく~~。
だれか頭のいい人、国内ミュージシャンの新譜CDは高いものなのかどうか、ばしっと教えてください。納得できたら、明日、小娘のCD買いにいくから。
(20000201)
【付記】
と、ひとしきり国内ミュージシャンのCDの値段に文句を書いたら、気分がスッキリ。けっきょく椎名林檎の「無罪モラトリアム」と「本能」と「ギブス」を新品で買ってきました。
スティングさまやデヴィッド・ボウイさまの新譜より、ずっとよいです。彼女の個性とサウンドの高品質さがせめぎあって、「いま聞かなきゃ」って感じの緊張 感を出しているのかな。あーあ、1年前からリアルタイムで追っかけたかった(こういう後悔は過去にも多数……)。1000円ちょっとのカネをケチって失敗 だ。
(20000204)


「音楽について」のトップページへ
 


最近の『ミュージック・マガジン』がヘン!?
大事な音楽情報源として約20年、ほぼ発売日に買っている『ミュージック・マガジン』(MM)なんですが、どうも、最近ヘンです。ええと、個人的には「ヘ ンであること」について、けっこう面白がっているのですが、でも、とにかくヘンはヘン。現在の編集長・高橋修氏の路線がいろいろと波紋を呼んでいるみたい で、誌面からときどきノイズが聞こえてくる、ここ半年強(くらいだと思う……)。
小室哲哉やつんくのインタビューが載っていたり、長くコラムを担当していたライターが「最近のこの雑誌の方向性にはついていけない」と書いてやめちゃった り、まあその他にもずいぶん「らしくない記事だなあ」というものが載っていたりで、古くからのMM読者はとまどっているのか、面白がっているのか(私は後 者です)。
来月号の予告には「特集:ヒット!ヒット!ヒット!ー正面から語れ!日本でヒットしている曲を音楽的に斬る!+ヒットチャート上位10アーティスト徹底分 析+世間に蔓延する19~ゆず系+メロコア人気を考えるほか」って、なんだMM、ついに宝島社の『音楽誌が書かないJポップ批評』路線か~~!?
でも『ミュージック・マガジン』って、むかしからその時代に勢いのある音楽に絡んだり、ライター同志が火花散らしていたりするのが魅力だったりもするの で、高橋修編集長の路線は、興味津々。いつだったか、自らの編集後記で「みんな最近の『ミュージック・マガジン』にいろいろ意見があるみたいだけど、いま の編集長はオレだ~」みたいなことを書いていて、おー、本気だ、と思いました。
15年くらいまえの『ミュージック・マガジン』の記事に「『ミュージック・マガジン』を読んでいるようなやつ」といったものがありました。えのきどいちろ うさんが銀座の旭屋書店(だったと思う)に張り込んでMMを買った人を追跡し、「あなた、いま『ミュージック・マガジン』を買いましたね。いろいろお聞き したいのですが……」とデータを取って集計したもの。その号がもう手元にないので確認できませんが、たしか、「いつ頃から読んでますか?」という質問に 「創刊号から」(たぶん1969年創刊)と答えた人が異常に多かったり、あと「あなたはレコードを何枚持ってますか?」という質問の答えの平均が、450 枚前後だったような……。1980年代半ばで450枚っていうのは、まあ、多いのかな。その後の円高、CDの普及を考えると、現在なら1000枚くらいの 感じでしょうか??
とにかく歴史のある『ミュージック・マガジン』。私の知り合いにも愛読者(本棚に創刊号からのバックナンバーがずらり)がいるのですが、たまに会って音楽 談義をしていると「●●さん、それはいかにも『ミュージック・マガジン』に書いてありそうな意見ですよ」なんてギャグになったりするくらい、論調にクセが あることはあります。でも読んじゃう。「それはちがうだろー」とか「もっと言ってくれー」とか思いながら。
なんだかんだ言っても、けっきょく『ミュージック・マガジン』の誌面は騒がしいほうがいいです。腰を据えてミュージシャンを検証する特集は、最近は『レ コード・コレクターズ』や『ストレンジ・デイズ』くらいの量がないと、満足いかないし~。いや私、自分はマニアやコレクターじゃないと思っているんです が。
(20000218)


「音楽について」のトップページへ
 


CDでTOTO体験。かっこ悪い~~!
「中古屋に転がっていたら、いつか聞こう」とずっと思っていたTOTOの1st&2ndのCDを、ようやく発見。なにしろアナログ盤も中古で買ったくらい にしか愛着のないバンドなんですが、とにかく久しぶりに聞いてみて、こんなにかっこ悪かったのかと、けっこう感動しています。
とにかく、1stの1曲目のイントロからかっこ悪い。なんじゃこりゃ。続いて、ピアノかっこ悪い、シンセの音もフレーズもかっこ悪い、ぎゃー、ギター、かっこ悪り~。
だいたいバンド名がかっこ悪い。
ジャケットもかっこ悪い。
3曲目の「Geogy Porgy」でやっと持ち直しましたが、つまり、とにかくTOTOがロックっぽく気張ると、もう、小躍りするくらい、私の「かっこ悪い」琴線にことごとく 触れまくるのが、おかしいです。いや、嫌いじゃないんですけど。私、4thに入っている「アフリカ」はほんとに好きだし。
続いて2nd「Hydra」。これはむかしは、少しはかっこよいロックだと思ったことも……。
mmm、やっぱりかっこ悪く聞こえる。が、しかし我慢……。1曲目2分近く経過。ぎえ~、でもやっぱり、かけ声とか、すげえかっこ悪り~と思うんですけれ ども。とにかくギターがかっこ悪い。すてぃーう゛るかさー、オレ、ほんと、駄目みたい。いつだったかジェフ・ベックと軽井沢かどこかで競演したビデオ見た ことあるけど、汗みどろのガマガエルみたいだったっけ。
そして、ロックっぽく気張らない曲は、まあそれなりに懐かしくもあって、わりと落ち着いて聞いていられて、7曲目の「White Sister」は、むかしけっこう好きだった、気張り目の曲。
うーーん、これは、まあ、ラジオとかで聞くなら、まあ、いいかー。でも、ところどころかっこ悪い。むかしよりかっこ悪いところが目立つなあ。
うひゃー、書くことは「TOTOってほんとにかっこ悪い」しかなかった。 でも、けっこう病みつき。
イエ~イ(「Hydra」の途中のかけ声のつもり)。
(20000327)



「音楽について」のトップページへ
 


山口マナビ氏と「イカ天総集編」を観る
昨日、ご近所にアトリエをかまえておられる天才イラストレータの山口マナビさんが、うちに遊びにいらっしゃいました。マナビさんは今月初めにパーマをおあ てになったようでして、楳図かずおというか、ヨーロッパのマイナーな国の画家というか、原宿の道でなにか売ってそうというか、そんなお洒落な風貌に変身し ておりました。
だらだら世間話などしているうちに、なんとなく「平成名物テレビ 三宅裕司のいかすバンド天国」(通称イカ天)の総集編を録画したビデオを観ることになりました。いや、べつにブランキー・ジェット・シティが解散したか ら、とかいうことではなく、たまたま私が先日部屋の模様替えをして、そのさいに古いビデオテープが出てきたもんで、観ようかなーと思っていたもので。
この総集編は、1991年(平成3年)01月01日の早朝に放映されたものらしく(だってビデオはオレが「イカ天総集編」ってラベルを貼っただけのものだ しー)、ということは、たぶんイカ天が終了した直後。全部で4時間弱だったのですが、バンドの演奏と当時の世相をたくみにミックスした内容で、ほとんど早 送りせず一気に観ました。
いや、途中ダレたりもするんだけど、そのダレ具合もあの時代の深夜番組らしく、またスタッフが起こした不祥事のお詫び会見なんかまでちゃんと入っていたりして、なかなかスバラシイ。当時のコマーシャルも、ときには本編以上に懐かしかったりして。
10年の月日を感じました。とにかく死んだ人もたくさん出てきたし。remoteの池田貴族(やってる曲は初期Jぽっぷだけど、目つきが生意気で若い!) だけでなく、小渕官房長官、宇野総理大臣、CMに出てきたアイルトン・セナ。マナビさんが友だちだった「マサ子さん」の大正琴の女の子も亡くなったそうで す。あと、死んだわけじゃないけど、ポカリスエットと富士通のCMに出てきた宮沢りえのかわいいこと! じゅわいおくちゅーるマキ(ブティックJOY?) のCM攻撃も、すごいものがありました。
それで、フライング・キッズとか人間椅子とかいった有名どころ(!?)は、いま観てもやっぱりよかったんだけど、でもぐーっと懐かしかったのは、すっかり記憶の片隅に追いやってしまっていた「シブ~い」バンド群。以後、だらだら雑多に書きま~す。
一番最初にぐっときたのは「たちくらみ」という女の子バンドの「チカンにあいたい」。「電車の中で、チカンにあいたい(イヤイヤ)♪」。ぎゃっ、やめてく れ~、おもしろすぎ。その後ブラボー(「ハイになりましょ~♪」)とかオーラ(ダセえ)とか出てきたけど、このへんで圧倒的に好きだったのは、やっぱ梅毒 ジェラシーの「週刊秩父伝説」だなー。いま観てもすごくおかしい、パンツを被った猿。セメントミキサーズはCD持ってるんだよな、けっこう好き。宮尾すす むと日本の社長、一番好きです。小伝馬(バニーガールのバンド)、すっかり忘れてた。スイマーズ、あっ、この人たちともマナビさんはお知り合いだそう で……。
その後、みうらじゅんの「大島渚」(「カリフォルニアの青いバカ」)とかが出てきて、世の中は社会党土井たか子のマドンナブームで、イカ天ではMORMA JEANとかいう女性バンド(これは私、まったくダメ)がキングで、「奥様の生下着」って本のある部屋の主・宮崎勤がつかまって、WEEDとかBEとか ちょっと気になるバンドが出てきて、ビギン(mmm、m)がキングになって、んで、すっかり忘れてたのにひとりでバカウケした記憶がよみがえってきたのが 「アブドラ・ザ・ブッチャーは是非ともスポーツ平和党」というバンド。あはは、ギター雑誌とか細かく読んでそう。バンド活動しなくて、部屋で1人でギター 弾き続けてたっぽい雰囲気がよかったです。
その後カブキロックスとか出てきましたが、でもこのテの企画モノなら、オレは第13代イカ天キングのサイバーニューニューのほうがずっと好きだったなあ。 たしかサイバーニューニューのでた週は異常にレベルが高くて、その後デビューしたレジスタンスも出ていた記憶が(CD買った)。あと、この週に、モロ TENSAWの影響受けた横浜のバンドが出ていたはずなんだけど、総集編に入ってないから名前が思い出せない……。すごく好きだったんで、あとで「イカ天 年鑑」探してみよう(どこにある?)。
そして平成元年11月、ベルリンの壁が壊れて「たま」が登場。いやあ、いま観ても圧倒的にいい。この人たち、紅白に出たり川崎製鉄の企業CM(not商品 広告/バブルだなー、CIブーム……)に出たりしたっけ。私は「さんだる」の発売日に、レコード屋の平台からみるみるCDがなくなっていくのを見た記憶あ り。みんなが好きで、みんながふと気がついたら忘れてたたま。それにしてもグランドキングを賭けたマルコシアス・バンプとの勝負はすごいっす。マルコシ秋 間さん、ビビってったし。あっ、たまと争ったバンドには坂本プロジェクト(「バカバカバカ~♪)」も。
そんで、丸腰ですが、これはポスト・ビートルズのロックにずっぽりハマった私は、憎めるわけがないなあ(見かけだけじゃなくて曲もいいし)。そして、イカ天は武道館でのコンサート~平成2年へ。
じつは今回ちゃんと観たいと思っていたのは、この平成2年のほうだったんですが、いきなり中学生日記登場! チューリップ持った大屋マサコ風ヴォーカルが 「オヨヨヨ~♪」と絶叫、これ、かっこいい。そしてHere Is Eden、タッケナー・アンサンブルの曲もいい。そしてCD買った遊星ミンツの「おしっこちびりそうなの」。これすごい好きだったんだけど……。マナビさ んが「この人たちはどこかの劇団のメンバー」と教えてくれたのだけれど、くわしいことはわかりません。キングのストーン・クレイジーは、まあ……(私のわ からない世界)。そしてストーン・クレイジーに勝ってキングになったTHE BOOTSは、オレは原宿のイカ天ショップまでCD買いにいったくらい好きだったでした。ヴォーカリストの目がいい。でもTHE BOOTSはボンジョヴィみたいなランブル・フィッシュに負けちゃいました。そして、萩原健太、吉田健氏らの審査員降板へ。
ランブル・フィッシュに勝ったのがリトル・クリーチャーズで、このバンドを見たときには「オレも年をとったなあ」と思ったものだった(詠嘆)。正直 ROCKSのセーラー服ブルースはすっかり忘れてたけど、おっかしい~。GREEN GODDESSの「南野陽子ヨコハマヨコスカ(タンッ)南与野」……」。そして登場2週目にプロデビューが決まったといってキング辞退したソリッド・ボン ド。これをマナビさんが「すごくいい!」と言ったのは意外でした。けっこう、ロケンローラー? それにしてもこのバンドのその後は、私はまったく知らな い。ミンカパノピカ、「あいむそうたいあーど」の坊さんバックスピン。そしてそしてランパ(from大阪)は、ヴォーカルはちょっ~と、なんだけど、サン ディズみたいな音づくりが好きでCD買ったっけ。人面魚ブームの頃に梅ジェラ再登場。やっぱり好き。やどかり天国も再登場して、今度はドラムがこけた。な んだかこのへんから番組がだれてる気配が。マーメイド・ヴィヴィッドのミーナちゃん、懐かし。グイーンはいま観るとそんなでも。イラクがクエート侵攻。 25代目キングのザ・ブランキー・ジェット・シティ登場。本気だ、やっぱ。CD1枚も持ってないけど、すげえ。有機生命体にも惚れられてたみたいだし。
そしてそしてそして、パニック・イン・ザ・ズー(70年代のロック飲み屋にいたようなおねえさんたち)がしばらくキングをやってるころ、イカ天年内終了発 表。自衛隊中東派遣問題。イギリスからセンスレス・シングスが出演。これ、裏事情とか全然知らなくてもヤラセのプロモーションくさい(っていうか、番組が 荒んでる感じ)。GLU(この人たちの曲は好きでした)がしばらくキング。11月即位の礼。TBSのおじさん宇宙へ。平成2年12月22日、イカ天、コン テスト形式での最終回。チャレンジャーのノア・ハウスはなかなかシブいバンド。MAIRAのヴォーカルの女の子(子ども)はいまなにやってるのか? 最後 のキングは2週目のエディション・デラックス。そして……。
最終回になって、一緒に観ていたマナビさんを「すごい!」と驚かせるバンドが登場しました。それは「ハレンチ学園(永井豪)」という女性2人組。「かあさんが、痰を吐いたらとうさんが飲んだ。ステキ」という曲。うーん、オレはすっかり忘れてた。
ということでした。マナビさんおつかれさま~。オヤジにつきあわせてごめんね。
(20000521)


「音楽について」のトップページへ
 


ジャケ逃げしてたtahiti 80にハマッた
だってお洒落っぽいカップル(ビーチにいるのか?)に青空にカモメが飛んでるイラスト。しかもおフランス産のポップス。恥ずかしくて手が出せないでいた tahiti 80の「Puzzle」というアルバムですが、レコード屋でよくかかっていて気になって、さらに国内盤初回限定のデジパックがどんどん少なくなるんで、今 日ついに手を出しました。えーい、文字で説明するのめんどくさいからジャケット載せちまえ。

とんでもなく好きですねー。ここ数年聴いた洋楽の新しいミュージシャンの中で、ダントツに震えさせられてます。もう、オレ的など真ん中。「あ~、やっぱりこういうのが好きなのか」と、自己嫌悪すら……┐('~`;)┌……、進歩がねえぞ。
1曲目の「Yellow Butterfly」で完全にノックアウト。つたないボサノバ風のギターとベン・ワットかコリン・ブランストーンかっていうナヨナヨ鼻歌霞声。頼りなげな ドラムとベースとラッパの音を従えて突っ走るんですが、耳から鱗だったのは、大サビのところで唐突にヴォーカルにエフェクトがかかるところ。じつはこの部 分をレコード屋で聞いて以来耳から離れなくなっていたんだが、これってたぶんZAPPのロジャーとかが得意にしていたトーキング・モジュレータってや つ!? 私は最近のレコーディング技術とか流行の音づくりにすっかり疎くなってしまっていてよくわからないんだけれど、どうしてこんなアレンジ考えつくん だろうと、びっくりしたまま天国へ連れていかれました。
しかしなんでいまごろフランスからこんな「せつなっぽくあおくさく、でもマイナーな感じがしない」音が出てきたのか不思議。
ミックスは原田知世といい仕事してたトーレ・ヨハンソン(←それだけじゃねえだろう、って(^^;)、ラッパのアレンジはジェイソン・フォークナーといい 仕事してたエリック・マシューズ(カーディナルもソロ作も好き)、IVYのアンディ・チェイスがプロデューサー。おおざっぱに言うと「ネオアコにタイムス リップ」って感じの音楽なんだけれど、でもあんな素朴じゃなくて、なんか歪んでいるマトリックスな懐かしさ(苦笑)(←わ~、この「(苦笑)」って書きか た、音楽ライターみたい(^^;、……って、括弧がいくつあってもたりないしそもそも「マトリックスな」はねえだろばかっΨ(`▽´)Ψ)。
tahiti 80は昨年の暮れ、一部お洒落さんのあいだで輸入盤(フランス盤)が売り切れ続出になるほど話題になっていたそうです。私、すっかりそういう早耳はなくし ましたが、でも、とにかく夏がくるまえにゲットしてよかったと思っております。ヘヴィー・ローテーション確実。こんなのBGMにして海にドライブいける若 い男女が羨ましいけれど、オレはむかしプリファブ・スプラウトの「STEVE McQUEEN」でやったからもういいや、クーラーがわりに部屋のBGMにしよう(寂寥……)。
なおバンド名はもちろん「たひちはちじゅう」じゃありません。なんて読むんだ? 「たいちきゃとるう゛ぁん」でいいのか??
(20000608)


「音楽について」のトップページへ
 


「UP」じゃないみたいですが……
ピーガブの新しい音源が出たみたいです。しかし「SO」(1986年)のころからの人相の変化には驚くばかり(写真参照)。潔いというか、むかしから知っ てる人にとっては「望みどおりになれたね(^O^)」というか。やっと、ハゲました……。数年前から噂になっていた「UP」というオリジナルアルバムでは なく、テーマパークかなんかに関連した「やや企画モノ系」みたいですが、まっ。


詳しくはpeter gabrielへGO!
(20000616)
※↑みたいなこと書いて、昨日音源を入手しましたが、いやこれは「やや企画モノ系」なんてものじゃなくて、「US」よりいいかも。ちょっと、ロンドンにいかないとまずいかも、ってくらい引き込まれてます「OVO」。
(20000618加筆)
★っていうか~、めちゃめちゃいいです。すでに聞きまくり。しかし現時点でこのアルバムに関する情報、少ないなー。人気がないからか? それとも、日本に配信されるニュースは、やはりアメリカ経由が多いからからなのか……。
ここにピーガブのインタビューあり
(20000622加筆)


「音楽について」のトップページへ
 


ときどきわけのわからない輸入盤を
2ステップってなんですか? ここ数年は新しい音にほんとうに疎くなっちゃって、ティンバランドやビッグ・ビートあたりからジョージア州アセンズエレファ ント6やシカゴ音響派なんかに至る過程で、もうなにがなんだかわからない状態になりましたが、それでもあいらかわらずCDは買い続けています。近頃はフ ル・ムーンの正規再発がうれしゅうございました。バジー・フェイトンは今年「ワーリーズ」名義のニューアルバムも出していたりして、地味ながらがんばって ます。スタッフの2ndはどこを探しても見あたらず。どうしてかなー。
というわけで過去の記憶を頼りながらの音楽探訪ばかりしておりますが、それでも、ときどき無性に新しい音(というか未知の音)を聞きたくなったりして、そ ういうときは「なんだかわけのわからない輸入盤」にチャレンジします。最近は試聴コーナーや「お店の人が独自につくってCDの右上に貼り付けている売り文 句を書いた紙」(←これの名前を知っている人がいたら教えてください。POPじゃ、なんかちがうよな)も充実しているから選びやすいし。なんていうのか な、マイナーなのが好きっていうより、そこいらに流通している「メーカー品っぽい音」がすごくうざったく聞こえることが、ときどきあるんだよな。
それで、ここ2、3か月でそういうのを10枚くらい買いまして、みんなそれなりにおもしろかったのですが、とくにお薦めなのを何枚か紹介しようと思ったも のの、うへー、情報が少ない。インタネ検索でも国内ではほとんど引っかからず、けっきょく発売元のホームページまで旅することになったりして(むかしより はずっと楽なんですが、でもやっぱ、英語は、つらい...)。
というわけで以下、興味のあるかたは、どうぞ。数日前に確認したら、タワーレコード、HMVクラスのお店にはまだ在庫がありましたが(ものによっては1枚とか(^^;)...。
1.「National Skyline」/National Skyline
(HIDDEN AGENDA RECORDS/AHA! 015)



●吉祥寺の「ワルシャワ」(最近改装したみたい)でジャケットが目にとまり購入。メンバーはJeff DimpseyとJeff Garber。DimpseyのほうのJeffさんは、たしかHumという「裏スマパンか裏マイブラか」みたいなバンドのメンバーで、私は「You'd Prefer An Astronaut」「Downward Is Heavenward」の2枚を持っていまして、どちらも「霧にむせぶハードロック」って感じで好き。それでこのアルバムでは、もう少し歌に重点を置いた 音楽をやっているようですが、ダークながら美しいメロディが、なんかいいです。ちょっとポリスみたいだったりもする。
2.「The For Carnation」/The For Carnation
(TOUCH AND GO RECORD/tg214cd)



●これは『ミュージック・マガジン』6月号の輸入盤紹介を参考にして渋谷のHMVで購入。元スリントのブライアン・マクマハンのグループで、トータスのメ ンバーも関係していたらしく、いわゆるシカゴ音響派と呼ばれているらしいのだけれど、よくわかんない~。私、むかしガスター・デル・ソルの「The Serpentine Simirar」の紙ケース入り通し番号付きのやつをけっこうリアルタイムめに買って聴いて「なんだただのフォークじゃん」と思って売った過去あり。それ でスリントは「忍者村のヘヴィーなクリムゾン」って感じで好きだったバンド。「tweeze」のアナログ盤がなぜか部屋に長いこと飾ってあったりします。 ええと、それで、The For Carnationなんですけれど、これはじわじわとサイケが効いてきそうな、なんか、プログレっぽい雰囲気もある音(なんの説明にもなってない な...)。このまえ明大前の「モダーン・ミュージック」にいったらアナログ盤でかかっていて「ぎゃー、かっこいい」と思ったでした。
3.「signal hill」/dakota suite
(LOOSE/Loose vjcd 115)


●渋谷HMVの試聴コーナーで「めちゃかっこいい!」と思って購入したUKバンド。どんな人たちなのか全然知りません。フォークソングみたいなのだけれ ど、独特の荒涼感というか寂寥感というか、そんなのが漂っていていいです。なんか、スナフキンとかが歌っているような雰囲気。ニール・ヤングの 「Helpless」(たとえが古い!)がもっと繊細になったような感じか? とにかくよくわからない人たちですが、ジャケットにホームページのURLが 載ってました。
http://www.hooson.demon.co.uk
4.「×××f#a#∞×××」/Godspeed You Black Emperor
(Kranky/krank 027)



●アルバムタイトルが読めねー、っうの。"f# a# [infinity]"が正しいのかも。いにしえの暴走族みたいな名前のバンド。これは新宿ディスクユニオンでジャケットと「お店の人が独自につくって CDの右上に貼り付けている売り文句を書いた紙」(←これの名前を知っている人がいたら教えてください。POPじゃ、なんかちがうよな)に心惹かれるもの があって購入。「英NME誌をして“今世紀最後のロックバンド”と言わしめたカナダのドローン音響バンドのフルアルバム。9人のメンバーそれぞれが様々な 楽器を駆使して繰り広げる絶望的音世界にはもう涙すら出てきます。軽い気持ちでは絶対聴けない、まさにリスナーとの真剣勝負を挑んでくる音」って書いて あったのですが、オレ、軽い気持ちで聴いちゃった。それで、なかなかかっこいいです。渋い猟奇殺人映画を深夜にひとりで観ているみたいで引き込まれます。 先月日本盤が出たようですね(Pヴァイン PCD 23058)。「クロスビート」の7月号にレビューが載ってました。
5.「Song」/Lullaby For The Working Class
(Bar/None Records/AHON-108)



●しっかし、すげえバンド名だ。歌詞はわからない(読んでない...)のだけれど、けっこうメッセージ性が強かったりしそう。それで、音のほうは、すごく ぐっとくる感じです。渋いブルース・ホーンズビー(初期)というか、どマイナーなフーティ&ザ・ブロウフィッシュというか、バンジョーやマンドリンやフィ ドルを効果的に使って、厚みのある歌を聴かせます。いい意味でアメリカの田舎的。気に入ったので「I Never Even Asked For Light」ってアルバムも渋谷のタワーレコードで見つけて買っちゃったしなー。なんか、やばそうなものを感じつつ、愛聴。
P.S.
あっ、それで私、1年半くらいまえにあてずっぽで買っていまだにすごく気に入っている輸入盤アルバムがあるのですが、なにか知っているかたがいましたら、教えてくださーい。
「people living with animals.animals kill people」/PELE
(star star stereo/str4007)



●なんか、フォーク環境音楽みたいな感じです。
ではでは。
(20000816)



「音楽について」のトップページへ
 


流行もののグレイトフル・デッドに再挑戦
ほんとうはどれくらい流行しているのか実感がないんですけれど、でもまあ、うちの近所にある「ヴィレッジ・ヴァンガード」という書店&雑貨屋にもデッド・ ベア(キャラクターの熊の人形)がたくさん売ってるし、最近大きなレコード屋さんにも特設コーナーができていたし、ってことで、少し気になって買おうかど うか迷っていた「レコード・コレクターズ」9月号(特集は「グレイトフル・デッドの愛し方」)を入手し、ざっと読んでみました。うえ~、アルバムたくさん 出していたんだな~。
グレイトフル・デッドの音については、私はほとんど聴いていないので、とくに語ることなどありません。じゃ、黙ってろ、ってなものですが、でもデッドとい う存在については、なんとなくもやもやした記憶が残っていて、それが少し気になっているので、こうしてゆるゆると字を書き始めてみたものの...、と。
学生のころリアルタイムにグレイトフル・デッドを聴かなかった第一の理由は、カネがなかったからです。でっ、カネについては「つまり煙草ひと箱100円の 時代にLP一枚2500円は高級品だったということ」に尽きまして、そういうことについておもしろいことを書いてもおもしろくないので割愛しまして、第二 の理由なんですが、これがなかなかむずかしくて、なんというか、当時、私にとってグレイトフル・デッドっていうのは「すごく遠いところのバンド」というイ メージがあったのです。好き嫌い以前に「遠い」って感覚だったなあ。かりに欲しいレコードにプライオリティをつけたとしても、永遠にリストに入ってこなそ うな、得体の知れない「遠さ」。
日本のどこかで「アタマがよくてちょっとヘンな人」が聴いていそうなバンド、ってイメージを、勝手に持ってかもしれない。とにかくオレのまわりには「デッ ドが好き」という人間がだれもいなくて(いつもオトモダチは「バカ」ばかり(^^;)、近所の「アタマのいい高校」に通っていた友だちの友だちが「アメリ カン・ビューティ」を帝都無線だかSUMIYAの紙のレコード袋に入れて持っていたのを見た記憶があったようなないような……、でも彼だって「デッドが好 き」とは言ってなかったなあ、たぶん。
そもそもアメリカン・ロックよりイギリスのプログレ(あとオフコースと外道)が好きだった当時の私のアタマのレベルを思い出してみているのですが、まあ、 ドゥービー・ブラザーズのシャリッとしたかっこよさはすぐにわかりましたなあ(バカでもゴキゲン!)。オールマン・ブラザーズ・バンドやレイナード・スキ ナードのシブさもまあまあ理解できました。でも、これがザ・バンドやリトル・フィートになるとそろそろ「難しい」になってきて、グレイトフル・デッドはさ らにその先、って感じで、サーファーブームがくるまえの吉祥寺あたりの「赤毛とソバカス」」や「西洋乞食」といった喫茶店で髪の長いお兄さんやお姉さんに 混じって「...、なんか、カントリーみたい」と思いつつ聞いていたと、そんなもんです、リアルタイムのデッド体験。
個人的に一番強烈な印象として残っているのが、1980年代の最後のころに、ジェリー・ガルシアをパルコのCMで見たことだったりして。
ちょっとまえにフィッシュの6枚組ライブを買って、けっこう聞いたりしましたが、でも「デッドに似ている」とは思わなかったなあ、って、そもそもデッドを 聴いていないんだからなんともですが...。いまのオレは若いころより多少はカネがあるのでCDも少し自由に買えますが、それでも持っているのは「アメリ カン・ビューティ」「ブルース・フォー・アラー」「イン・ザ・ダーク」の3枚とジェリー・ガルシアの「ガルシア」ってソロのみ、ライブ盤はゼロ。どれも中 古盤屋でみつけて買って、あまり聴かないままになっています。……、ほんと、遠い。
ったく、スティーヴ・ミラー・バンドやジェファーソン・エアプレイン~スターシップなんてところでも、いつのまにかけっこう持っていたりするのにさ。永遠 に欲しいリストに入ってこない、だけど、ずっと気になる不思議なバンドって感じです。最近の再評価ブームはいい機会だから、ちょっと気合いを入れて聴いて みようかと思わないわけでもなく、でも「気合いを入れて」とかいうのが一番似合わなそうなバンドだなあ、とも思え、そうこうしているうちにまたオレのなか で遠くへいってしまいそうな気がしないでもなく、だらだらだら、書いている文章もゆるゆるゆる、ではでは。
(20000831)



「音楽について」のトップページへ
 


小田原の海辺でレイヴってやつを...
2000年09月02日。DJのNickcageさんに誘われて「balearic sunrise~free style beach party」にいってきました。これは、いわゆる「レイヴ」という屋外ダンスパーティ、……、いや、「レイヴ=屋外ダンスパーティ」ではないのかもしれ ず、というもやもやした思いが以前からあったりもして……、っていうか、そもそも「レイヴ」ってなんなんだかわからないしー、なら一回体験してみよう、と いうわけで参加しました「balearic sunrise」。以下は自称「ロックもの」のオレの体験メモ。
20000902.午後
イベントの開始は21:00。噂では翌日の朝まで続くらしい。出発をまえに「寝貯め」も考えたが、なぜか無性にドライブ用ベストテープがつくりたくなる。 AXIAの150分テープのシールをはがし、カセットデッキのまえに座り作業開始。1980年ごろの「六本木ウィナーズ」風というか、モーニング娘。の元 ネタのもうちょっとシブい感じというか、とにかく「ディスコ~ブラ・コン」路線のにしようと決め、ルーファス、シック、シャラマー、システム、ジェーム ズ・イングラム、アンジェラ・ボフィルなんてあたりからジョージ・クリントン、レイクサイドなんて臭め、ジョージ・ベンソンなんちゅうフュージョンめ、 ローリン・ヒルやTLCといった新しめまでとりまぜて格闘すること4時間。なぜこんなもんをつくりたくなったのだろう? レイヴという未知のダンス・イベ ントをまえに、既知のダンス・ミュージックでウォーミング・アップしたくなったか、それともたんに気分がちゃらちゃらしていただけか? とにかく夕方に なってテープが完成し聴き直すと、ほれぼれするほどダサかっこいいでき。安心して横になると電話で起こされ、完徹を覚悟する。
20000902.夜
まず「balearic sunrise」への参加予定者(ウェディ、マナビ、ゆずっ子各氏)とともに近所の北沢神社の祭りにいく。屋台で腹を満たし、あまりの暑さに一度自宅へ戻 り涼む。5対0で中日が巨人に負けていて、気分が悪くなる。徒歩でトヨタレンタカーにいき、小田原を目指す。オレの自慢の「ディスコ~ブラ・コン」テープ は不評。第3京浜~横浜新道に入るあたりで、なんとなくテープ交換しないといけない雰囲気が車内で限界に達し、自主的にチェンジ...。道は思ったよりも 渋滞。江ノ島あたりで、BGMをさらにサザン・オールスターズにチェンジ。窓を開け、大音量で「勝手にシンドバッド」を流しながらクルマは茅ヶ崎方面へ。 なんだかすごいことをやっているような気がしたが、でも楽しかった。クルマは西湘バイパスへ。携帯電話で「参加するかもしれません」と言っていた大船の ムーンライダーズ野郎・ツッチー氏と連絡をとる。「やっぱりいきませ~ん」とのこと。な~んだ、残念。そろそろ日付が変わる。
20000903.夜
フライヤーをよく読まなかったため、クルマは酒匂川を越え小田原インターチェンジまでいってしまう。バイパスを降りて一般道を逆走し、迷うことなく会場付 近まで辿り着く。駐車場をめざして細い道を進むと、暗闇に人影が多数見えてくる。おーっ。エンジンを切り車外に出ると、海岸方面からドン、ドン、ドン、ド ン、クニャクニャ~と電子音。うわー、けっこうな人数が集まっている。
20000903.深夜
星空のもと、ドン、ドン、ドン、ドン、クニャクニャ~が響きわたる。会場(というか海岸の砂浜)は暗く、少し高台にあるDJブースとP.A.(スピーカ) から波打ち際に向かって扇状に人が集まっている。踊っている人、テントやビニールシートでくつろいでいる人、LOVE×2な人、花火をしている人などさま ざま。昼間なら海水浴場の風景といった感じで、群衆がトランス状態で踊り狂うといったわけではないとわかり、やや安心する。ひと休みしてDJブースに近づ いてみる。さすがに、トランス度が高いかな~!? 人いきれで熱い。踊らずに歩いている自分がバカに思えて、慣れない音楽に合わせて少し身体を動かしてみ る。腰が硬い。かつての「夜の帝王」ぷりはどこへ(嘘八百)? ずるずると後退し、波の音とドン、ドン、ドン、ドン、クニャクニャ~のバランスがとれる地 点から、しばらくダンス&音楽鑑賞。風に乗ってふと渡辺満里奈ちゃんの匂いがしてきたような気がした。まあこんだけ人が集まれば、なかには、ね。
音楽とサウンドについて
今回の楽しみのひとつは、ずっと「ロックもの」できてしまった自分が、どのくらいこのテの音楽にノせられてしまうかを確かめることでした。まず、しばらく 音を聴いていて思ったのは、わかりやすくいえば、「ニュー・オーダーの『Blue Monday』がずっと続いているみたいだ」という素朴な感想。深夜の時間帯にDJがかけていたのは「Blue Monday」よりもさらに素っ気ない、というかストイックな音で、この方面の門外漢のオレには、「わー、知ってる曲がかかったから盛り上がるぞ~」って な旧来のノリは無理。ならばごちゃごちゃ考えず、音に身を委ねてトランスしてしまえばいいんでしょうが、でもね、「そうはいくかい」と無駄な抵抗を試みた がるのも悲しく楽しい「ロックもの」の性。とくに私はビートルズを抜けたジョン・レノン様とかナッズを抜けたトッド・ラングレン様とかジェネシスを抜けた ピーター・ガブリエル様とか、そういう引き籠もり系の音楽を好んで聴いてきた人間であり、古い時代のロック・フェスや、パンクやへヴィメタの「みんなで拳 を突き上げて連帯感...」ってな感じ(←偏見入ってますね(^^;)なんて全然わからな~い、音楽はひとりで聞くものだ、ぜ、……、mmm、脱線だ、と にかく、「みんな楽しそうだから僕も仲間に入れて~」になかなか慣れることができない人間なので、いろいろ自分の「外堀を埋める」作業を試みてみました。
曲調は決してとっつきにくいものではなかったです。ロックは雑食性が高いので、すでにこうした音楽のおいしい部分をずいぶん勝手に取り込んでしまっている みたいなので、日頃そういう音楽を聴いている私は、だから、聞こえてくる音に、よくも悪くも得体の知れない違和感を持つことはなかったです。それから曲調 に変化を持たせるブレイクやエフェクトも、私はDJ経験がないのでほとんどわかりませんが、でもなんというか、たとえばギターを多少知っていれば、ディス トーションやディレイやフランジャーがなんであるかわかっていれば、その音の使われかたに驚くことはあっても、使ったこと自体には驚かないという感じで、 それほどびっくりはしませんでした。それから音響(←でいいのかな?)については、私は、事前には、もっと音が空に抜け上がっていく感じを想像していたの ですが、そうでもなく、「うーん、これは音が小さいからかな~」などと思っていたのですが、どうなんだろう? さらにもうひとつ、このテの音楽はレコード 屋なんかの天井のスピーカで聴くとかっこよく聞こえることが多いので、「抜け上がる」系ではなく「落っこちてくる」系の音楽なのかな、とも思い、これもど うなんでしょうか? しかしながら、今回レイヴを実際に体験してみたいと思ったのは、まさにこのへんの疑問、つまり「音楽を聴いているだけではいまいちよ くわからない部分」を解明したかったから。部屋(頭や耳)で聴いているだけじゃ「どこがおもしろいのかわからん」ものの実態を知りたかったからであ り……。
などと、いろいろムダな抵抗を試みつつ、踊ったり踊らなかったりしながら夜明けを待つ私でありました。
P.S.
でっ、本日(20000904)、アナログでしか持っていなかったニュー・オーダーの「Blue Monday」を買ってきて聴き直しましたが、まあ、なんとレイヴ会場で聞いた音楽に比べて情緒的なことか。そういえばパーティのお開きみたいなとき(朝 の7時ごろ)にもなぜかニュー・オーダーの「Regret」がかかり、会場が急に濡れた雰囲気になったことを思い出しました...。
20000903.夜明け

なんだかんだ頭の中でぶつぶつ考えごとをしながら、とはいえ気がつくとDJブースのそばで硬い腰を振っていたオレ。でも空と海の境界線がぼんやりと白み始 めたあたりから、なんだか気分がすっと晴れるというか、みょうな開放感が心地よくなってきたから不思議。ちょっとダンスをズルッコして、波打ち際まで歩い てみる。音楽より波の音が大きく聞こえる。しばらく海を眺めていると、黒い筋が何本か空に浮かび、太陽の気配。オレンジ色がどんどん濃くなり、あたりから 「ワーッ」という声が聞こえてくる。

音楽と喚声に押し出されるように太陽が顔を出した。なんでしょうかね、この高揚感。オレは「酒飲まないで朝を迎えたの久しぶりだな~」とかボケッと思いな がら、太陽を直視していた。いまここにいる人それぞれが、それぞれの太陽を見ている。なんか、気持ちのいい瞬間だった。音楽がストイックなやつからけっこ うメロディアスなやつに変わった。甘い、でも、ラジオ体操みたいで悪くないぞ。えらく元気になってきた。踊りて~、理屈じゃなく、自然にそう思えたので、 思いのままに、ぶんぶん踊った。

20000903.朝
気がつくと朝の7時を過ぎても踊っていた。渋滞に巻き込まれたくないから早めに帰ろう、と思っていたのに、なんか、盛り上がってしまったオレ。チルアウ ト・ブースでハッピーな曲をかけているNickcageさんに挨拶をして、会場をあとにした。なんか、ちっとも眠くなくて、ブラック・サバスやシン・リ ジィやUFOやラッシュの入ったベストテープを聞きながら鎌倉方面までドライブ。途中でテープをまたサザンにチェンジ。「C調言葉にご用心」を歌いながら 横浜横須賀道路を飛ばした。砂の浜辺でなにするわけじゃないの~。
ではでは。
(20000816)



「音楽について」のトップページへ
 


over rocketの歌に金縛り
えっと、すっかり更新をさぼっていましたが、そのあいだにもいろいろとよい音楽と出会っていたりはしておりまして、なんといっても最近はレディオヘッドの 「KID A」。それからthe letter Eという正体不明な人たちの「no.5 longplayer」。さらにpeleという以前から正体不明さんの「the nudes」という新譜もよく、また、やはり正体不明のgodspeed you black emperor!なんですが、この人たちは、日本でもだんだんメジャーになってきたみたいでして、「なんか日本の暴走族みたいなバンド名だなあ」と思って いたら、どうやらほんとうにそこからとった名前だなんて情報も入るようになりまして、それでつい最近、充実した2枚組の新譜(「lift yr.skinny fists like antennas to heaven!」)が国内盤でも出まして、あっ、これはdisk UNIONで買ったら生写真がついてきましたでした。そうだジェフ・ベックの新譜は、とてもドライブしています。かっこいい!
それで、今日は吉祥寺をぶらぶらしまして、「ペンギン・カフェ」の向かいにある「33」という店でカバンとかトレーナーを見ていましたら、店内でものすご くかっこいい女性ヴォーカルものがかかりまして、もう、金縛り。洋専カミングアウトのオレにしては、とても珍しい体験でして、記憶にあるところでは、 mmm、ユニコーンの「逆光」をレコード屋さんで聞いたときには、すぐに飛びついたっけ...。
私が金縛られたのは、over rocketというバンド(っちゅうかユニット!?)。お店の人曰く「いまかかっているのはもうすぐ出る新譜の曲なんですが、発売中のアルバム、在庫ありますよ」。うーん、ここで買わないと、もう一生聞く機会がないかもしれない、と思い、 「blue drum」というアルバムを、予備知識なしで買いました。それで、家に帰ってきてかけたら、大正解! すばらしい! さっそくインタネでいろいろ調べてみました。
over rocketは青山にあるおしゃれビル「spiral」(どのくらいおしゃれかっていうと、松嶋菜々子が反町隆史へのプレゼントを買ったらしいってくらい おしゃれ、ってなんだその程度のおしゃれかよΨ(`▽´)Ψ)の主宰する、「Urban Primitiveレーベル」所属のミュージシャン。このレーベルは、
風のざわめきと同じようにクルマの走行音を聴き、街のノイズに季節を感じる。
そんな、都市生活者の「内なる自然」に語りかける、"Urban Primitive"。
都市の生命の響きを湛えた歌であり、 これは、未来のポップミュージックの予感を共有できる音楽です。
~ホームページより引用~
だそうでして、mmm、私はそんなあーばんに反応してしまったのか、と忸怩たる思いがなくはなく、しかも「spiral」の1階にあるレコード屋って、私 が東京で一番嫌いなレコード屋だったりもして、……、って、まっ、いいや、over rocketの音楽がほんとうによかったんだから、このさい所属レーベルなんかどこでもいいや。
それでover rocketですが、本田みちよ 、鈴木光人、渡部高士の3人組。1997年にテイトウワプロデュースによるボーカルオーディションで準優勝したという本田さんの歌声は、すごくよいです。 鈴木さんという人は1994年に田中フミヤ主宰のレーベル「TOREMA」からデビュー。その後、細野晴臣によるテープ・コンテスト「Ecole de Hosono Haruomi」受賞。1997年、細野氏主宰のレーベル「Daisyworld」の第1弾となるコンピレーション・アルバムに参加。エリック・サティの ジムノぺディをアレンジした「Gymnopedie'99」というソロアルバムも出してます。一部噂では、ポストKEN ISHIIなのだとか。この人、才能あるな~っ。そして渡部さんは、電気グルーブのスタジオワークやライブワークでキャリアを積んでいた人らしく...、 あっ、「Urban Primitiveレーベル」でのover rocketの紹介は、
ミントのような清涼感のヴォーカルと、どこかSF的かつ牧歌的な詩の世界は、宇宙の広がりを感じさせる。"体感音楽"とでも呼びたくなる新しいタイプのポップミュージック。
~これまたホームページより引用~
なんだそうで、
あー、ほんとにもーむずむずむずむず┐('~`;)┌。
ということで、あーばんじゃない私でも強く惹かれた over rocket、すごくいいっすよ。近々出るらしい新譜も、絶対に買うつもり。ジャケット写真、試聴等は、
「blue drum」(UPRI-001)/over rocket
へGO!
ではでは。
(200012002)
※そしてover rocket の1st FULL ALBUM「 Mariner's Valley」が発売になりました。さ~て、レコード屋にいかなくっちゃ! この件に関しては掲示板に訪れてくださったsatoさんとトノさんが、以下の 情報ソースを教えてくれました。Thanks!
http://www.aten.co.jp/
http://www17.tok2.com/home/wire/cgi-bin/vote/vote.cgi
http://www.shop33.com/freepaper/2001_01/a.html
(以上satoさん)
■オンラインでCDが購入できる
http://www.musicmarket.co.jp/index.php3
http://www.neowing.co.jp/
■試聴/視聴ができる
http://www.tower.co.jp/tower/towercdj.nsf/SearchProductID/SPCU-006
http://www.bcast.co.jp/webevents/musicwire/rocket/index.stm
以上トノさん。
※え~と、それで、over rocketの音について考えてみて一番「繋がっていそう」なイメージなのはMio Fouだなあ、と思い出したので、忘れないうちに書き足しときます、付記の追記。いまひさびさに引っぱり出して聴いてるし~~、ではでは。
Mio Fou情報は、
http://www2a.biglobe.ne.jp/~siteymns/metrotron/disco/compactron27.html
(20010207付記)


「音楽について」のトップページへ
 


「LIVE Smap」を見てみた!
巷ではSMAPのベストアルバムが売り切れ中だそうですが、こんな時期になんとなく「LIVE Smap」のビデオを見てみました。7,350円! たっけぇ!!
見始めるまえは「さて何分見ていられるかなあ」と思っていたのですが、これが2時間強、いっきに見ちゃったりしてびっくり。けっこう楽しいショーでした。 ほんと、かえのきかない5人組なんだなあ。「平成のドリフターズ」みたいな言いかたを一時期されていたって話を聞いたことがありますが、なんか納得。
それで、音的には、ええと、なかなかいい持ち歌を揃えているんだなあと思いました。印象的な曲が多かった。それで、それらの曲をもっと歌のうまい人がうた うと、ちょっと、あの独特の感じが出ないんだろうなあと思いました。ときどきソロパートでびっくりするような音痴っぷりだったりするのも、チャーミング。 とくに中居正広の「青春」って曲(作詞・作曲:真島昌利って書いてあるんだが、これはブルー・ハーツの曲? よく知らない...)には、意外な感 動。...、しかし「らいおんハート」は歌詞が好きじゃないなあ。曲と全然合ってないようなダンスはおかしいんだけれど。
あはは、ビデオが楽しかったからなんか書こうと思ったのだけれど、じっさいに書くと、こんなことしか書けませんでした。もういっぱいいっぱい。あと書くことがあるとすれば、個人的には「夜空ノムコウ」「ダイナマイト」「FLY」が好きです。おしまい。
「音楽誌が書かないJポップ批評11~ジャニーズ・ポップ、全肯定!?」に書いてる人たちとかって、きちんと分析していて、すごいと思います。いや今回のはほんとうにおもしろかった。
ではでは。
(20010324)

「音楽について」のトップページへ
 


カンタベリー系レイ・ハラカミは魔可不思議
7月20日、クソ暑い夜、otak-yさんのお誘いで新宿・リキッドルームのCLUB SNOOZERにいってきまして、そこでレイ・ハラカミのライブを体験し、軽いカルチャーショックを受けてきました。いや、まったく予備知識なしで彼の音 楽を聴いたのですが、なんというか、心を持っていかれました。ジャンル的にはテクノというか、エレクトロニカというか、音響系というか、とにかく私がもっ とも疎い最近っぽいものなのだと思いますが、しかしそこで鳴っていた音は「確かに私のなかにあるなにか」を連想させるもの、みょうに懐かしく、そして人な つっこいものでありまして、それはたとえて言うなら初めてアボカドという奇妙な果物(野菜か??)を食したときにその味覚や触感が「私のなかにあるなに か」と結びつき「マグロの中落ち」という結論が導き出されたような、あっ、そのむかしロンドンのパブでトゥイグルスというけったいなお菓子を食べたことが あるんですが、そのときの「私のなかにあるなにか」は「せんべい」という結論を導き出しましたですなぁ。これは最近レコード屋さんでたくさん売っているみ すちるのベスト盤のジャケットが「私のなかにあるなにか」と結びつき「マッシヴ・アタックの『MEZZANINE』とクリソツじゃん!」という結論を導き 出したのとは、ちとちがいますが...。
「カンタベリー系」だと思いました。今日買ってきた『ミュージック・マガジン』の「松山晋也とめかくしプレイ」のコーナーを読んでいたら松山さんもハット フィールド&ザ・ノースの名前を挙げていました。今日買ってきたレイ・ハラカミさんの「red curb」というアルバムのライナーを読んでいたら、今村健一さんが「ロバート・ワイアットやスラップ・ハッピーに代表されるカンタベリー・サウンドに強 くインスパイアされつつも(後略)」なんて書いています。ちょっとほっとしました。オレ的には「レイ・ハラカミはカンタベリー系の優れたミュージシャン」 ということで一件落着しました。
ええと、それでですね、私がレイ・ハラカミのライブを体験してカルチャーショックを受けた理由は、じつは音楽だけでなく、ハラカミさんの演奏形態にもあっ たのでした。古いタイプの音楽好きであるオレは、「...、これもライブ演奏なのか!」と、正直面食らってしまい、踊るどころではなかったです。なにしろ ハラカミさん、ステージの中央で煙草を吸ったりペットボトルの液体を飲んだりしながらなにかを演奏しているのですが、そのなにかがなんなのか、わかんない んだもん┐('~`;)┌。ノートパソコンのようであり、ミキサーのようであり、シンセサイザーのようであるなにかを繊細に操っておられまして(途中一回 だけしくじってノイズを発し「すいません」みたいな表情をしたのがステキでした)、あれは、なに???? つまり、とっても豊かな音に身を浸しているの に、その音がどこからどうやって送り出されているのかまったく見当がつかないという魔可不思議(ちゅうかオレの不勉強だけど~)。
確かにライブ=演奏だったのですよ。いま買ってきた「red curb」を聴きながら書いているんですが、やっぱりこれはレコード(CD)の音。あの場に立ち会って聴いていたのは、躍動感のあるライブの音だったよ なぁ。けっして「あらかじめつくっておいた音をただ流している」じゃなくてさぁ。
ということで、レイ・ハラカミ情報...。
http://base.modd.com/shop/artistinfo.asp?SID=S100&AID=REI+HARAKAMI
ではでは。
(20010721)

「音楽について」のトップページへ
 


平和集会というより歌の集会だったジョン・レノンSUPER LIVE
2001年10月9日、さいたまスーパーアリーナで「John Lennon Super Live 2001」というコンサートを観てきました。今回は仕事。このイベントは売り上げの一部がアジア、アフリカの子どもたちの学校建設資金になるものなので、 おカネを払っていない私は、参加じゃなく、観てきただけ。出演は押葉真吾、ゆず、白井貴子、和田唱、奥田民生、ムッシュかまやつ、吉井和哉、Acid Test(小林武史、桜井和寿、田原健一)、オノ・ヨーコ(衛星中継)といった人たち。9月11日にアメリカで同時多発テロが起き、さらに10月7日には 「アメリカがアフガニスタンに空爆開始」とのニュースがあり、え~、こんな時期に「愛と平和のジョン・レノン(このレッテルには深く思うところあ り...)」のコンサートか~~、と思いましたが、とにかくいってきました。ちなみに10月9日はジョン・レノンの誕生日、あの事件がなければ61歳です か、ふう。
最初はプレスルームに案内されまして、そこは会場とはガラスで隔てられた、まあ、ちょっとしたラウンジみたいなところでして、ガラス越しにコンサートは見 えるものの、音もガラス越し。プレス関係の人が談笑したり、モバイルしたりしておりまして、私はオープニングのスペシャルセッションである吉井和哉、ゆ ず、押葉真吾による「Come Together」、続く押葉真吾の「Bad Boy」「Cold Turkey」あたりまでそこで観ておりましたが、なんか、みんな、コンサートを観るより原稿を書くことに忙しいみたいで、それで、ひとりのモバイラーの 携帯電話から「男はつらいよ」の着メロ(ちゃ~、ちゃらららららららら~(^Q^)がでっけえ音で流れた瞬間に、オレの頭のなかで「プチッ!」という音が して「ああ、私はこのままここにいると人殺しになるかもしれない...」と思い、押葉真吾の「Grow Old With Me」のあいだにプレスルームを抜け出し、会場の一番後ろのドアからドーム内に進入、最後尾の階段に腰掛けて観ることにしました。ということで私は押葉さ んの歌と演奏はちゃんと聴いていないんだが、この人は誰?
続いて登場したゆずなんですが、私はこの人たちの音楽を聴いたのは初めてみたいなものだったんですが(ゆずと19の見分けがつかない...)、これが、意 外とよかった。「Don't Let Me Down」「Jealous Guy」「All You Need Is Love」という選曲が彼等に会っていたのかも。、とくに「Jealous Guy」は、この曲はブライアン・フェリーもカヴァーしていたような記憶がありますが、なんか、情けない感じがよくてびっくり。
次は白井貴子。たしか、むかし学園祭ロックの女王だった人。たしかちょっとまえまでNHKの「昼時日本列島」で歌をうたっていた人。「Love」 「Watching The Wheels」、そして「Mind Games」。「Love」はひたすら甘かった。「Mind Games」やる根性にはおおっ、と思ったものの、歌詞カード見ながらうたう姿にがっかり。
トライセラトップスの和田唱がソロで登場。この人、不思議な華がありますね~。「Instant Karma!」「Oh My Love」、続いて「1960年代に戻ろうか」というコメントで「IAm The Walrus」を始めた。なんか、いい感じでした。それで、和田さんは「ハッピー・バースディ、ジョン。今日も(ジョンの魂が)会場のどこかに来ているん じゃないの?」 みたいなことを曲の間に言ったりしていましたが、そういうタメ口具合はよかった。「愛と平和のジョン・レノン」「偉大なジョン・レノン」っていうものいい は、まあ、それはそうであるんでしょうが、なんか、オレ的には、オレ内部でジョンレノンに対する反感が高まるですよ。いいけど、べつに。
奥田民生が登場。和田唱とのセッションで「You 've Got To Hide Your Love Away」、その後ソロで「I'm Onry Sleeping」「Hey Bulldog」「She Said She Said」。じつは今回一番楽しみにしていた生タミオだったんですが、存在感はあるものの、あ~、今度やっぱり企画ものじゃないコンサートにいかなく ちゃ、くらいの感じだったかなあ...。でも、声がよく響くのにはびっくり。
DJの赤坂泰彦が登場。ジョージ・マーティンとリンゴ・スターからのビデオメッセージを紹介。続いて、ムッシュかまやつが、押葉真吾とともに 「Little Child」「I Should Have Known Better」を演奏。ムッシュって1939年生まれ、ジョン・レノンのイッコ上。赤坂泰彦は帽子を被っていました。
元いえもんの吉井和哉。この人が出てきたら、会場がきゅうに盛り上がったんだけれど、人気あるんですね~。その吉井さん、よく語る語る。それで、なぜか 「用心棒と一緒に来ました」と言って元TENSAWのベーシスト・鈴木享明とともに「Be-Bop-A-Lula」「I'm Losing You」「God」の3曲を演奏しました。TENSAWのミチアキを観られるなんて思ってもいなかった私は大興奮!! すげ~、かっこいい。吉井さんの 「God」は最悪でした。
ミスチルの桜井和寿と田原健一、そしてミスチルの総合プロデューサーでもある小林武史が今回のイベントのために結成したユニット、Acid Test登場。なんと「Mother」をレディオヘッドの「Everything In Its Right Place」みたいなアレンジで演奏。10数分に渡る長い演奏でしたが、これはなかなかおもしろかった。すごく遠くから観ていましたが、桜井さんって、 やっぱりスターっぽい風情なんですな。テレビやラジオや町中で聞こえてくるとちょっとキンキンうるさいあの声が、今回の「Mother」に関しては吉、 だった感じでした。
当初は来日予定だったオノ・ヨーコが衛生中継で登場。会場の天井近くのモニターに映し出されたその顔を見て、なんか、「AKIRA」のミヤコ様を連想しま した。私は了見の狭い人間でして、ジョン・レノンの音楽はヨーコと知り合うまえのもののほうが圧倒的に好きだったりするわけなんですが、それでも、出演者 と気さくに話をするヨーコさんには、なんか、達観した人間の強さみたいなものを感じました。なんだろーなー、少なくとも「ヨーコのせいでジョン・レノンの つくる音楽がつまらなくなった」という考え(私のなかのどこかにある考えです)は、もう、どうでもよくなったような気がしなくもなく...、いや、でも やっぱりそうなんじゃないかという思いも払拭できず...。
参加者(出演者と観客、オレもちょっとまぜてもらったりして)が「Happy Xmas(War Is Over)」「Real Love~Give Peace A Chance」をシングアウト、そしてアンコールもみんなで「Imagine」。最後の「Imagine」は、なんか、バラバラでおかしかった。奥田民生 は、このシングアウトのあいだ、ほとんどアンチョコ(歌詞カード)を見ながらうたっていたような記憶がありますが、私はそれには好感を持ったりして(白井 貴子が「自分の持ち歌」で歌詞カード見るのとはちがう~)。タミオさんはジョン・レノンのこのへんの曲にはあんまり思い入れがないんだろうなあ、と勝手に 推測。「Imagine」は、アメリカの同時多発テロ追悼番組でニール・ヤングがやったみたいに、一人ひとりがぼそぼそと歌うのが似合う曲だと思います よ、たぶん。
いいコンサートだったのでびっくりです。観にいくまえは、時期が時期だけに、平和集会の会場にきちゃった、みたいな感じになったらどうしよう、とか思っていましたもの。好きな人、好きじゃない人含めて、いろんな人が次々出てくる形式のコンサートをひさびさに楽しみました。
なお会場の出口で湯川れい子さんを見かけました。湯川さんは10月2日のレディへin 武道館でも見かけました。元祖ミーハーロックねえちゃん、いまでも熱心なんですね~。
ではでは。
(2001009)

「音楽について」のトップページへ
 


BS2でとことん洋楽LIVE~
Elton John/David Bowie/Queen/Radiohead/U2

このところなんだか洋楽の味方、みたいな感じもする「みなさまのNHK」BSなんですが(先日も古い貴重な映像を夜のゴールデンタイムに流してたよう な...)、11月30日の夜~12月1日明け方にかけて「今夜はとことん洋楽ライブ」という嬉しいプログラムを放映していました。これ、英国ロック好き にとってはなかなかそそられるメンツ揃いでございまして、ということで私も事前にビデオ買いにいったりして、けっこうとことん観てみました。あっ、それで 30日はジョージ・ハリスンが死んだというニュースが流れ(実際は11月29日にご逝去なされ)、翌1日は雅子様が女の子を産んだりと、けっこう世の中が 騒がしかったのですが、私はとことん洋楽三昧(洋楽って言葉、なんかおもしろい~)。というわけで、以下だらだらとライヴの感想(っーか、ライヴにかこつ けたオレの各ミュージシャンに対する雑感)。
■19時38分~( 1時間33分)
エルトン・ジョン(2001年/武道館)
あはは、外出先から戻ってこれなくて、私が観られたのは最後の3曲のみ。テレビをつけると(ヅラかぶった?)エルトンが「Crocodile Rock」を歌っていましたが、mmm、いまのエルトンがこの曲を演っても、もはや全然ときめかないなあ、レコードならちょっと聞きたいけれど。あっ、 「Crocodile Rock」のまえは「Your Song」だったみたいで、じつはこの曲は私が生まれて初めて女の子にレコード(ドーナツ盤!)をプレゼントした、なんつう思い出もあるわけですが、しか し女の子に自分の気に入った音楽のレコードをあげたからといってなにか事態が好転したことが過去一度でもあったであろうか? かといえばそんなことはない なあ...、あっ、話題はエルトンの今年のライヴ(しみじみ...さめざめ...)。
「Crocodile Rock」の次の「Don't Let The Sun Go Down On Me」は、それでもさすがにちょっとぐっときました。たしかスタジオ盤ではタワー・オブ・パワーのホーンがぐわ~っと盛り上げる曲だったような。このころ のエルトンのドーナツ盤、けっこう持っています。「Benny And Jets」「Good bye Yellow Brick Road」etc.、あと、エアチェックした曲もたくさんあったはず。好きな曲多いんですよ、「Rocket Man」「Daniel」、最後に好きだった曲は「Philadelphia Freedom」かなあ。しかしこの人、むかしキング・クリムゾンのヴォーカリストのオーディションを受けたことがあるって...、すごい話だ。
あっ、それで、私は4、5年前に生エルトンを観たことがあるんですよ、たしか東京ドーム...。そのときはビリー・ジョエルとのジョイントだんったんです が、会場にはふだん私がいっているようなミュージシャンのコンサートではほとんど見かけないような服装のお客さんが多くて、なんというか、企業の広報担当 の女性中間管理職、みたいな、少し派手目の色のスーツを着こなした風の...。まあ私がこのコンサートにいったのも、某女性中間管理職様に余り券でのお誘 いをいただいたからだったんですが。あっ、ビリー・ジョエルは「Stranger」から「Innocent Man」までのアルバムは、激安中古盤で買い直し集めたいです(LPはあるから...)。なんだかんだいってどのアルバムにも必殺のいい曲が入っているか らな~。
エルトン・ジョンに関しては、いつか「Good bye Yellow Brick Road」以前のアルバムをじっくり聞いてみたいです。ライヴは「Candle In The Wind」で終了。録画しませんでした。
■21時11分~( 1時間18分)
スティング(2001年9月11日/トスカーナにあるスティングの別荘中庭での、お客さん200人だけの公開録画)
貿易センタービル崩落当日のライヴだそう。事件に動揺した風のスティングは、しかし、かっこいいマフラーを巻いて登場! まー、なんてゴージャスな雰囲 気。ドレスリハーサルもやったそうです、ふーっ。この音源は「All This Time」というCDですでに聞いていましたが、一番のお気に入り曲「Dienda」で、ケニー・カークランドに関するコメントをしゃべっていたのが、 ちょっとよかったです。ドラムはマヌ・カッチェで、彼のソロアルバムを私は中古盤で買って持っているのですが(800円くらいだった)、これにはスティン グとピーター・ガブリエルが参加していて得した気分だなあ。
でっ、ライヴなんですが、も~、なんというか、ゴージャス。演奏達者なメンバーとともに、丁寧にアレンジされた過去の名曲がずらり。でも、やはりエルトン 同様ときめかないなぁ...。エルトンにときめかないのはもう自分の中で納得できていたりするんだからいいけれどスティングにときめかないのはまだ自分の 中でちょっとしゃくな気持ちもあり、みたいな気分です。「...Nothing Like The Sun」が出たときの来日公演はチビリそうなほどかっこよかったのに、東京ドームで「音がいい!」と感じた初めてのコンサート。「...Nothing Like The Sun」以降、オレのなかのスティングはずーっと、緩やかにときめかなくなり度を増しています、でも好きなんだが、あの声。3倍速で録画し、いま、確認の ために少し観直してみました。
■22時29分~( 1時間 1分)
デヴィッド・ボウイ(2000年6月27日/イギリス・ロンドン BBCラジオシアター)
じつはあんまり期待しないで観始めたのですが、目から鱗的によかった! もうビデオを4回観直しちまいました。スティング、次のクィーンとともに3倍速ワ ンセットで録ったのがもったいない気分。なんか、コンセプトを練ってしっかり構成されたステージ、ってのじゃなくて、「今日はテレビショーの録画で楽しく やっちゃいます~」みたいな、2000年のボウイの素が出た感じがよかったのですが、その、素と思えそうな部分が、また、えらく妖しく芝居がかっていて、 なんか、すげ~。藤井隆と美輪明宏と豊川悦司と阿部寛を掛け合わせて女性用香水をふりかけたような雰囲気、とでもいえば観ていない人にその異様な感じが伝 わるでせうか? なんか、ご本人、昨年娘が生まれたとかでプライヴェートではすっかり親バカハッピー状態とか。なんちゅう妖しい50代オヤジなんだ!
それで、見てくれだけじゃなくて、歌も演奏もよかったんですよ。テレビショーって感じの、重くない選曲でブイブイ飛ばしていました、古いの新しめなのとり 混ぜて。んでですね、なんといっても「新しい曲をかっこよく聞かす」ことができるベテランミュージシャンっていうのはいいですねー。私は「ロック懐メロ大 会」みたいなのには懐かしさというより哀れさを感じてしまうので好かんです。新曲が光ってこその過去の名曲だよなー。それで今回のボウイなんですが、 「EART HL I NG」に入っていた「Little Wonder」とかの演奏がビシッとしていたから「Cracked Actor」(ぎゃ~、グラムロックの逆襲だ、ピアノはマイク・ガースンだし~、「Aladdin Sane」はリアルタイム・ボウイの初体験で、当時福岡市に住んでいた私は荒江の四つ角にあったパパさんママさんのレコード屋さんでこのアルバムを買い中 ジャケットのでかいポスターをもらおうと思ったらママさんから「おとうさんとおかあさんに訊いていいといったらあげます」と言われて、たしか第2期ジェ フ・ベック・グループのものかなんかをもらってきたような記憶があるのですが、ママさんの判断は正しかったと思います、とかなんとか、曲の感動を曲名の後 の括弧のなかにだらだらと入れてみました)が気持ちよく懐かしく聞けた、みたいな。
ボウイの現役度の強さにはびっくりしました。私、グラム以降のボウイって、ほんの上っつらしか知らないんですが、でも、なんか、この人はこれからまた旬が きそう...。7、8年前の「ファンのみなさまの好きな曲を全部やりますツアー」で来日したときに観たライヴではもーだめだ~、ってな感じにヨレていた記 憶があるのに、ジジイになりながらもミュージシャン的にはまた復活してるもんな~(驚)。この調子でいつ死んでもおかしくない雰囲気を保ったまま、ロック 界最長寿記録に挑戦してほしいです。
■23時48分~(59分)
フレディー・マーキュリー ストーリー(BBC制作のドキュメンタリー番組)
■翌00時47分~( 1時間13分)
クイーン(1986年/ウェンブリー・スタジアム)
うーむ。私はクイーンについては「自分が好きなとこだけつまみ食いファン」なので、この時期のライヴはえらくしんどかったです。3曲目に演った 「Seven Seas Of Rhye」の、レコードとのあまりのちがいにコケてしまって、以後はぼんやり観賞(声出てねーじゃん! ギター薄いじゃん!!)。オレ的にはフレディ様の 髪の毛が長いのがクイーン...。このライヴは正直、ジャーニーやスティックスのコンサートを見せられているようだ~~。いやね、注意深く観ていると 「ぎゃ~、ブライアン・メイだ~」ってなギターの音色やフレーズ、フレディ様らしい掠れ通るアッパー系の声の片鱗も聞こえてくるんですが、でも片鱗。3倍 速で録画しいまちょっと観直していますわい。
クイーンは分厚いギター・オーケストレーションとコーラスワークが好きなんです。オレはクイーンは「オペラ座の夜」までしかちゃんと聞いたことがないの (って、威張ってどうする? なんか、「オレは荒井注のいたドリフターズしか見たことないの、って言っているような感じか?)。あっ、でも、なんだっけ、 ジョン・ディーコンのつくったドッ、ドッ、ドッっていう、ディスコみたいな曲(「Another One Bites The DusT」というのだと、今回知りました)がかっこよかったです。
それにしてもフレディ様って、なんというかー、不思議な人なつっこさを持ったショーマンだったんですね~。オレ的には「Bohemian Rhapsody」までは、あの大仰さがマジに聞こえてOKだったんですが、それ以降は「ばいしく~、ばいしく~」「うぃ~~、あざちゃんぴょん」「てを とり~、あって」なんてフレーズがラジオ(ガガッ)から聞こえてくるとギャグに感じられて、それで遠のいてしまいました、クイーンから。あっ、それで、ラ イヴに先立って放映された、フレディの生涯を丁寧に追ったドキュメンタリー番組は、ものすごくよかったです(妹さんがフレディ似~)。番組に愛が感じられ て...、クイーンって英国コクミンから愛されているんだなあ、なんか、「英国のサザンオールスターズ」ってなものなのか? でも今回観た時期のライヴは 英国のサザンっちゅうよりアメリカの産業コミックバンドみたいだったぞ、んでもってフレディ様が死んだ日は、私はちょうどロンドンにいたんでありまして、 ラジオは前日までマイコーの新譜の曲、たぶん「デンジャラス(ノッチ)」だと思う....、スラッシュがギター弾いたとかいうやつ、ばかりかかっていたの に、きゅうにクイーンがガンガンかかり始めたのを覚えています(ガガッ)。
■翌02時00分~( 1時間11分)
レディオヘッド(2001年4月28日/パリのカナルプラス・スタジオ)
いちばん笑っちゃったのは番組の進行役のあかさかさん(帽子を被ってないぞ!)とご意見番の東郷かおる子さんのやりとりでして(あっ、NHKさん、あので すね、「雅子さま入院」とかいうニュース速報テロップはこの人たちの会話のときに入れりゃいーじゃん! プンプン!! なにもスティングやボウイの顔に貼 り付けるこたぁねぇだろ(-_-メ)凸)、 東郷さん曰く「レディオヘッドは90年代のイギリスでいちばん成功したグループですね、まあ、オアシスっていうグループもありましたけれど...」。あは は、オエイシスはもうないんですか? ビートルズを超えたバンド、オエイシス(これはどこのだれが言ったの? 最近話題になった「Show The Fiag」みたいなもん??)。オエイシスはオレ的にはスティアーズやラーズと同じくらいの、ちょっといい曲つくる90年代の英国バンド。オエイシスは、 うーん、オエイシス持ち上げ記事満載の音楽雑誌を見るにつけ、「ああ、このへんの雑誌はもうオレのような読者を対象にしていないのね~、いいや、他の方法 で音楽情報を集めよう、と」思った90年代半ば...。
それでレディオヘッドのライヴですが、じつは私は10月2日の武道館公演を観ていまして、そんで、この番組でのライヴでもだいたい同じような感想を持った のですが、やっぱオレは「KID A」(「木田」と呼ぶファンがいるらしいことを最近知りました)というアルバムにガーンとやられたんだなあと確認した、って感じかなあ。ええと、とくにこ の番組では「KID A」と「AMNESIAC」の曲が中心でして、武道館では「KID A」以前の曲もたくさん演っていたので、それはそれでライヴギター&歌バンドとしてのレディオヘッドの魅力を再確認することができたりして(なんか、文章 がよれてきた...)、それでですね、「KID A」と「AMNESIAC」からの曲で構成された今回の映像のトム・ヨーク(タンバリンの達人)は、デパートのおもちゃ売り場で好きなものを見つけたのに 親が買ってくれなくてむずかっている子どものような痙攣具合がよかったです、「Idioteque」とかとくに。あと、鼻におできができてた。あと、あと 「Everything In It's Right Place」でドラマーがレモンみたいなマラカスを黙々と振っていたのもおかしかった。通常速度で録画、4回観直しています。観るごとに音のバランスのへ んちくりんさ(ベースがブーストして太鼓が遠くでトコトコetc.)とか、おもしろかったりするんだけれど、でも「木田」の、My Bloody Valentaneの「Loveless」にも通じる幽玄な世界ほどには没頭できないオレは、たぶん一生プログレ蒙古斑が消えない体質...(あっ、べつ にライヴはレコードを忠実に再現しろ、とは思っていませんよ、単にレコードの音とライヴの音のどっちが好みかというだけのこと)。
■03時11分~( 1時間49分)
U2(2001年6月8日/ボストンのフリートセンター)
U2は私にとってつかず離れず、なんとなく長く聞いてきたバンド。アルバムはわりと持っていますが、好んで聴いていたのは「Unforgetable Fire」くらいまで。「Josyua Tree」で立派なバンドになっちゃってからは「ライヴがいい」との評判は聞いていたものの、足を運んだことも映像体験したこともなく、つまり今回の番組 でまとまったライヴを初体験しました。いや~、「あっ、U2ってチャリティーバンドでしょ?」なんて、勝手に思っていましたが、御見逸れいたしました m(_ _)m。今回のツアーは「初期のロックバンドのような音に戻った」とか、どこかの情報で聞いていましたが(そういや新譜も聴いていないし...)、ほん と、ストレートにガツンときましたよ。えー、U2ってこんなにすごいバンドだったんですか~~。出てきたころは、オレ的には、エコー&ザ・バニー メンに比べるとなんかもっさい、くらいの感じだったのにぃ。
エッジのギターはほんとうに表情豊かです。クイーンのブライアン・メイの演奏にはどこかソロパート>バッキングというにおいが残っていましたが、エッジの 演奏にはそれがないなあ~。アンサンブルのなかの「鳴り」にだけ気を配っているという感じ(パンクやニューウェイヴの蒔いた種がそれまでのハードロックと かのギターのポジションを壊してエッジやポリス時代のアンディー・サマーズみたいなギタースタイルを生み出したんだな~、みたいな懐かしいことを思い出し たり)。それでエッジ先生、1曲ごとにギターを換える換える! SG、エクスプローラー、ゴールドトップのレスポール、リッケンバッカー、グレッチ、スト ラトキャスター、テレキャスもだったっけ(記憶曖昧...)? すごいのはそのギターの数じゃなくて、なにを弾いても全部ちゃんとエッジの音だったりする ことだと思ったんだが、なんか、個性的なギタリストって、けっこうギターの器種(←こんな言葉ある?)に依拠しているような印象って、ありません??
なんか、オーソドックスなロックコンサートだったけれど、燃えたなぁ。「ZOOROPPA」とか「POP」のころの、もっと音的にも視覚的にもアヴァン ギャルド(!)だったらしいライヴも、観たくなりました(日本のステージでボノが小錦にステージから電話かけた、とかって聞いたんだけど、ほんと?)。  そんで、古いオレ的には「I will Follow」のイントロが聞こえてきたあたりから血がグーッとたぎり出し、「Sunday Bloody Sunday」のあの印象的なドラムでまず爆発☆。サビを一緒に歌ってました。さらに、わかっちゃいるけど~、って感じで「Where the Streets Have No Name」のイントロに持っていかれて大噴火☆☆。う~、ロックのカタルシスう~。「Bullet the Blue Sky」のアメリカくそったれパフォーマンス、「With or Without You」の添い寝パフォーマンス、「The Fly」のベタッっていうパフォーマンスと、みるみるボノの煽りにはまっていく自分が情けなくも幸せでした。2時間弱のものを、すでに4回観直し、3倍速 録画が悔やまれます~。
いや~、こんなのまたやってほしいな、NHK。今度はもうちょっと新し古めのところで、 たとえばストーン・ローゼズ、スミス、エルビス・コステロ、ブラー、マイ・ブラディ・ヴァレンタインとか(...、NHKっぽくない...)。
ではでは。
(2001205)

「音楽について」のトップページへ
 


自由で平等!? なiTunes
しばらくこちらの部屋にお邪魔しないうちに、って俺の部屋なんですけど、しかも「しばらく」っていうのは、ビートルズが初のシングル「Love Me Do / P.S.I Love You」をリリースしてからアルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」をリリースするまでくらいの期間のことを言っているのですが、ともかく、しばらくご無沙汰していましたあいだに、私の音楽を聴く環境はすっかり 変わってしまいました。私が変わるくらいですから、きっと世の中の多くのかたもすっかり変わってしまっていることと存じます。
俺はあいかわらず6連チェンジャーのONKYOのCDプレイヤーをデスクのそばに置いています。2003年くらいまでは、その6枚のCDトレイにつねにな にがしかのディスクを載せてぶんまわしており、からのプラスティックケースやデジパックがその近くにとっちらかっていたものです。ラックにかたづけないま ま出してある「最近聞いたり、これから聞こうとしているCD」がその周囲を固めていて、もしロック好きな空き巣でも入ってくれば、俺の最近の音楽傾向が一 目でばれてしまう感じだったのですが、しかしところがいまは、デスクまわりにCDがあるとすればそれはアマゾンから届いたばかりのまだデジタルファイル化 していないものくらいでして、まあロック好きの空き巣ならそれを見ても俺の最近の音楽傾向を見抜けるはずですが…、ええとそんなことではなくって、つまり 私はたぶん今年、CDプレイヤーを「オリジナルでつくったCD-Rの動作確認のため」くらいにしか使用していないってことです。つまり俺の好きな音楽はほ とんどすべてiTunesのなかに取り込まれ、CDというパッケージ・メディアはフェティッシュなコレクターズ・アイテム&バックアップメディアになっ た、と。
って、いまや多くの人にとってあたりまえの話を俺が声高に語ってどうなる!?
堀井憲一郎さんの「若者殺しの時代」という本のなかに携帯電話についてのおもしろい考察があります。ちょっと引用してみますと、
> 昔の一般電話にはもう少し肉体感覚があった。
(中略)
> 電話はもともと、ひとつの可能性でしかなかった。かけたからといって、相手と話せないことはごくふつうに起こった。そういうときは、あきらめた。
(中略)
> 携帯電話は、もっと根本的な緊張を強いてくる。 身も蓋もない。相手がでなければ、拒否されてる可能性が高いのだ。電話をかけただけで、そんなことまで知らされてはたまらない。
きっと数年後にはここで堀井さんが言っていることも古色蒼然とした言説になっているのだろうし、もはや一般電話の肉体感覚なんて知らない人も多いと思いま すが、でも使用する機器の進化によって人と人とのコミュニケーションが変わったってことの現時点でのいい例だと思ったのです。でっ、iTunesなんです が、これは人間と音楽とのコミュニケーションを取り持ってくれているわけなんですが、携帯電話とちがって、こやつはけっこう人にも音楽にもやさしいんじゃ ないかと俺は思っているわけなんです。
CDをチョイスして聞いていた時代は、CDラックのいろいろな場所に「その存在をすっかり忘れてしまった音楽」が少なからず生息していました。なんか、聞 かないから隅に追いやられる。かたづけのさいにどっかに紛れて、そのままないものとして俺の記憶から消えている。人間はふつう残酷ですから、いろんなこと を都合よく覚えているとともに都合よく忘れていって現在の生活を成り立たせていたりするものです。一度忘れられてしまった音楽は、思わぬ再評価ブームとか がないかぎり、かなり不利な立場に置かれて生きていかなければなりません。俺なんか個人的にはそうとうつきあいのいいほうの音楽好きのような気がしていま すが、それでもiTunesを使い始めるまで、数年以上放置プレイにしていたミュージシャンとか、けっこういたし。
ここでiTunesの機能特性とかを細かく書く気はしないんですが、少なくとも手持ちのCD音源を一度iTunesに取り込んでしまえば、音楽たちはかな り公平な扱いを受けます(iTunes Music Storeなどでの音楽購入はいまのところほとんどしない古いオレです、なんか、ファイルの使用制限があるし、まだ割高感があるし、そもそも聴きたい曲が 少ないし~)。たとえばライブラリでシャッフルに設定していれば、俺の現時点での好き嫌いや気分に関係なく(って言っても、とりあえず「買って聞いてみる 気にはなった」という程度には最初から好きな音楽ばかりではあるんですが)、今日の俺の1日を彩るチャンスがあるわけです。iTunesって、なんて自由 で平等なデジタル・テクノロジーなんだ! って、なんか10年くらい前に読んだ山川健一のクレージーなMacintosh礼賛本みたいなこと書いてるな, オレ。
かつて自分の好きな曲ばかりをベストテープに集めて聞いていた俺はいつしか「自分のつくれるベストテープの限界=自分の好きな音楽の種類の限界」を意識し て蛸壺的閉塞感に悩んでおりましたが、いまは「スマートプレイリスト」とシャッフルの機能を工夫して、「毎日がわけのわからないベストテープ」状態の環境 を楽しんでいます。現在のiTunes内曲数(正確にはLaCieの外付けHDD内にある音楽ファイル数)6万5433曲、合計時間196日8時間5分3 秒。ああ、いまいちばん長く放置されている曲を「最後に再生した日」で調べたらMichael McDonaldの「If That's What It Takes」に入ってる「Love Lies」でした。2003年5月5日の午後5時45分からご無沙汰。なんか、意外にメジャーどころが穴にはまっていたのでいま救済中です。
まだ書きたいことは山ほどありますが、まあ、ぼちぼち。
ではでは。
(20061218)



「音楽について」のトップページへ
 


アナログ音源のデジ化と「音を出す」
昨年12月に「Sound Blaster」というアナログ音源をデジタル化してMacに取り込むための機器を買いまして、以後デスクワーク中や就寝前などは粛々とアナ→デジ作業に 励んでおります。おかげでここしばらくは新譜や中古盤を買うペースががくんと落ちまして、散財せずにすんでいます。ひどかったよな~、昨年の11月ごろの おれは。なにかにとり憑かれたようにAmazon(含むマーケットプレイス)でCDを買いまくって、ついでに気にくわないレビューを見つけてはかたっぱし から「参考にならない」チェックを入れまくって。燃えないゴミや再資源ゴミの日に出す段ボールやビニールのぷちぷち(CDケースを包むやつ)の量が、尋常 じゃなかったです。ついでに11月末締めのクレジットカードの明細が、とんでもなかった!
1月中旬までにカセットテープ音源のアナ→デジ作業はほぼ終えました。最初はCDに焼いていたのだけれど、途中でばかばかしくなって、専用の外付けHDD を2台買ってそれにぶち込みました。テープでしか聞けない音源なんてそんなにないかと思っていたら、出てくる出てくる! FMで放送された吉田美奈子の Pit Inや郵便貯金ホールでのライブ、チャーWithゴダイゴのスタジオライブなんてものから、イカ天ショップで買った梅毒ジェラシーの「ワニよがり」とか、 あとはあの「東京タワー」にも出てきた「谷村新司とばんばひろふみの天才秀才バカコーナー」を自分で録音しまくっていたもの、さらにむかしむかしやってい たバンドの練習やコンサートでの音源、さらにさらに超恥ずかしいのは、(...まあ、むかしはカセットテープが高級品だったってこともあるんだけど)、い ろんなテープの終わりあたりから突如現れる「おれのオリジナルソングのデモ音源」...。これは、むかしならその場で消滅させてしまいたいようなシロモノ ばかりなのですが、いまのおれは「恥ずかしい過去の自分」とも客観的に対峙して楽しめるほど厚顔ですので、いちおうデジ化しました。たいがいの曲で私は 「世の中とも女の子とも自分とも折り合いがつかない~」ともがきながら歌っていました(つまらん若者。でも、まあ、いまと同じだ...)。
今月に入ってからは、LPレコードのデジ化に励んでいます。もう余生も長くないので「早くCD化されないかな~」という他人任せはやめました。過去にCD 化されていてもいまは入手困難でマーケットプレイス等でプレミアがついているやつも、なんか、「もういいですよ~」って気分です。最近発売された 「Sound It! Ver.5.0」をシロウトなりに使ってノイズ補正を施せば、そんなに悪いものでもないし~。だいたいおれはむかしからカセットテープ&ラジカセ で音楽を聴いてきたので、音質はよくわからないのです。それに音質と音楽の質はまったく関係ありませんですし~。こちらの音楽に臨む気合いが入っていれ ば、いにしえのブートレグからだってなにかを感じとることができたじゃないか~~(って、だんだん負け惜しみみたいになってきた)。
ということでして、ここ数日でめでたくデジ化されたのが、以下の4枚。

Method In The Madness/Gardening By Moonlight


2 by 2/Blue Zoo


Cyril/Cyril Havermans


Wise After The Event/Anthony Phillips
ニューウェーブとプログレが2枚ずつだったのは偶然です。Gardening By MoonlightはUltravoxのお仲間のようで、これはなかなかいいです。Blue Zooは、なんてことないといえばなんてことないですが、なんか、憎めない。Cyril Havermansは、元Focusの人でサイケフォークみたい。Jan Akkermanがギターを弾いています。そしてAnthony Phillipsのは、Amazonで2万円以上しているので、頭にきてデジ化です。
あ、そして音楽のことで、もうひとつ書いておきたいことがあるのでした。じつは不詳私、むかしの音楽仲間と明後日に音を出してきます。身内ばかりが集まる 小さなライブハウスでのコンサートですが、人前ででかい音を出すのは、...10年ぶりくらい?? 最初は音を出している仲間のスタジオに遊びにいってい る感じだったんですが、だんだん本気度が増してきまして、持っていくアタッチメントもオールインワンの簡易型からじょじょにグレードアップ...。壊れて いたダイナコンプは修理し、ディレイを買い、シールドもいいものに。いまでは、左手の指先が心地よい鈍さに固くなり、爪の長さまで気になります。足元に5 つもアタッチメント並べてギターを弾くなんてなんということだ、とも思いますが、でもこれでも少ないんです、見よ! 仲間の1人の、 この本気っぷり!
すっかり耳年増になってしまった私は、音を出すことについては現メンバーの中でひじょうに不安定分子です。技術的におおざっぱで稚拙なんですよ~。そのく せ曲のエンディングではやたらとフィードバック轟音を出したがって顰蹙を買うし。ああ、ステージで頭が真っ白になってKid Charlemagneの歌詞がすっ飛んでしまわぬよう、明日は仕事の移動時間もiPodが手放せそうだ...。
ではでは。
(20070208)
ぁあああ、それでじっさいに音を出してきてみまして、いまはやってみてよかったと思っています。なんというか、気持ちのよい草野球の試合を終えた後のよう な、そんな気分。バンドに誘ってくれた仲間&一緒に音を出せた仲間に、感謝の気持ちでいっぱいです。そして「アホーッ!」と声をかけてくださった お客さまにも、「最高の褒め言葉をどうもありがとうございました」と、お礼!

ではでは。
(20070212付記)


「音楽について」のトップページへ
 


Steve McQueen Legacy Editionに感涙し、つい1980年代のSSWに思いを馳せる
はぁ~、数日前に近所のレコファンで見つけて買ったまましばらく眺めていただけだったPrefab Sproutのセカンドアルバム「Steve McQueen」のLegacy Edition、やっと封を切ってiTunesに取り込み、聞いています、はぁ~。Disc2ではPaddy McAloonが2006年に再アレンジして録音した、同アルバム収録曲のうちの8曲が聞けます。まあ、オマケというかご愛敬みたいなものなんですが、お れはこのオマケだけで今年1年中泣いていられそうです...。Wendy Smith(ジャケットでバイクに乗っている女の子)の声が聞こえないという、その事実だけで泣けます......。「Desire As」の新アレンジとか、こんな言葉はないと思いますが「泣死」してしまいそうです。
アナログ盤の「Steve McQueen」は1985年の夏、新宿アルタのシスコでディスプレイされていたものをジャケ買いしました。Prefab Sproutの「Steve McQueen」って、なにそれっ? どっちがアーティスト名?? って感じでしたが、ジャケットが「絶対アンタに聞いてほしい」光線を送っていました。 家に帰って針を下ろすとヘンテコなマカロニウエスタンが聞こえてきていよいよなんすかっ、これ??? だったのですが、2曲目のイントロの音で持ち直し、 あとは一気に4半世紀経ちました。ちなみにファーストアルバムの「Swoon」はその年の秋に渋谷の西武百貨店の地下にあったレコード屋(たぶんDisc Union)の「西武ライオンズリーグ優勝記念バーゲン」みたいなのの段ボール箱の中で発見して買いました。サードアルバムの「From Langley Park To Memphis」は1988年の半袖を着ていた頃に青山のパイドパイパーハウスのディスプレイ棚で発見して買いました。4枚目(と言っていいのか微妙な位 置づけ)の「Protest Songs」は六本木のWAVEで買いました(これは最初がCDだった、のちにアナログ盤購入)、季節は...、なんか短パンを履いて買いにいった記憶が あるけど不明...、調べりゃわかることですが、いまの私には記憶が大切です。ヨルダン以降はいつどこでなにを買ったか、そういうことはあんまり記憶にな いし、そんなにおれ的に大事なことではありません(って、なにが言いたいのやら...)。
この部屋の1990年代の10枚/洋楽編っ てとこ(これもすでに7年前の記述)で、おれはおれがそのさらに10年前に選んだ「1980年代のベスト10」について書いていまして、そこでは 「Steve McQueen」を第2位に挙げていますが、いまは、もう、ダントツの1位でいいです(1位の2人組はその後ロシアの女子高生のプロデュースをしていたり 邪悪なえいじあ再結成を繰り返したりしているようですが...)。そして「あの人のその後、あの人のいま」みたいなことは全部とっぱらって1980年代に 思いを馳せてみると、私としては「いいシンガーソングライター(SSW)がたくさんいた時代だなあ」ということです。はぁ~、「Steve McQueen」のLegacy Editionを聞いていたら、いまも聞き続けている「強烈に1980年代の記憶と繋がっている」アルバムのことを思い出してしまったんですわ。
ということでして、2007年初夏の時点での、1980年代の素晴らしいシンガーソングライターのアルバム10選。1位はこれに触発されて「ベスト10 ごっこ」したくなったということで「Steve McQueen」でありますが、以下は順不同。17年前のセレクトと、じつはそんなに変わってないんですが~。

Steve McQueen/Prefab Sprout


Fried/Julian Cope


The Dream Academy/Dream Academy


Night And Day/Joe Jackson


Solitude Standing/Suzanne Vega


Human's Lib/Howard Jones


Parade/Prince & The Revolution


The Golden Age Of Wireless/Thomas Dolby


Cover/Tom Verlaine


North Marine Drive/Ben Watt
ではでは。
(20070509)
......mmmmmmm、ではでは、では終われませんでした。なぜかというと、上記のような10枚のアルバムをアップした後、おれの頭の中で「なんで オレのことを忘れたんだ!」「私のことをそんなに軽く見ていたなんて、ショック!」といった、選ばれなかったミュージシャンからの非難の声が渦巻いている のです~。ということで、ベスト10なのにあと5枚だけ追加。まあ、好きなアルバムのジャケットは何枚見ても飽きないし~(究極の引き籠もり一人遊びでし た)。

A Walk Across The Rooftops/Blue Nile


Song/It's Immaterial


Be Bop Moptop/Danny Wilson


Cupid & Psyche 85/Scritti Polliti


Tender Pervert/Momus
(20070509その2)


「音楽について」のトップページへ
 


よもやアルゼンチンの音響ロックに不意打ちを食らうなんて...Mono Fontana「Cribas」
ははは、長く音楽を聴き続けているとときどきこういう不意打ちを食らうからたまらんのです。数日前に買ったMono Fontanaという人の「Cribas」というアルバム、もっかどっぷりはまっています。これはきっと一生聞き続けるだろうな、もうびっくり仰天モノ・ フォンタナ(ノ_-。)。
このミュージシャンを知るきっかけになったのはMMです。『THE MUSIC MAGAZINE』2007年7月号P86~P87の小山守さんの記事。最近のMMときたら「特集=曽我部恵一とサニーディ・サービス」とか「特集=東京 スカパラダイスオーケストラ」とか、そんなことやってて、そんな人たちの音楽を聴いたこともないオレは「なんでこんなものに700円もの大金を払わねばな らぬのか...」と、ひじょうにつらい気持ちを抱えたままFLASH DISC RANCHであったりDisk Unionであったりレコファンであったりのカウンターに佇むわけですが(ちなみに今回Mono Fontanaと私を媒介してくれたMMの特集は「特集=ボブ・ディラン『ドント・ルック・バック』」でして、これまたオレが1枚もレコードを持っていな い人の特集ですがな...)、だがしかし、ここ最近のMM、神は細部(ってほど細部でもないが...)に宿っている。買って数日後にパラパラとめくってい てなんとなく気になる記事、とかにおれ的アタリ! が潜んでいたりするのです(「特集=ビョーク」の号でAqualungの「Memory Man」を知ったりとか)...、って()多すぎで読みにくいし今回はMMの話じゃないですから~。
なんも知らぬままMono Fontanaを体験してびっくりしちゃったわけですが、この人は「アルゼンチン音響派」というジャンルで語られているようです。そんな言葉は初めて聞き ました。こういうことは最近少なくなくて、自分ではロックだと思って聞いていたレコードがシンコー・ミュージックの「DISC GUIDE SERIES ♯26 emo」って本にけっこうたくさん紹介されていて「エモ!? ベンチがアホやから野球がでけへんのか? 東京乾電池か?」ってことになった り...Mono Fontanaの話です、今回は。小山さんの記事の中に「山本精一はフォンタナのことを『音を、いわゆる音楽という概念で捉えていない』と言っていたが、 まったく同感である」という一文がありますが、Mono Fontanaの音楽に触れた後にこの部分を読み返して、すごくすっきり理解できました。おれはおれのロック体験でしか語ることができませんが、なんとい うか、音楽的には全然似ていませんが、ジェフ・ベックがギターを音楽(楽曲)の構成要素として弾くのではなく、楽曲の中におけるギターという「音の出るも の」の鳴り方だけに集中して弾いているのと似ているような、そんな感じかなぁ...あっ、Mono Fontanaさんはこの「Cribas」というアルバムではおもにピアノを鳴らしています。
突然ふらりと夜の街頭に現れたビル・エヴァンスがなぜかそこにあったピアノを勝手気ままに弾き始めたがそれは聴衆を意識したバスキング的なものではなく もっと彼の中だけでいっちゃってる感じの演奏であり街ゆく人はその演奏を誰も気にとめないのであったという状況を収めた映像が再生されているのだがあいに く私のいる場所からは映像が見えず音だけが聞こえている、というような感じのアルバムだと思います、「Cribas」。生きているうちに聞いておいたほう がいいと思います。
ではでは。

Cribas/Mono Fontana
(20070601)


「音楽について」のトップページへ
 


ブラコンな日々に、そろそろお別れ
昨年の秋くらいからここんとこちょっとまえまで、なんだかえらくたくさんのブラコンのレコードを聞いてMP3ファイル化していました。ものごころついてか らずっ~と白物家電もとい白い系の音楽を聴き続けているオレですが、じつはある時期の黒物音楽だけには、ちょっと詳しいんですよ、って筋金入りのロイクの 人からすれば「舐めンじゃねぇぞ~!」ってな程度ですがぁ。
ブラコン。Black Contemporary Musicでしたっけ? アメリカのチャート誌のジャンル分けで、そんな名前がついていたような記憶があります。個人的にはアホくさいディスコてぃっくな ソウルのブームが一段落した後に流行り出した、クールな質感のソウル・ミュージックという印象で、私が好きなのは1980年代前半あたりのもの。ちょっと チープでぶっきらぼうなシンセサイザーが使われているやつがツボです。この時代ってシンセがものすごいスピードで進化していたらしいので、ほんの数年で音 楽の質感が変わっているんだよなぁ~。私が「いい感じ」と思っていたシンセの音を「あれま、ずいぶんゴージャスになってきたな...」と最初に気づいたの は、いま思い返すとJames Ingramの「It's Your Night」(1983)あたりだったような。その後ブラコンのシンセ音はどんどん煌びやか(うるせェ)になり、80年代後半になると、プリンス一家や P-Funk一家みたいに露悪的に「ブギュ~」と使用したもの以外はカンベンしてくださいよ~、って感じでした。けっきょく80年代前半のチープでクール なシンセ・サウンドは、白い系の知恵者(グリーン・ガートサイドとか、ロバート・パーマー...というか後年いろいろわかってくるとルパート・ハインと か、あるいはトーマス・ドルビーとか)がじょうずにすくいとっちゃったような気もしなくもなく、あっ、このへんのことはいつか、シンセサイザーの歴史その ものに詳しい知人に会ったときにでも、いろいろ教えてもらおうっと!
私が80年代前半のブラコンにだけちょっと詳しいのには、明確な理由があります。その当時、約1年くらい貸しレコード屋さんでアルバイトをしていたからで す。東京都町田市(東京都!)の小田急線町田駅近くの本町田団地循環バスの停留所の近くにあった「タイム」(「TIME」か「たいむ」だったかも?)とい う店。両隣がたしかクリーニング屋さんとヤマザキデイリーストアで、斜め向かいの「アリス」という喫茶店はアイスアメリカンとジャーマンコーヒーとカレー ライスとコッドローサンドがとてもおいしかったです。中華「三番」は、もうなかったと思う...。あっ、町田の貸しレコード屋さんというと世間では「耳が 聞こえなくなっちゃった歌姫」を擁するレコード会社のところが有名なのかもしれませんが、あれはどこにあったんだっけ? オレはJRの線路の向こう側の団 地の入口にあったプレハブの貸しレコード屋さん(「ヒットパレード」??)は、好きだったんだけど。
元関係者(ったって、バイト)が言うのもなんですが、「タイム」はなかなか営業努力のスバラシいお店でしたよ。とにかく輸入盤をたくさん扱っていて、私ゃ そこでブラコンの勉強をさせてもらったわけです、カネもらいながら。毎週何曜日の午前中だったか忘れたけど、店長さんがレコードを買い出しにいく日があっ て、その日の午後の町田には、数時間前に六本木ウィナーズ(航空便で日本最速に輸入盤が届く店。当時の六本木のディスコのDJさん御用達だったらし い....)で店頭に並んだばかりの新譜が鳴り響いておりました。その方面には疎い、あまり店員として使えない私ではありましたが、でもいろいろ鳴り響い てりゃ、まあ、少しは覚えるし、いくつか好きなものも出てくるってもんです。
バイトを辞めた後も「タイム」にはちょくちょく顔を出し、ネクタイを締める身分になったおかげで若干厚くなった財布(聖徳太子がいたりいなかったり程度) を開き、流行りモノとしての役目を終えたレンタル落ちの中古盤をごそごそと買い込んでおりました。冒頭に書いた「MP3ファイル化した、なんだかえらくた くさんのブラコンのレコード」っていうのは、その頃の中古番買いのさいにも買い損ねちゃった、店でかかってはいたけどちゃんとは聞いたことのなかったも の、およびその関連がほとんどであります。「タイム」が閉店しちゃったのは、いつだったっけなぁ(遠い目...)、1986年頃!?
いまごろになって過去の記憶を頼りにレコード屋さんの「ソウル・ファンクコーナー」(この名前のところによくある)を軒並み見てまわる日がくるなんて、思 いもしなかったです。と言いつつ、しょせん「タイム」でのにわか知識しか持っていない私は、めぼしいモノをもうほとんど発見してしまい、そろそろブラコン な日々からお別れしかかっていますが...。当時、「かなり最速」であった「タイム」の品揃えは、でもしかし決して「かなり珍品」ではなかったことも、レ コード屋さんまわりの過程でわかりました。だいたい、500円~1500円で手に入るんだな、盤質とか気にしなければ(気にしろよ!)。
ブラコンは90年あたりには廃れて、以後の黒物は「R&B」なんでしたっけ? 私の現在のiTunesでのジャンル分けでは、めんどくさいので、 黒物は全部「R&B」です。Otis ReddingもSly & The Family StoneもGil Scott-HeronもOhio PlayersもWarもAverage White BandもVan McCoyもBrothers JohnsonもQuincy JonesもShotgunもNiteflyteもAndre CymoneもSadeもPublic EnemyもDe La SoulもRandy CrawfordもTerence Trent D'ArbyもCaron WheelerもJamaica BoysもMC SolaarもSealもArrested DevelopmentもTLCもCypress HillもJamiroquaiもMe'shell NdegeocelloもMisty OldlandもChantay SavageもBusta RhymesもPuff Daddy & The FamilyもMoodymannもCraig DavidもKanye WestもLupe Fiascoも、みんな「R&B」...(そんなことでいいのか!?)。
ということで、2000年代も後半になってブラコンな日々を送ったことの記録として、とびっきりチープでクールなブラコンを何枚か...。

「Second To Nunn」/Bobby Nunn (1982)
「She's Just A Groupie」のぺらぺらなシンセの音、かっこいいです!

「In The Heat Of The Night」/Imagination (1982)
たしか英国産のブラコン。ベースの音とファルセットヴォイスが、いいなぁ。

「Too Tough」/Angela Bofill (1983)
ブラコンの歌姫になったアンジェラも、なかなかいいです、う~あう。

「Pump The Nation」/Attitude (1983)
今回のブラコン巡業で発見した逸品! 音はまるっきりThe Systemの1st、2ndの世界で、みごとにはまりました。

「Live And Let Live」/Aurra (1983)
こういう言い方もなんですが、ブラコンにしてはかなり重めでファンキー。

「Would You Like To Fly」/Ingram (1983)
ちょっとフュージョンぽいブラコン。きっとすごく無名な人たちだと思います~。

「Kashif」/Kashif (1983)
軽くて薄くて、聞いていて気持ちいいです。「タイム」の飾り棚でも光ってました。

「Glasses」/Ozone (1983)
「Strutt My Thang」の捻れ具合といやらしいカッティングがクセになりました。

「Choice」/Central Line (1984)
これも英国ブラコンのはず。音はけっこうストイックな感じ。

「Just The Way You Like it」/S.O.S. Band (1984)
べつにブラコンで括らなくても、かっこいい~です。そろそろ音がチープでなくなってきてます。

「Have A Good Time」/Valentine Brothers (1984)
1stの曲をミック・ハックネルがかっこよく歌っていた兄弟の2ndで、これもグ~(最近よく見るおばさん芸人風)。

「Windjammer II」/Windjammer (1984)
なんだかシャカタクみたいでへにょへにょなんだけど、「Tossing And Turning」って曲がクセになります。

「Mazarati」/Mazarati (1986)
プラコンっていうよりブラックロックな、プリンス一家の徒花。これを閉店間際の「タイム」で買った記憶があるので、最後に入れておきました(あくまで記憶...)。
ではでは。
(20080124)


「音楽について」のトップページへ
 


CD...!? もう音源ファイルでいいかも
え~と、またずいぶんあいだがあいてしまいましたがあいかわらず好きな音楽を聞くくらいしか楽しいことのない日々を送っていまして嫌いな音楽はあいかわらず聞くに堪えないです、とくに日本の音楽は歌詞の意味とかがすぐにわかっちゃうから耐え難い...。
2010年の5月ももう終わります。この週末はついているテレビ(見ているっていうか、最近はたいがいTumblrのハート“Like”マークつけながら 流してる)から「でぃがでぃんでぃん」と神経を逆なでされる声が何度も何度も何度も聞こえてきて...こういうの、メディアレイプっていうんじゃないの?  ...でっ、いま調べてみたら...、
“このシングルはNTTドコモの新キャンペーン「ひとりと、ひとつ。walk with you」のCMソング。今回のCMはいつも近くにいる存在として携帯電話の役割をアピールする内容で、カエラは堀北真希演じる女性の“携帯電話役”として CMにも出演する。「Ring a Ding Dong」は渡邊忍(ASPARAGUS)が作曲を担当。作詞は渡邊とカエラの共作となっており、タイトルには「ちょっと魔法の言葉みたいな、テンション の上がるハッピーな言葉になればいいな」という彼女の気持ちが込められている。”
http://natalie.mu/music/news/31632
ハッピーどころか携帯電話会社をマジで換えようという気になってます。ついでに昨晩はやはりTumblrやりながら「そろそろ日本人選手を覚えておかないと...」とサッカーをつけていたら、ここでも魂が捩れそうな音楽...、ええ調べてみますとも!
“Superflyの新曲「タマシイレボリューション」が、2010年のNHKサッカーテーマ曲に決定。早速昨日 NHKで放送されたサッカー親善試合「日本対イングランド」でOAされ、注目を集めている。”
http://news.music.biglobe.ne.jp/201005/article_77.html
注目...。とにかくオレは自分が日本に暮らしているんだろうと思ってはいますが、じつはここは日本ではなく北朝鮮/朝鮮民主主義人民共和国なんじゃないか、という疑いも少なからず抱きつつ今日も平穏に過せそうです。
でも、まあそんなことはどうでもいいんだ。物心ついた頃からヨノナカの状況はずっと一緒、いま不快に感じている音楽が流れなくなっても、どうせその後にはまた、さらに不快な音楽がどこかから流れてくるに決まってるんだから、いいんだ。
あっ、愚痴を書きたくてひさしぶりにしちめんどうくさいHTMLやろうとしたんじゃなかった。じつはしばらくまえにBon Iverというシンガーの歌っている「Come Talk To Me」をTumblrで聴きまして、そんで、えろう気に入りまして、そんで、さっそくアマゾりましたが、Bon Iverのアルバムはすぐに出てきたんやが(即1枚購入)、当該曲が入っているものは見つからず、それでもう少しネット上で探してはみたもののよくわから ず、そうこうしているうちにあるサイトでその曲の音源がダウンロードできてしまい、オレは「まあ、もうこれでええわ」と、それ以上「Come Talk To Me」を収録したCD(だかアナログディスクだか)を探すことを止めてiTunesに放り込んで愛聴しているんや、とそのことを書き記しておきたかったの です。なぜ一部関西弁になってしまったのかは自分でもよくわかりませぇへんのやで。
そのむかし、友人からレコードを借りてテープにダビったりしていたころから、好きになった音楽は(新譜、あるいは中古ででも)メディアを自分で買って所有 するようにしてきました。そうすることが「自分の好きになった音楽」であることの証、みたいな感覚で。貸しレコード屋、レンタルCDショップ、「自分で CD-ROMが焼けちゃう~CCCD騒動」の時代になっても、iTunes Storeをときどきは使うようになっても、ずっと。本気で好きになれば、プレミアのついたCDシングルに入っている未発表曲1曲のためにでも、おカネを 払って音源入りメディアを自分の手元に置いてきました。ジャケットのためだけ、なんてことも珍しくなかった。だけど今回初めて「まあ、もうこれでええわ」 と思いました。オレ的にはこれは、重大な事件です。
ここ数ヶ月ちょっと忙しくて、その間に買ったCDは本棚にズドンと積んでありました。週末、ひさびさにそれらをCD棚に移動しようとして、あっ、整理して 並べてはあるのだけど、新しいのを古いのと並べようとして、どこにどれを、とちょっと迷いました。同時に、CDってめんどくせぇなぁ、ケースも知らぬ間に 汚れてて、うわぁ...、とも。重大事件です!
もともとラジカセで音楽を聞いて大人になり、オーディオなんて全然気にしない性格。アナログもCDも、何盤だとかリマスター云々なんてことにはあまり興味 がなかったので、まあ、いずれこうなる運命だったのか? 今後もCDは買うでしょうが、しかし1度「まあ、もうこれでええわ」と思ってしまった以上、今後 は「音源だけ所有している好きな音楽」ってのが増えていくんだろうなぁ...。今晩、現在8万0881曲入っている外付けHD、最新にアップデートして寝 ようっと。

「Flume / Come Talk To Me」/Bon Iver (1982)

ではでは。
(20100531)


「音楽について」のトップページへ
 


JamiroquaiのカップヌードルCMが悲しい
ちょっとまえ、最近おもしろがってるTumblrのダッシュボードに、
"ジャミロクアイのカップヌードルのCM見て、そこはかとなく、言いようもない悲しみに襲われた。" Twitter / 津田大介 (via handa)
というのが流れてきて、激しく反応してreblogしたのですが...。
このQuoteは「ほっかの~じゃや~よぉ~~ カップヌードルがいいYo~~ 」っていう「Virtual Insanity」の替え歌についてでしょう。くだんのCMがCGなのかどうかはどうでもいいし、また津田さんというとオレ的には2004年に買った「誰 が『音楽』を殺すのか?」(翔泳社刊)の著者だなぁという気分なんですが、それもまあどうでもよくて...と、mmm、あいかわらずいつまで経っても話の 枕が長くてなかなか自分の本当に書きたいことがかけなくてきっとオレは一生話の枕のような人生を送って無為に死んでいくんじゃないだろうかと思ったりもし て...、あっ、こういうこと書いているほどヒマでもなかったんだ、今日は。
よく調べず乱暴に書いちゃいますが、津田さんが「悲しみに襲われた」原因は、作者っうか著作権保有者(ジェイ・ケイ)が「Virtual Insanity」を「自分のもの」だと思って勝手に色つけちゃったからだと思います。これに似た感覚で、オレがむかしからずっと思っていることを、 ちょっとだけ書いておきたくなった。
たとえばあるミュージシャンがある音楽を世の中に発表して、後年インタビューとかで「あの曲にはこんな思いが込められていた」「あの曲の歌詞はこんな意味 だった」「あの曲は好きだけどあの曲は嫌い」みたいな話をしたとする。そういうのに触れると、オレはときどき「あなた、たかが作者っていうだけの分際で、 なんであなたがオレの好きなものに勝手に色づけしますかね!」と思ったりする。あるいは、あるミュージシャンがライヴでオレの好きな曲を演奏したとして、 オレはときどき「あなた、オレの好きな曲を、勝手に違うようにプレイして楽しむんじゃありません!」と。
たとえば「I Love You」っていう言葉を含んだ音楽(ときには歌詞だったり声だったり音だったり)が世の中にCDなり音源ファイルなりの“定番”として放り出されて、それ をどこかで誰かが好きになったとして、そのときの「I」や「You」は受けとった側のものとして開放されていてほしいのです。そこに制約を課したり、ある いは意図的に増幅させたりするような作者の姿勢は、オレは好きじゃないんです。「あなた、戸籍とかそういうのではいまだにその曲をつくったのと同一人物と されているだろうけれど、でももうあのころの爪も髪も別物になってるだろうに...」とか言ってやりたくなることも、過去にしばしば。ましてや受けとった 側に断りもなく、ラ~メンのCM曲に替え歌しちゃうなんて、言語道断! 1度世の中に出ちゃった音楽は、作者じゃなくみんなのものなんです!!
とつらつら書きながら「そうとう乱暴だなぁ」とも思っているんですが、まあいいや、今日は。そもそも“定番”の音楽ってなによ? リミックスやリマスター されたものは“定番”でいいの? とか書き出したらきりがないのですが、でもまあそんなのも「話の後枕」みたいなもんだと割り切って乱暴なまま終わり。オ レの人生はもうそう長くもないので、枕はなるべくいらんのです。
あっ、それで、なんで急にこんなことを書きたくなったのかといいますと、これから別部屋にいちおうオレが作者とされているものについてインタビューされて いるわけでもないのに勝手に少ししゃべりたくなって、それが、ものすごく気が重いからなのでした。書きたいことはあのなかに全部書いたはずなんだから、あ とで付け足すことなんてなにもないんですよ~、って思いつつも諸般の事情でちょっと書きたいことが出てきちゃって...。あっ、でも...あっ、まあ、も うこういうときは自虐的な後々枕もなしで、これで終わり!
ではでは。
(20100629)


「音楽について」のトップページへ
 
 

自己紹介

自分の写真
yoichijerryは当ブログ主宰者(個人)がなにかおもしろそうなことをやってみるときの屋号みたいなものです。 http://www.facebook.com/Witchenkare